【Netflix】『ダイナスティ』シリーズ1 第1話 気になるアレ・コレ&あらすじ

こんにちは、もすりんです♪

『ダイナスティ』をシリーズ3まで観終わったので、もう一度シリーズ1からじっくり観ています。

シリーズ1は22話、シリーズ2も22話、そしてシリーズ3は20話。

どこまで続くかわかりませんが、ボツボツ書いてみたいと思います。
私にとって、かなりのチャレンジです(笑)

さっ~と流しがしなところも、私なりに丁寧(笑)拾ってみました。

1話. 【まるで別人】(44分)
キャリントン家の長女ファロンは事業征服を目論む野心家。そんな彼女の計画に水を差す将来の継母とやり合った末、父の最大のライバルに近づく。(Netflix)

タイトルのdynastyは、この回では、【一族支配】 と訳されていますが、別の回では【王朝】とも訳されているときもありました。
同じ意味にはなりますが、【一族支配】という言葉の方が、このドラマ全体に流れからすると、イメージがしやすいかなと感じています。

さて、本日から、各回の中の出来事を書いていきますが、さまざまな主人公の、それぞれのストーリーが同時並行的に、進むため、どうしてもあちこち話が飛んでいきがちですが、お許しを~。

見どころ・気づいたこと・豆知識なども(※)に書いています。

~~~~~
舞台は、アトランタ州のジョージア。
キャリントン・アトランティック社という超巨大企業を経営する父親の長女、ァロン・キャリントンのナレーションからはじまります。

Like it or not,we live in an age of dynasties. この言葉も強きな、生意気そうな口調でいうファロン。【家業を任せられるのは、信頼できる家族だけ】とも。

なにせ、この時、
ブレイクの長女のファロンは、キャリントン・アトランティック社の買収部門のトップになっていて、今回「ウィンドウブライア社」の買収の件によって、父親に認めてもらい、会社のCOO(「最高執行責任者」)になることを夢見ていたからなのでした。
自家用ジェットから降りてくる姿、かっこいいですよね。

ちなみに、COOとは、chief operating officer の略。
よくCEOの方が耳にすると思いますが、CEOは、chief executive officerの略。
COOはCEOを支えるNO.2の存在で、日々の業務執行の責任を請け負うことになります。)

ファロンとしては、父親から電話があったのは、自分がCOOに任命するという話しだと思い込んでいたのですが、実は、父親のブレイクがキャリントン・アトランティック社の広報担当の女性と再婚するためだったことを知ったのでした。
ファロンの継母となる女性はの名前はクリステル・フローレンス

ちなみに、
1話では、ファロンの母親がいないこと、そして母親の名前が、アレクシス名前だったこととだけは語られています。(そのあと、アレクシスの名前はあまり出てきません・・・)


そのファロンには、スティーブンという兄がいます。
会社は長男が継ぎそうなものですが、実は兄のスティーブンは、父親のブレイクの会社運営の方針とは相容れず。
そのため、家を出てハイチで力仕事を・・ぐらいの、感覚の人なのです。

その兄も、ファロンと同じく父親からの電話で久しぶりに家に戻ってきて、再婚を知ることになるのですが、父親が再婚することでひどくショックを受けているファロンに対して「クリステルに自分の居場所が奪われる気がするんだね」と優しく語り掛けます。

そして、戦法を変えるか、受け入れるか とアドバイスをするのですが、こういうスティーブンの言葉は、心に響く言葉で、他の登場人物たちとは違って、スティーブンが心優しく、繊細な感覚を持ち合わせていることが、この1話からもよくわかります。

ただし、スティーブンは、女性には興味がない・・という。

「ウィンドウブライア社」との契約で父親からはスティーブンが頼まれて行くことに。
相手はビルというブレイクの知り合いですが、なぜ 兄のスティーブンが選ばれたのか。
それは、机の下で一瞬移る、ひざが触れる という場面でわかります。
というのは、ビルというのは、そっち方面の人ということをブレイクが知っていたので、ファロンではなく、あえてスティーブンに行かせたのでした。

実はこの場面、スティーブンとビルの二人が会話しているときは、上半身しか映っていませんでした。上半身が移っている時は画面に向かって、左がスティーブンで右がビル。なのに、テーブル下を普通に見ると、画面向かって左のスティーブンがビルの膝に触れにいっているような感じがして違和感を感じていました。が、その少しあとの、サムとのホテルにいるシーンで、チェックのズボンが、スティーブンのだとわかりますので、これでスッキリ、解決です!)


