こんにちは 映画案内人 もすりんです。
夢を持っている人、かつて抱いていた夢を忘れかけていた人におすすめな映画です。
心に静かに内に秘めていた情熱がよみがえってくるかも・・・
■映画『ワン チャンス』のネタバレなしのあらすじ
小さいころからいじめられがちだけれどオペラが心底好きな主人公。
夢を追いかけては諦めざるを得ない状況になりつつも、あるオーディション番組への出演をきっかけに、平凡だった携帯電話の販売員からオペラ歌手に転身した実話
<映画情報>
製作国/公開:2013年 イギリス
上映時間:103分
原題:One Chance
監督:デビッド・フランケル
日本劇場公開:2014年
■映画『ワン チャンス』の主な登場人物/キャスト
【ポール・ポッツ】・・主人公
ジェームズ・コーデン(James Corden)1978年イギリス生まれの俳優
※TVシリーズ「Gavin&Stacey」(2007~2010年)では、共同制作・共同脚本にも携わり2007年にブリティッシュ・コメディ・アワーズの最優秀コメディ新人俳優賞の他、英国アカデミー賞TV部門の最優秀コメディ演技賞を受賞。
【ジュルズ】・・ポール・ポッツの恋人役
アレクサンドラ・ローチ(Alexandra Roach)1987年イギリス出身
■映画『ワン チャンス』の感想
映画のもとになった話は有名なため、「あ~、あの人の話ね」と思い出す方も多いと思いますが、オーディションにたどり着くまでのストーリーもなかなかです。
ぱっとしない外見でもユニークで優しい気弱な主人公にぴったりした叱咤激励するパートナーの存在。
彼女がそばにいたからこそ、夢を実現させることができたと思います。
ポール・ポッツ本人の話だけよりも、彼の才能を信じ、応援し続けてくれた家族やパートナーの存在にも焦点があたっているところがいいですよね。
夢を叶える人は周りの人からも助けられることが多いのかもしれません。
それは、純粋に夢を追い続けるから応援する人が現れるのか、それとも応援する人がいるから夢を追い続けられるのか。
う~んと考えるところでもありますが・・・
主人公のポール・ポッツのジュルズへの一途な想いもほんわかして私好み(笑)
主人公が長年の夢を叶えるとともに、素敵な彼女と幸せになるという、ロマンスもありで、モテないと自分で思い込んでいる人にもおすすめです。
ベニスにあるオペラ学校へポールが入学し、指導教官が使った「ポールの心は純粋」という言葉も印象に残ります。
「心の純粋さ」があることも夢実現に必要かもしれませんね。
年を重ねても、まだ残っている心の純粋さを大切にしたいものです。
映画で歌うシーンですが、ポール・ポッツ役のジェームズ・コーデンの声ではなく、ポール・ポッツ本人の声。
あの歌声を聞くと感動して涙が出そうになります。
これまでの努力とともに喜びが声という音にこもっているのかもしれません。
あの歌声を聴けるだけでも映画をみる価値があると思います。
あと、2014年の第71回 ゴールデングローブ賞の最優秀主題歌賞にノミネートされていた“Sweeter Than Fiction”も、やっぱりいい曲ですよね。
テイラースウィフトの声もすきなので、より気持ちが前向きになります♡
■映画『ワン チャンス』のタイトル評
邦題は原題と同じ。
その点については異論は無いかな・・
主人公は、ひとつのオーディションで夢をガシッと掴んだわけですが、チャンスは1回だけではなく、どんどん訪れると思いたいです(笑)
それでは、また次回~