こんにちは 映画案内人 もすりんです。
映画『鑑定士と顔のない依頼人』は、知り合いにミステリー映画で面白い映画ないと聞かれて答えた映画の1本です。
ですが、何人から、すでに勧められていた映画でした(笑)
まだ、観ていないのでしたら、あらすじなど読まずに、観ることを強くお勧めします。
■映画『鑑定士と顔のない依頼人』のネタバレなしのあらすじ
ヴァージル(ジェフリー・ラッシュ)は美術鑑定士として成功を収めていた。だが、女性と接するのが非常に苦手で、女性を目の前にすると気分が悪くなる為隠し部屋に大量の女性の肖像画を飾り鑑賞するという奇妙な性癖を持っていた。ヴァージルは女性の肖像画は自身が開催するオークションでビリー(ドナルド・サザーランド)と共謀し、格安で落札していたのだった。ビリーはかつては画家を目指していたのだが、ヴァージルに才能がないと一蹴され、諦めていた。
ある日ヴァージルのもとに、電話を通じて依頼が入る。依頼内容は両親が死去したので、両親が収集していた美術品を競売にかけて欲しいというものだった。依頼人の邸宅には確かに様々な美術品が置いてあったが、当の依頼人であるクレア(シルヴィア・フークス)自身は姿を表さなかった。何度か足を運ぶと依頼人のクレアは隠し部屋に引きこもっていることが分かった。Wikipedia
<映画情報>
製作国:2013年 イタリア
上映時間:124分
原題:La migliore offerta /英題:The Best Offer
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
■登場人物/キャスト
【ヴァージル・オールドマン】
ヴァージルには、オーストラリア生まれのジェフリー・ラッシュ(Geoffrey Rush)。
※ジェフリー・ラッシュは、『英国王のスピーチ』でジョージ6世の吃音症のために治療するライオネル・ローグ の役として出演し、英国アカデミー賞の助演男優賞も受賞しています。
また、大学では、俳優のメル・ギブソンとルームメイトだったそうです。
【クレア・イベットソン】
クレア・イベットソンとして演じているのは、オランダの女優のシルヴィア・フークス(Sylvia Hoeks)。
【ロバート】
機械関係にはとっても強いロバートには、イギリスの俳優ジム・スタージェス(Jim Sturgess)。
※ジム・スタージェスは、『ワン・デイ 23年のラブストーリー』の映画にも出演しています。
この映画をみると悲しくなるので、なかなかもう一度見るに至っていませんが、せつないラブストーリーが好きな人にはお勧めな映画です。
【ビリー・ホイッスラー】
ヴァージルと組んでいたビリーはもともと画家。
ヴァージルに才能がないと言われているため、画家として志すことをあきらめ、オークションでは、ヴァージルと組んで格安で落札していた。
ビリーの役には、カナダ出身の俳優 ドナルド・サザーランド(Donald Sutherland)。
どこかで見たことがある・・と思っていて思い出せなかったのですが、私の大好きな映画の2005年の『プライドと偏見』ベネット家のパパでした。(これですっきり~)
【フレッド】
イベットソンの家に出入りしている使用人のフレッド。
フレッドの役にはイギリスの俳優のフィリップ・ジャクソン(Philip Jackson)。
アガサクリスティーが原作のテレビドラマ『名探偵ポワロ』のジャップ警部。
フレッドが、ジャップ警部というのはすぐわかりました~
■映画『鑑定士と顔のない依頼人』のタイトル評
私は、『鑑定士と顔のない依頼人』のタイトルを目にしたときい、「顔のない」 が 首が無い? と考えてしまい、幽霊の話なのかと思っていたので、観るのを躊躇していました(笑)
映画を観ると、「顔のない」 という意味がわかってきますが、私みたいにへんな風に誤解してしまう人もいるかもなので、邦題のタイトルはいまいちかなと思っています。
原題はThe Best Offer 。
ヴァージルが結婚して30年の秘書のランバートに「女との暮らしとはなんだ?」と聞きます。
それに対してランバートは「競売に似ています。最上の出品物なのか」と。
このときに Best Offer という英語が使われていますので、ここの部分がタイトルになっているようです。
女性の立場からしても、男性は「競売に似ています。最上の出品物なのか」言いたいですよね(笑)
次のプチ解説で『鑑定士と顔のない依頼人』についていろいろと書いています。
映画おすすめ度:💛💛💛💛💛
・『鑑定士と顔のない依頼人』のプチ解説PartⅠ
・『鑑定士と顔のない依頼人』のプチ解説PartⅡ
【参考】
💛💛💛💛💛・・ 最高!!
💛💛💛💛・・・ GOOD!
💛💛💛・・・・・まあまあ普通