♡羨ましくなるシニアのほのぼのロマンス映画♡『素敵なウソの恋まじない』のこぼれ話~あれやこれや~

心が温まるこの映画『素敵なウソの恋まじない』は、イギリスの ロアルド・ダールの児童向け小説「ことっとスタート」が原作です。

そのほか、気になるのは、映画のあれ これ をまとめてみました^^

 

※映画『素敵なウソの恋まじない』の ネタバレなしのあらすじ ⇒コチラ

 

■『素敵なウソの恋まじない』の原作者ロアルド・ダール(Roald Dahl)について

ロアルド・ダール(1916年9月13日~1990年11月23日)は、イギリス生まれの小説家であり脚本家です。

『素敵なウソの恋まじない』の元となった本は1989年の「Esio Trot」で、映画の原題はROALD DAHL’S ESIO TROT。

ところで、ESIO TROTは一体何語だろうと思いますよね?

カメは、tortoise で、 この単語を後ろから読むと、esio trot 。

はい、これがタイトルなのです(笑)

これは映画の中で、ホッピーさんの教えるおまじないもそうなのです。


そして、日本では、1997年に訳されて出版されますが、そのタイトルは「恋のまじない、ヨンサメカ」(訳 久山太市)。

その後、2006年には、「ことっとスタート」(訳 柳瀬尚紀)。


そして、ジョニー・デップ主演の映画、チャーリーとチョコレート工場も、ロアルド・ダールの本が原作です。


1988年の「マチルダはちいさな大天才」は、2008年にイギリスで舞台化され、「ハリー・ポッターと賢者の石」が出版される前は、イギリスで児童書部門の売り上げ1位という記録がある。

「マチルダはちいさな大天才」は英語でも読んでみたいなと思います^^

■映画と小説との違い

①映画の中では、ホッピーさんがカメを少しずつ大きなものにこっそりすり替えていましたが、シルバーさんはホッピーさんがしていたと知るのは映画だけの話で、小説では知らないまま。


②映画『素敵なウソの恋まじない』にはプリングルさんという恋敵が登場しますが、これは映画だけの話。
小説には出てきません。

■映画の中でカメがよく動いているような・・

ダスティン・ホフマンは暑がりのため、エアコンを好むそうです。
ですが、寒いとカメが動かなくなるからこの映画ではエアコンを使わなかったそうです。

ダスティン・ホフマンさん、撮影の時、とても大変だったと思います。
お疲れ様でした~!

そうそう、この映画の中で、カメは <tortoise> ですが、<turtle>も耳にすると思います。

お洋服のタートルネック(turtle neck)は、カメが甲羅から首を出している様子に似ているからですが、タートルネックはアメリカ英語のため、イギリスでは通じません。
イギリスでは、ポロネック(polo neck)となります。

なので、単純に、<turtle>はアメリカ英語で、イギリスの小説家が<tortoise>と使っているから、イギリス映画の違いかと片付けてしまいそうでした。  

でも実は、アメリカ英語とイギリス英語ではないのです。

英語の定義としては、カメを一般に<turtle>と言い、そのうちのリクガメが<tortoise>になるそうです。

なので、この映画の中のカメはリクガメで<tortoise>となります。

 

■映画の中では何匹のカメが使われたと思いますか?

この映画には、なんと76匹の本物のカメが使われたようです。

考えただけでちょっと・・という感じですが、カメ好きにはたまらない !?

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ことっとスタート

次も、<人生の先輩方の恋愛> つながりで 記事を書く予定で~す^^