【Netflix】『ダイナスティ』シリーズ1 第2話 気になるアレ・コレ&あらすじ

第2話は、キャリントン家にマスコミが詰めかけている場面から始まります。

クリステルの元恋人マシューの妻であるクラウディアは、警察に対して「夫はブレイク・キャリントン」に殺されたと訴える。
そこにスティーブンが来て、警察に 彼女は昨年車の事故にあい、記憶障害と妄想に悩まされているということを伝えるのだった。

このあと、サムスティーブンとの会話で面白いのがありましたね。
スティーブンは、サムに、アンダーズはバトラー(執事)と呼ばれるよりも、majordomo(家令)と呼ばれ方を好むといっていました。

なので、家令について調べてみました^^

※majordomoha(家令)は昔のイタリア・スペインの王室・貴族で使われていた言葉で執事とも同意義にはなりますが、家の事務や会計を管理したり、他の雇い人を監督した人だそうです。

アンダーズは、ブレイクの言いなりになるような執事というよりも、時には自分の意見を述べるタイプということをスティーブンが言いたかったのかもしれません。


この時のサムですが、シリーズ3に比べると、ほんのちょっぴり顔がふっくらしているような・・・
シリーズが多いと、それだけ撮影は、やはりハードということなのでしょう。

話しは戻りますね。


ブレイクは、自分の屋敷にジェフ・コルビーの姿を見つけて、「娘を巻き込むな」というと、ファロンは自分の方からジェフを新しい会社の設立に誘ったことや、父親に、その土地の購入を反対したので、事故を起こしたと言う。


アンダーズは、ブレイクと懇意にしている警察署長に、ブレイクと結婚したクリステルを紹介する時に、「クリステル・フローレンス」というが、所長は結婚したから「キャリントンでは?」というなど、ちょっと嫌な雰囲気。
冷静なアンダーズもなかなかももの・・・(笑)


警察の見解により、その事故はトラックの誤動作によるもので、トラックはキャリントン車ということがわかり、ブレイクは保険でカバーすればいいという言い方をするが、クリステルとしては、単にビジネス的な処理をしようとするブレイクに対して反感を感じはじめるのだった。

ファロンは、こんな場面でも、クリステルに大変ね・・と同情の言葉をかけつつも、マシューの遺族でもあるから大変ねとも。
クリステルとマシューの関係を知らなかったスティーヴンは驚き、ブレイクは怒ってグラスをファロンに投げる。(ファロンは、さっと見事によける)

このとき、警察関係者もいたが、家族だけにしてくれてブレイクがいい、家族だけになると「団結して家族を守ろう」と。
それに対して、クリステルが「会社じゃないの?」と皮肉を込めていうと、ファロンは、「会社も家族」と即答するのだった。

ファロンは、会社として今回のことについてアナウンスしたほうがいいのではと提案(ここでもファロンは傷心しているクリステルに対して、さらに追い打ちをかける)。
すると、ブレイクは、自分が話をするというが、COOとしてクリステルが発表したほうがいいという意見もあり、マスコミの前にたつ。

クリステルが話をしたあと、記者からの質問によって、マシューが亡くなった件は、単なる「事故」ではなく、「殺人」として捜査されていることを知り、ショックで倒れてしまうのだった。

その翌日、ブレイクが再度、家族で口を合わせる会議をするといい、みんなを集める。

このときに、ファロンが、マイケルに撮影させたマシューとクリステルの写真を削除するようにとブレイクが提案。
マシューと関りがあったことの証拠は消すように指示。

ファロンは、抵抗するが、「ファロンが父親を出し抜いて、安く土地を購入するために トラックに細工して爆発させ、土地の価値を下げた」のでは、スティーヴンにも言われて、ファロンも「そうかも・・」とすんなり受け止め、マイケルに写真を削除するように伝える。

マイケルは、ファロンが父親にメールで写真を送ったことを知ると、それは痕跡消さないと・・ということで、ITの天才とファロンが読む、ジェフのもとへ行くのだった。


クリステルはブレイクに、マシューとのかかわりがあったことを消すために、自分の家に戻り、過去のマシューとの思い出に浸る。
(私は、このときのクリステルは、優しい女性の雰囲気をまとい、どの場面の彼女よりも、一番美しく感じました。)


人がいる気配を感じたクリステル。
そこには、アンダーズがいたのだった。

自分のことをブレイクにバレせばいいじゃないかということを言うも、アンダーズは、クリステルの偽ることに慣れていることは一族にとって必要な資質だともいうのだった。

アンダーズはブレイクに、マシューの私物を処分するように言われたということで、クリステルから、セーターや象の置物など、受け取るのだった。

クリステルは、マシューの同僚のウィリーに会う。

ウィリーからは、マシューは最後「クリステル」の名前を言っていたことを伝え、さらに、キャリントン家は普通ではないので、気を付けるようにと警告したのだった。


このあと、ブレイクは、マシューの妻のクラウディアの元へといくが、このときクリステルも同行すると。
ブレイクは、マシューの死について、クラウディアへ口封じとして、50万ドル小切手を渡し、お葬式もキャリントン家でとりしきると伝えるのだった。

