【女性の心理を知るにはこの映画!】『ハート・オブ・ウーマン』のこぼれ話~あれやこれや~

こんにちは、映画案内人 もすりん です。

映画「ハート・オブ・ウーマン(原題:What women want)」について調べたことをまとめてみました^^

 

※「ハート・オブ・ウーマン」の<ネタバレなし>のあらすじ⇒コチラ

 

■映画「ハート・オブ・ウーマン」の監督ナンシー・マイヤーズ は脚本も

この「ハート・オブ・ウーマン」は、

監督:ナンシー・マイヤーズ
脚本:ナンシー・マイヤーズ/ジョシュ・ゴールドスミス
製作:ナンシー・マイヤーズ

というように、ナンシー・マイヤーズ(Nancy Jane Meyer)が 監督・脚本・製作に携わっています。

まさに、女性目線での映画^^

そのせいか、映画の中で女性が言っているセリフを聞いて、そうそう!と感じます(笑)

そのほか、ナンシー・マイヤーズ監督の映画では、

「ホリデイ (原題The Holiday)」
「恋するベーカリー (原題:It’s Complicated)」 
「マイ・インターン(原題:The Intern )」

などもあり、お気に入りの映画ばかりなのです。

同じ監督に作品だったとは・・・
再度 映画を観てボチボチ書いていこうと思います^^

■ヘレン・ハントにうっとり♡♡

この映画「ハート・オブ・ウーマン」を観ているときに、ヘレン・ハントの美しさに見とれていながらも、どの映画でこの女優さんを見たんだろうと思い出そうとしていた私。

アラフィフ世代のせいか、以前に観た ヘレン・ハントが出ている映画のタイトル や どういう役だったかも、さっぱり思い出せず。

自力で思い出すことをあきらめて調べることに・・


ヘレン・ハントは、1997年に製作された「恋愛小説家(原題: As Good as It Gets)」のシングルマザー役のキャロルでした。(わかってスッキリ!)

役柄もありますが、2000年の「ハート・オブ・ウーマン」の方が、より女性っぽくなっているように思いました。

「恋愛小説家」のキャロル役のヘレンは、アカデミー主演女優賞と主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞しています。

現在は女優の他、監督、脚本家としても活躍中。

ヘレン・ハントは若い時のメリル・ストリープを彷彿させます^^
決して 目立つタイプではないけれど、静かにふわーっとした柔らかな雰囲気が大好きです。

■ダーシーのオフィスに飾ってある写真は?

ニックがダーシーのオフィスに行き、壁に飾られている写真を見ていると、
ダーシーは、「これは全部マーガレット・ホワイトのなんだけれど・・」とニックには わからないだろうと踏んでいた。
だけれど、ダーシーの心の声を読み取り、さも知っていたように「マーガレット・ホワイト?」と聞くので、ダーシーに驚かれています。

 

調べたところ、お名前はマーガレット・バーク=ホワイト(Margaret Bourke-White)。(1940年6月14日~1971年8月27日)

ニューヨーク生まれの女性写真家で女性報道写真家で、戦場カメラマンの草分け的な存在の方で、日本でも展覧会が開催されたこともあるそうです。

■この映画には、本物のナイキの広告担当者が出ている!?

映画の後半になると、ニックがナイキの女性部門の広告担当者の前でプレゼンするのですが、そのときにナイキのスタッフとして座っている人たちは 本当のナイキの広告担当者だそうです。

う~ん、はにかむこともなく、もじもじすることもなく。。すごいです。

わたしなら、モジモジしそうな・・

「大丈夫! テレビにも映画に出ることもないから、そんな心配は無用!」と心の声が聞こえました。
そうそう、確かにそうよね、 おっしゃる通り(笑)

■2019年には「ハート・オブ・ウーマン」のリメイク版も!

2000年に公開された映画『ハート・オブ・ウーマン』をリメイクした作品で、2019年に制作された映画に「What Men Want」があります。

リメイクした映画の上映によって、前の映画も注目されて思い出してもらえますので、映画ファンとしては、とっても嬉しいです^^

 

映画に「What Men Want」について

『ワット・メン・ウォント』(原題:What Men Want)は2019年に公開されたアメリカ合衆国のロマンティック・コメディ映画である。監督はアダム・シャンクマン、主演はタラジ・P・ヘンソンが務めた。本作は2000年に公開された映画『ハート・オブ・ウーマン』をリメイクした作品である。

アリソン・デイヴィス(アリ)はスポーツ選手の代理人として活躍していたが、代理人業界は男社会であり、女性であるという理由で見下されることもしばしばあった。着実に成果を出し、好待遇のポストを得ていたアリだったが、それだけは悩みの種として残り続けていた。そんなある日、アリは男性の心の声が聞こえるようになった。最初は気味悪く思っていたアリだったが、徐々に「この能力を使えば男たちを出し抜けるのではないか」と考えるようになった。そして、アリは有名バスケットボール選手の代理人になるべく、交渉の場で特殊能力を駆使していった。

男性の心の声が聞こえるという特殊能力は仕事面では大いに役立つものであった。ところが、アリが恋人を作ろうとした途端、その能力が却って足枷になってしまうのだった。(~Wikipedia~)

邦題未定とのことですが、いつ観られるのか楽しみにすることにします。

■ダーシーという名前について

この映画で、ヘレン・ハントは ダーシー・マグワイヤーという名前の役。

私は、ジェーン・オースティン原作の「Pride and Prejudice」の映画が大好きで、映画を何回も見て、小説も読み、洋書も手に入れたほど(笑)
(ただ、洋書は眠くなるので少~しずつ読んでいます。)

映画「Pride and Prejudice」については、書きたいことがいっぱいあすぎて、なかななかまとまらないですが、折をみて書いていく予定です。

で、話は戻って、「Pride and Prejudice(訳題:「高慢と偏見」「自負と偏見」など)」 では、主人公のエリザベスの相手役の男性はダーシーで、
ファミリーネームとしてのダーシーです。

そして、「ハート・オブ・ウーマン」では、ファーストネームとしてのダーシーなのでした。

「ダーシー」という名前は、ファーストネームにもファミリーネームにも使えることを知りましたが、それって珍しいのではと思いました。
日本の苗字で名前にも使えるのって、あんまりないですからね。

それで、映画「ハート・オブ・ウーマン」では、<ダーシーという名前>の他、<過度な プライド>や<相手に対する偏見>というキーワードが浮かび上がってきます。

それって、映画「Pride and Prejudice」と同じだと思うのです。

映画「ハート・オブ・ウーマン」も、ジェーン・オースティン原作本の影響を受けているのではと感じています。

 

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