【 Netflix】巨大教会を運営する一家を描いたドラマ『グリーンリーフ』<ネタバレなし>の あらすじ ・キャスト・感想

久しぶりの更新となりました^^

この頃は主にキリスト教をテーマにしたものを多く観るようになっている
映画案内人 もすりんです。

今回の『グリーンリーフ』は、巨大教会を運営する家族にフォーカスしていて、
かなり面白いです。

ただ、問題は・・・・

シリーズものを見始めると、自分の気持ちをしっかりセーブできないと、夜更かしをしてしまいます。

『ダウントンアビー』『ベルサイユ』などがそうでしたが、この『グリーンリーフ』も夜更かし注意です(笑)

■『グリーンリーフ』のネタバレなしのあらすじ

テネシー州・メンフィスの巨大教会を運営するグリーンリーフ家。清廉潔白で幸せに満ちた彼らの笑顔の下には、欲望と愛憎渦巻く数々の罪深い秘密が隠されていた…。(Netflix)

<映画情報>
製作国/公開:2016年(アメリカのテレビ番組)
放送局: オプラ・ウィンフリー・ネットワーク
原作・製作:クレイグ・ライト
エグゼクティブ プロデューサー: オプラ・ウィンフリー(※)

オプラ・ウィンフリーは、『グリーンリーフ』のメイビス役として
ときどき出演しています。

2019年現在シリーズ4まで。

■『グリーンリーフ』の主な登場人物/キャスト

<グリーンリーフ家>

ジェームズ(キース・デイヴィッド)】
グリーンリーフ家の家長で、カルバリー教会を運営する牧師。
監督(ビショップ)とも呼ばれています。


メイ(リン・ウィットフィールド)】
ジェームズの妻
グリーンリーフ家や教会を守ることが大切だと考えている。


グレース(マール・ダンドリッジ)】
メイの娘で、ジェームズに一番認められているが
メイとは確執がある。
ドラマの中では ジジという愛称。

登場人物の中で一番正義感があると思いがちですが・・・

グレースの娘の名前はソフィア(デジレ・ロス)で、
父親は別のところに住んでいる。


ジェイコブ(ラマン・ラッカー)】
ジェームズとメイの息子で、特にメイが目にかけている。

カルバリー教会の牧師だったが、
グレースが教会のあるメンフィスに戻ってきたことや、
不倫が発覚したため、牧師から外されることに。

ジェイコブの妻は、教師をしているケリッサ(キム・ホウソーン)
義母にあたる、メイや、夫のジェームズへはもちろん、
義理の姉妹に対してのものの言い方もストレート。

ジェイコブとケリッサの娘の名前は、ゾラ(ラビー・シモーヌ)。
弟もひとりいる。


チャリティ(デボラ・ジョイ・ウィナンス)】
ジェームズとメイの娘でカルバリー教会の歌手。
自分はあまり認めてもらえていないという不満を抱えている。
ケビン(タイ・ホワイト)と結婚するが・・・。


フェイス
自殺してしまった、ジェームズとメイの娘。

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<グリーンリーフ家以外の登場人物>

メイビス(オプラ・ウィンフリー)】
飲み屋を経営しているメイの姉。

他の番組をみているときに、司会をしているところ観たので、
さっそくオプラ・ウィンフリーについて調べたところ、

テレビ番組の司会者兼プロデューサー、慈善家である。司会を務める番組『オプラ・ウィンフリー・ショー』はアメリカのトーク番組史上最高の番組であると評価され、多数の賞を受賞している。
フォーブスの「アメリカで最も裕福なセレブリティ」にて3位。

彼女は20世紀以降のアメリカで最も裕福なアフリカ系アメリカ人、かつては世界唯一の黒人の億万長者であった。また、アメリカの歴史で最も偉大な黒人の慈善家でもある。彼女はいくつかの評価によって、「世界で最も有力な女性」と称される。(Wikipedia)

で、凄い方なのです(^^)


