映画『イエスマン“YES”は人生のパスワード』は、実際の出来事に基づく作品だった!<ネタバレ注意>

2008年にアメリカで制作されたコメディ映画『イエスマン“YES”は人生のパスワード』には 実は原作があるって知っていましたか?

答えは「YES!」の方は読み飛ばしていただいて、「NO!」の方はぜひ読んでみてくださいね。

そのほか映画のことについての こぼれ話など あれやこれやと綴っています。

 

※映画のあらすじ・キャストはコチラ

 

■映画『イエスマン “YES”は人生のパスワード』の原作者は誰?

『イエスマン “YES”は人生のパスワード』は2008年にアメリカで製作されましたが、原作本は2005年にイギリス人のダニー・ウォレスが自分の経験をもとに執筆したもの。

原作のタイトルは、映画の原題と同じ、『Yes Man』。

ダニー・ウォレスは、当時ロンドンは、ラジオプロデューサー。
1年の間すべてに「YES」と答えたらどうなるか・・・

これを彼は日常生活はもちろん、仕事上で「YES」。
車を買わない?と言われても 「YES」だったそうです。

こうしたことを1年間実践した結果が『Yes Man』という本。

なかなか真似できませんね。

ただ、映画 同様、なんでも「YES」ということを勧めているわけではありません。
「YES」とういうことによって、新しくチャレンジしていく勇気が持てそうですね。


ハリウッドから電話が来て、映画化されてくれないか と聞かれたそうです。
そのときの「YES」が一番簡単な 「YES」だったとか。


実は、この映画の中に、ダニー・ウォレス本人が登場しています。

映画の後半のバーでのピーターとルーシーのウエディングシャワーのくだりで、カールの友達とカールの隣のご婦人が怪しげな雰囲気で消えていくところ。

そのときに、バーカウンターで座っている男性で、頭髪がちょっと盛ってあるその人でです。

チェックしてみてくださいね^^

■カール見ていたDVDは何?

カール(ジム・キャリー)が映画の中で観ていたのは「ソウ」という2004年に日本でも公開されたアメリカのサイコスリラー映画です。

そのDVDの場面には、ケイリー・エルウィスが出ているのですが、彼とは映画「ライヤー・ライヤー」(1997年)で共演しています。

 

■バンジージャンプしたのは、ジム・キャリー本人って本当?

はい、本当です。
当初スタントマンがいたのですが、ジム・キャリーが自分がバンジージャンプをすると言い出したのでした。

保険のこともありますし、もし何かあったら映画作製に支障をきたしてしまうため、このシーンは最後の撮影されたのでした。

彼は、たった1度のバンジージャンプのみ。

8台のカメラで撮影されたのでした。

もちろん、彼は無傷。

 

■ジム・キャリーはこの映画の中でケガをした!?


実はジム・キャリー本人はこの映画の中で肋骨を3本折るというケガをしています。

映画の前半のバーのシーンで、カールが勢いよくウェイトレスにぶつかるシーンです。

こういうことを知ってから映画を観ると、ジム・キャリーがぶつかって倒れてから、次のカットに行くまでの時間がなんだか長く感じられるような気がしました。

ケガをしたときのカットが採用されたどうかはわかりませんが・・

 

■映画のギャラにまつわる話

ジム・キャリーは、この映画については、出演料の前払いを辞退し、映画の利益の36.2パーセントを受け取っています。


映画は大ヒットしていますので、いい選択だったのでしょう。

 

■映画の撮影中も 「YES!」といっていたジム・キャリー

彼は映画の撮影中、韓国語で話すシーンのために韓国語も学び、ギターを弾くことも習ったそうです。
韓国語もすらすらでしたし、ギターも上手でした。

ただ、映画の最後に ローラーブレードをしているシーンがありますが、さすがにそれは断ったそうです。

 

■ジム・キャリーと誕生日が一緒の出演者はだ~れ?

ジム・キャリーの誕生日は1月17日で、ズーイー・デシャネルも同じ1月17日。

ただし、ジム・キャリーは1962年生まれで、ズーイー・デシャネルは1980年。

これも何かのご縁ですね~

 

■映画に出てきた公園

セミナー会場を出て、ホームレスの男性を乗せて向かった先は、ロサンゼルスエリシアン公園です。

映画では、夜のエリシアン公園でしたので、真っ暗で人気がないので怖い感じがするほどでしたが、この公園は、ロサンゼルスで最も古い公園です。

ここからはドジャースタジアムやダウンタウンL.A、ハリウッドヒルズやバリーを一望することができるようです。

それかから、ジョギングしているのは グリフィス・パークです。
こちらもロサンゼルスにある公園。

グリフィスパークは全米で10番目に大きい市営公園で北米で最も大きい都市型公園だそうです。

元々は、。元はウェールズ出身のグリフィス氏のの私有地。
1896年にロサンゼルスに土地の一部を寄附したのをきっかけに今の公園の広さになったようです。

ここには、映画では、屋根がドーム型の建物が見えますが、ここは、グリフィス天文台です。

この天文台の前で撮影されましたが、ジェームス・ディーン主演の映画『理由なき反抗』でも使われた場所。

ロサンゼルスへ行ったときはここから夜景を楽しんでくださいね。

私は、20年前ほど ロサンゼルスの街全体の夜景を観ようと、 ここに行ったことを、今思い出しました(苦笑)

道も混んでいて、人が多かった記憶がよみがえりました。

 

さて、みなさんは この映画を観て元気を取り戻せましたか?

もちろん 「YES!」 と答える 映画案内人 もすりん でした(^^)