そして、このとき、マシューの私物だとして渡したのは、クリステルがアンダーズに渡した、クリステルの家にあったセーターと像の置物だった。

ブレイクは、マシューには、中国への転勤を促したことをクリステルもマシューの妻のクラウディアもこの時に知るのだった。
ただ、マシューは「愛する人と離れるのは嫌だ」ということで、転勤を断り、辞表をだし、その翌日の事故となった。

マシューが言ったことを、クラウディアは自分のことだと思い、クリステルは、自分への言葉として、それぞれが理解する。

ブレイクは、今回の事件について、自分の仕事を邪魔をしようとしたということで、ジェフに疑いの目が向くように署長に伝え、ジェフが事情聴取をされるが、疑いはすぐに晴れたようだった。


サムとスティーブンの会話で、スティーブンがサムに 君も一族の厄介者なの?と聞いていましたが、英語では、「black sheep 」と言っていました。個人的には黒い羊も可愛いとおもうのですが・・・


父親のブレイクは、自分にとって目障りなジェフへと捜査の目を仕向けるように、署長に言うのだった。

マシューの葬儀のときに、クリステルがマシューとの出会いなど思い出しているのですが、出会った当初はクリステルはマシューが既婚者とは知らなかったし、マシューも話をしていなかったようでした。
女性側としては、それはずるいと思いますが、マシューとしては奥さんとは別れたがっていたけれど、精神疾患によって別れられない・・という苦しい状態だったということらしいですが。

クリステルが、過去を振り返っているときに、マシューが言った言葉は、あとから、クリステルがマシューの同僚のウィリーに、そっくりそのまま伝えていたことが、ふと印象に残りました。
それは、ブレイクに強きな態度で出ているウィリーに対して、クリステルは、ウィリーに対して「COOとして解雇する」と言い渡した場面。
ウィリーがショックを受けるような態度をクリステルがとるのですが、表面的にはひどいようでも、ウィリーのことを思ってのことだということも、伝わってくるような。


言っている・態度が心とは相反する場合は、相手にはなかなかわからない。
この部分をみると、アンダーズのクリステルに対して「偽ることに慣れている」ということが、ここにも現れています。


それから、葬儀のときにクリステルが過去を思い起こしていたとき、ファロンはサングラスをかけているクリステルが泣いているところをみて、「あなたが主人公じゃないんだから・・」。

このとき、ファロンに「結婚は終わっていた」とマシューのことを言うのですが、なんとなくこれは、このときのクリステルのブレイクとのケ結婚のことを暗にいっているような感じも。

それから、マシューのお葬式のあと、キャリントン家で集まったときに、「マーラ」という女性が登場し、ブレイクに招待されたといい、ファロンが結局、この葬儀も、ブレイクが自分のために利用していると怒り、真っ赤なドレスを着ていたのですが、お母さんに似ているとつぶやく。


※この「マーラ」という女性について、1回目みたときに、どう話に絡んでくるのかわからなかったので、今回は意識してみたいと思います。

ファロンのお母さんのことは、これまでほとんど語られないけれど、なんとなく「変わり者」ということがうかがえます。

ファロンが赤いドレスを着て会ったのは、ジェフ
ジェフから、クリステルのマシューの密会場面を映した写真を送った痕跡を消すためのブログラムがはいったUSBメモリ。
(これは、今後いろいろと明らかになりますが、ジェフはいかにもファロンを助ける親切風を装っていますが・・・今後の展開をお楽しみに)

サムとスティーブンの会話でまた興味深いシーンが。

サムは、スティーブンに偶然を装っていたけれど、近づこうと計画していて、それはスティーヴンはもうわかっていたということ。
スティーブンは「偶然は信じない」「利用されるのには慣れている」

さらに、「わが一族は、面倒が大好きなんだ」

スティーブンの言葉は、このドラマを見ていくうえで、とても大事なフレーズです。

今後も、スティーブンの言葉に注目したいと思います。


それから、アンダーズが、お葬式参加者リストをみつめているクリステルに、「キャリントン?」「フローレンス?」それとも「セリア・マチャード?」どの名前で記入するのかを言う。
クリステルの本当の名前は セリア・マチャード ということがわかります。

ただ、アンダーズはブレイクには、クリステルのことは何も告げてはいないのは、それはブレイクを悲しませたくないということもあるようですが、執事のアンダーズもなかなかのものです。


第2話のラストは、というと、FBIがキャリントン家に急にきて、キャリントン氏はどこだ?といって、ブレイクが私だというけれど、FBIが捕まえようとしたのは、なんとなんと スティーブンなのでした。

・・・やはり次はみたくなる作りです(笑)


では、また次回~