マック(グレゴリー・アラン・ウィリアムズ)】
メイとメイビスと兄弟。【ノア(ベンジャミン・パターソン)】
グレースの元恋人。


ダリウス(リック・フォックス)】
グレースと恋人のような微妙な関係。

リック・フォックスは、元バスケットボール選手
プロ選手としての期間は1991年から2004年。
身長は201㎝。
大人の男性という感じで、個人的に見ていていやされました(笑)

イザヤ(ロション・フェガン)】
人気歌手で、ゾラの恋人。

 

■『グリーンリーフ』の感想

登場人物が多いこと・・・
ですが、回が進むにつれてわかってきますのでご安心を~


このドラマでは、教会の裏側を垣間見えますし、
登場する牧師もしょせん人間で、
きれいごととして人には言えても、いざ自分のことになると・・・というのが
見えてきます。

もちろん、昔と今はちがいますが、
ひと昔まえだったら、
牧師は、まるで聖人のように勘違いしてしまう時代。

そうではないことがわかってはいますが、
宗教にはまり込んでしまう人は、
そこを間違ってしまう部分でもあるのかなと思うのです。

お寺のお坊さんもそうですよね。

悩みがあると、だれしも何かにすがりたくなり、
これまで知らなった何かを信仰したくなりがちです。

こういう映画をみると、すごく冷静になれますし、
宗教団体に属することだけが信仰ではないこともわかります。


もちろん、何かを信じたいときは、
自分を信じることが最高な気がしますが、

なかなか自分を信じられないからこそ、
何かをそとに求めてしまうものです。

ですので、そういうときは、
宇宙でもいいし、神様でもいいし、イエスでもいい、
他にも潜在意識とか、ハイヤーセルフだったり・・・

自分が信じられそうな対象を、ひとりでこっそり(?)信じたいものです。


それから、グリーンリーフ家が住んでいる家は豪邸で、
白色基調とインテリアや家具もとっても素敵で、
ついつい部屋に目がいってしまうほどです。

そこが楽しみでもあります。

ただ、疑問に思うのは、あれほど大きなお屋敷なのに
メイドさんが少ない点が気になってはいます(笑)

掃除は?選択は?食事は?とね。

そして、登場するみなさん、本当におしゃれ~なのです。

体型もさまざまですが、
その自分の体型を最大限に活かす服装を上手く着こなしていて。


で、わたしも、新しいピアスを購入したのでした。

影響されたのは、それ?? というところですが・・・
笑ってくださいませ~


残念ながら、

教会・聖職者、教会を運営する側の人たちの中には、
自分たちの営利目的のため、
という人たちもいるということを、
より理解できる映画にはなったと思います。


神の名前を持ち出しての、自分の都合のいいように解釈をしたり
宗教のおしえをも冷静に考えさせてくれました。


いま立派に見えても、過去には意外ことをしていたり、
素晴らしい女性の牧師であっても、自分の感情に負けてしまったり、
周りを顧みない行動をとったり。

自分には甘く、人には厳しいという。

誰一人として、完璧な人はいないのです。

色々な家族が、自分の過去を隠しながら、
それぞれが絡み合いながら生きていく。

悩みを抱えているときはこういう映画をみると
自分だけが悩んでいるのではなく、
それぞれの人が悩みを何かしら抱えて生きているのがわかります。


シリーズ4で、終わりそうなまだ続きそうな・・
個人的には、シリーズ5を切望しています。

人生のたくさんのドラマを見せてくれます。

■『グリーンリーフ』のタイトル評

『グリーンリーフ』家について描いていますので、
このタイトル以外は考えられないかな。

ドラマが始まる前のイントロの時の映像で、
芽が出て双葉になって、どんどん枝葉を伸ばしていきます。
これは、グリーンリーフ家のイメージではあるけれど、
シリーズ4では、メイが、木とかリスとか話すところがあり、
その部分と重なるところもあります。


(余談)
ちなみに、グリーンリーフは、葉の先がカールしているレタスで
カールレタスともいわれているそうです。

 

それでは、また次回~♪