こんにちは 映画案内人 もすりんです。
リッキー・ジャーヴェイスが出演・監督の映画を・・・ということで観た映画です。
途中、う~ん という感じですが(失礼!)最後まで絶対見て欲しいという映画でした。
これまでの過程があるからこそ、最後がひきたつ、自分たちの人生もそんな風にして、苦労が報われたいものです^^
■映画『デイビッド・ブレント:ライフ・オン・ザ・ロード』のネタバレなしのあらすじ
「ジ・オフィス」の栄光も今は昔、デイビッド・ブレントの新たな挑戦が始まった。冴えない営業なんてやってられない。ロックバンドと共に音楽業界に殴り込む!(Netflix)
<映画情報>
製作国/公開:2016年 アメリカ
上映時間:96分
原題:David Brent: Life on the Road
監督:リッキー・ジャーヴェイス
脚本:リッキー・ジャーヴェイス
■映画『デイビッド・ブレント:ライフ・オン・ザ・ロード』の主な登場人物/キャスト
【デイビッド・ブレン(リッキー・ジャーヴェイス)】
冴えない営業マン。
自分の夢に向かって自分の財産をはたいて突っ走る。
※リッキー・ジャーヴェイスは、「ジ・オフィス」のデイビッド・ブレント役で、3度の英アカデミー賞とゴールデングローブ賞を受賞。
☆リッキー・ジャーヴェイス出演・監督 映画
2009年『ウソから始まる恋と仕事の成功術』
2016年『現地(にいない)特派員』
■映画『デイビッド・ブレント:ライフ・オン・ザ・ロード』の感想
主人公のデイビッド 本人としては格好つけているつもりでも、全然さえず、イタイ。
私のような中高年になると、時折、自分の年を忘れて、いつまでも若いつもり・・になってしまうことがあるので、よくわかる(笑)
映画の中では、お金にものを言わせて若者を自分の夢のために巻き込んでいく。
でも、やっぱり若い人たちとは、話しが合わず距離を置かれて浮いてしまっているが、それにもめげず、というか現実を受け入れたくないのか、あくまでもポジティブにふるまう。
自分なりに張り切って頑張ろうとしようとするとかえって、空回りする姿。
あ~なんだか、自分たちの年齢で夢を追うのは難しいのか・・・。
心では応援しつつつも、厳しい現実にリアルさがあって複雑な心境にもなる。
主人公のデイビッドのいいところは、夢をあきらめないでいるところ。
自分の貯金をはたいて、必ずチャンスをつかめると思って賭けに出るというのは、なかなかできないことなので、映画の中でのこんな疑似体験も面白いかも。
普通、映画だったら、あるとき、ひょんなことから、うまくいく、というような展開になりがちですが、この映画ではどうなるでしょう。(ネタバレなるので書きませんが・・)
夢が叶ったら、とっても素敵だけれど、とにかく夢へ向かって進んでいく、こういうエネルギーって好きだな~。
望む結果ではなくても、決して無駄な経験にはならず、なにかしら成功以外のほかに、色々得るものがあると信じたい。
意外に、実際はそちらの方が、成功と言われるものよりも、プライスレスなことだったり^^
中高年も夢をあきらめないで(たとえ全力でなくても)その夢の方向へ進んでいきたいものですね。
映画の中で、リッキー・ジャーヴェイスが歌を披露しているのですが、聞きほれてしまいました
すべて英語なので意味がわからないので、いいメロディだな~と思うのですが、映画がわかる人には、ナニコレという歌詞のようですが(笑)
参考までに・・・
- “Ooh La La”
- “Native American”
- “Lonely Cowboy”
- “Free Love Freeway”
- “Life on the Road”
- “Slough”
- “Thank Fuck It’s Friday”
- “Lady Gypsy”
- “Please Don’t Make Fun of the Disableds”
- “Paris Nights”
- “Don’t Cry It’s Christmas”
- “Spaceman”
- “Equality Street”
- “Ain’t No Trouble”
- “Electricity”
■映画『デイビッド・ブレント:ライフ・オン・ザ・ロード』のタイトル評
ドキュメンタリー風に進んでいく長ったらしいタイトルの映画。
主人公のデイビッド・ブレントの人生の巡業というストーリー。
ライフ・オン・ザ・ロード というタイトルだけでもよさそうだけれど、あえて デイビッド・ブレントと主人公の名前を入れたことに意味がある。
とすると、【デイビッド・ブレント】というのは、私のような夢をもっている中高年の象徴なのかもとか思えてくる。