こんにちは 映画案内人 もすりんです。
これで人生が変わるかも・・とドキドキワクワクしながら何度も繰り返し観た映画『ザ・シークレット』(笑)
今日紹介するのは、『ザ・シークレット』にも出演していた、ジェームズ・アーサー・レイについてのドキュメンタリー映画。
自己啓発セミナーに大金をつぎ込みつづけている方は、ハッと気づくこともあるかもしれません。
■映画『ジェームズ・アーサー・レイの導き』のネタバレなしのあらすじ
自己啓発セミナーの参加者3名が死亡、過失致死罪で有罪になった
スピリチュアル界のグル的指導者の生涯を振り返り、
自己啓発の意義を模索するドキュメンタリー。(Netflix)
<映画情報>
製作国:2016年 アメリカ
上映時間:93分
原題:Enlighten Us
監督:ジェニー・カーチマン
■映画『ジェームズ・アーサー・レイの導き』の登場人物/キャスト
【ジェームズ・アーサー・レイ】
ジェームズ・アーサー・レイ(James Arthur Ray)本人
1957年11月22日 (年齢 61歳)
James Arthur Rayは、リーダーシップとパフォーマンスのアドバイザーであり、ライフコーチであり、3人の死の直接の責任があり、
重罪過失による殺人で有罪判決を受けた著者です。(Wikipedia)
■映画『ジェームズ・アーサー・レイの導き』の感想
ジェームズの本人と親や兄弟、そして、セミナー参加者のインタビューによる
ドキュメンタリー作品です。
『ザ・シークレット』に出ていたとき、「うぁ、この人、かっこいい♡」と
思った人も多いと思います。
それが、今回出演しているジェームズ・アーサー・レイ です。
彼のドキュメンタリー映画ですが、事件が起こり、逮捕されたあとの彼の容貌。
こんなに変わるんですね・・というのが、最初の感想。
ジェームズ・アーサー・レイによって、人生が変わったという人は、事件後も、彼をあがめ続け、彼のセミナーに参加。
もちろん、事件を知ってから、自己啓発のセミナーからきっぱり卒業できた人も。
ジェームズ・アーサー・レイ本人は、事件があったあとも、引き続きセミナーを開催している。
ただ、彼からの亡くなった人も出た事件に対する彼の言葉を聞いて、「え!?」と驚きました。
そういう彼だからこそ、事件後も セミナーを開催できたのでしょう。
私は、彼の事件に対しての言葉に、とてもがっかりしましたが、それでもセミナーに参加している人もいるのですから、感じ方は人それぞれ。
この部分は、実際に映画を観て、彼の表情をも含めて聞いてほしいなと思います。
高額な自己啓発セミナーについて今一度考えてみる機会になる映画です。
■映画『ジェームズ・アーサー・レイの導き』のタイトル評
このタイトルは、ジェームズ・アーサー・レイが 【どこかいい方向へ】と導いてくれる映画なのでは?と誤解しそうですが、そうではないです。(キッパリ!!)
あくまでもドキュメンタリー映画として、
・ジェームズ・アーサー・レイ本人
・彼を批判する立場
・彼を賞賛しつづける立場の人
・家族
などから描かれています。
このドキュメンタリー映画は、こういった情報を提供してくれたうえで、
『さて、あなたはどう感じる?』と問いかけてくる。
原題の『Enlighten Us』の直訳は、 『自己啓発』ですが、邦題では『ジェームズ・アーサー・レイの導き』。
ジェームズ・アーサー・レイは一体どこへ導こうとしているのか・・・ という皮肉も込めれれたタイトルのような気もする。
そうだとしたら、なかなかなタイトルの付け方ではないででしょうか・・・。
それでは、また次回~