【想像以上に面白い映画】『パパVS新しいパパ』の あらすじ ・キャスト・感想・タイトル評価<ネタバレ注意>

こんにちは 映画案内人 もすりんです。

今日の映画は家族一緒に観られる映画のご紹介です。

『パパVS新しいパパ』は、日本の劇場未公開作品です、2016年にDVDは発売されています。

続編の『パパVS新しいパパ2』も2017年にアメリカで公開されています。

このブログでは、1作目の『パパVS新しいパパ』について書いています。

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■映画『パパVS新しいパパ』のネタバレなしのあらすじ

ラジオ局の重役として働くブラッドは、二人の子どもがいるサラという女性と結婚。

子どもたちからは 「パパ」とはなかなか認められずに「おじさん」「ブラッド」と呼ばれるが、いつも優しい笑顔で答える穏やかなブラッドだった。


ある日、上の小学生の男の子からは、学校の悩みを打ち明けられたり、、その下の女の子からは、「パパ」として学校のダンスパーティに来てほしいなどと言われ、やっと「パパ」として認められたと喜んでいた。

ところが、突然、子ともたちの実の父親のダスティが家に来るという連絡があった。

ダスティはワイルドで、誰がみても魅力的な男性。
それに対して、新し父親のブラッドは真面目すぎるタイプ。

実の父親のダスティと新しい父親のブラッドは、子どもたちの気持ちを自分のほうへと向かわせようと、色々と試みるのだった。


<映画情報>
製作国:2015年 アメリカ
上映時間:96分
原題:Daddy’s Home
監督:ショーン・アンダース
脚本:ブライアン・バーンズ/ショーン・アンダース/ジョン・モリス

■登場人物/キャスト

【ブラッド・ウィテカー】

新しいパパのブラッド・ウィテカーの役には、ウィル・フェレル(Will Ferrell)。

子どもたちから、何と言われようが、穏やかに接するブラッド。
ひどい絵を書かれていても、そこに自分が描かれていることで 喜べるお父さん。
この新しいパパ役には、ウィル・フェレル。

【サラ・ウィテカー】

母親のサラには、アメリカの女優 リンダ・カーデリーニ(Linda Cardellini)

アメリカのカリフォルニア州の出身ですが、アイルランドおよびイタリア系。

【ディラン・ウィテカー】

学校ではいじめられているというメガネをかけた男の子。
ディランの役には、オーウェン・ウィルダー・ヴァッカロ(Owen Vaccaro)。

【メーガン】

目がまん丸の女の子。
メーガンの役には、アメリカ ロサンゼルス生まれのスカーレット・エステヴェス(Scarlett Estevez)。

スカーレット・エステヴェスは、3歳に頃からコマーシャルに出ていいて、現在ではすでに 25本に出演しているとか。

【ダスティ・メイロン 】

子どもたちの実の父親のダスティには、マーク・ウォールバーグ(Mark Wahlberg)。

アメリカ マサチューセッツ州出身で、俳優、プロデューサー、歌手。

20代の若い頃にはかなりの不良だったようですが、そこから更生したようです。
鍛えた見事な肉体を披露してくれています。

【グリフ・ウィテカー】

なぜだかウィテカーの家に居候することになる憎めないところがあるグリフ。

グリフには、ハンニバル・バレス(Hannibal Buress)。
ハンニバル・バレスアメリカ シカゴ生まれ。

■『パパVS新しいパパ』の感想 と タイトルのコメント<ネタバレ注意>

あまり期待していなかった映画ですが、子どもたちのセリフや、かわいい絵を見て、最初から笑ってしまいました。

新しいパパのブラッド(ウィル・フェレル)の子どもたちに自分がパパだと認めてもらおうとする奮闘ぶりが、いじらしいですし、

実の父親で、たくましい肉体のブラッドも、子ども気持ちをつかんで、新しいパパを追い出して、なんとか自分がパパの位置に返り咲こうとする。
その努力する姿が健気にうつります。


映画の中のセリフが、つじつまがあるように丁寧に拾われていました。

表面的な笑いだけでなく、もう少し深いところでも、ふっと笑えてしまう素敵な映画でした。


映画の原題は、Daddy’s Home。

映画の冒頭シーンで、新しい父親のブラッドのナレーションで、father と daddy について、

father <父親>には なれるけれど、daddy <パパ>になるのは難しいということを言っています。

なので、映画のタイトルに daddy が入っているんだなということがわかります。

そして、Daddy’s Home で、二人の パパたちが、陣地を取り合う、そんなタイトルになっているのと思いました。


そして、邦題では、パパVS新しいパパ。

どういうテーマの映画なのかわかりやすかな。
father ではなくdaddyの意味のパパということがもっとわかるといいかなとも
感じました。

あと、この映画を最後までみるとわかるのですが、パパの立場だったダスティが、実は、新しいパパの立場になり、そこで新たなる パパVS新しいパパ が始まります。


パパ(ダスティ)VS 新しいパパ(ブラッド) ことだけを意味することではないという点では、この『パパVS新しいパパ』も 面白い。

映画おすすめ度:💛💛💛💛💛


【参考】
💛💛💛💛💛・・ 最高!!
💛💛💛💛 ・・・ GOOD!
💛💛💛・・・・・まあまあ普通