スティーブンが自分が利用されたことを知り、その不満を父親にぶつけているときは、ファロンもそのディナーの席にいて、その会社は、自分がもってきた話しだったのにとひどくショックを受ける。
ファロンは、父親に対して、「自分たちを欺いて・・・」「仕事で成功するのは、自分の利益のために、人を巧みに操る天才だから」と、クリステルへも警告するような捨て台詞を吐くのでした。
(このときのファロンの目、よ~く見ると、右目だけに涙があふれているような・・。)

スティーブンは、そのあと、「ウィンドウブライア社」のビルではなく、その時の席のすぐ後ろにいた知り合った男性と、いい仲に。
で、実は、この男性、サム(正式名は サミー・ジョー)。
ゆきずりの関係かと思いきや、この先の、サムはシリーズ3でも登場していきます。

このサムは、実は、婚約者のクリステルの甥にあたり、お互いに、相手のことを厄介者扱いにしていて、何やら起きていきそうなことをほのめかす。


父親の結婚を阻止したいファロンは、クリステルの正体を暴こうと、恋人の運転手のマイケルにクリステルのあとをつけるようにいいう。恋仲の相手はキャリントン・アトランティック社の技師だったこともわかり、2人でいるところの写真を父親の携帯に送り、なんとか結婚を阻止しようとするファロン。
クリステルのお相手の名前はマシュー。でも彼には、精神的に病んでいるクラウディアという妻がいたのでした。
一応は、クリステルとマシューは別れたような形にはなっていますが・・・。


ちなみに、ファロンの運転手であり恋人のマイケル・カルヘイン年収をこの1話で言っていますが、年収20万ドル~~~!!!
円換算すると、簡単に1ドル=100円としても、2000万!!!
ひっくりかえりそうな金額ですが、それほど、キャリントン家は大富豪という設定なのです。

マイケルはファロンの恋人ですが、周りには内緒の関係。
2人の関係にもご注目を!


それから、
ウェディングケーキが画面に映し出される前に、銀のトレイにピンクやレモン色のマカロンがおかれ、光るシャンパングラスが並んでいる。そして、銀のフォークを、綺麗な緑の布で拭いているところ、そして、薄いサーモンピンクの大きなケーキ。
大きなケーキには、お花とパールのような白いものがあしらわれていて、とってもきれいでしたね。
このあとに、ファロンとクリステルが大喧嘩するのですが、シリーズ3に比べると、最初の方が、人が映っていないカットも多いような気がしますが・・・。


クリステルとブレイクの結婚式でクリステルが嬉しそうにバージンロードを歩いていきますが、このときに流れる曲は、2016年に亡くなってしまった、デヴィッド・のボウイの1983年にリリースされたModern Love

嫌な顔をもろに出すファロンと意気揚々と得意げなクリステル。
また、対照となるのが、彼女たちの表情と、スティーブンの父親を想う優しい気持ち。

クリステルとブレイクがその後、屋敷の高いところにいて、参加者が小さいベルをみんなで鳴らしていて、こんな会話があります。

クリステル「キスのベルよ」
ブレイク 「君の家の伝統なの?」
クリステル「おまじないよ、ベルは悪魔を追い払うの」
この悪魔とは、普通で考えると一般的な災いのようだけれど、ファロンや、ブレイクのこともあるのかな~とか。思ってしまうのでした)

※参考・・・2人の式では 小さいベルをみんなで鳴らしていましたが、教会では大きな鐘を鳴らすのは、鐘は幸せを呼ぶ平和の鐘と呼ばれ、昔から悪魔や不幸を追い払う力があると言い伝えられているそうです。 )

それから、クリステルがブーケを投げますが、なぜかブーケをファロンが受け取ってしまい、すぐにスティーブンにパスをする。このときのファロンの表情(笑) そうなんです、ファロンはすごく表情豊かなんですが、父親のブレイクは表情が読みにくい。渋いタイプだけれど、本音がわかりづらい。
というこの点もこのドラマの面白さだったりする気がします。


それから、なんとも存在感のある執事のアンダーズ
クリステルに対しても、自分は調べて、すべてを知っていると、静か~に脅しをかけているような・・・
このドラマでは、執事のアンダーズも重要な役割を担っていきます。

クリステルの元恋人のマシューが、だれかの策略による事故によって、死んでしまいます。
ファロンがマシューとクリステルの写真を父親に送ったことが、結果として、ファロンはCOOになれず、その代わりにクリステルがCOOに、そして、ブレイクが、マシューを消すために装った事故なのか・・・・


マシューが亡くなる直前に、名前を呼んだのは、妻のクラウディアではなく、「クリステル」で、「クリステルに連絡して・・」でしたね。
この言葉も意味深で、2人の間では、ブレイクとの結婚を本当は阻止しようかと企んでいたのかなと思っていたのですが・・・その線はなさそうな感じ)

結婚式のライスシャワーのあと、マシューの妻のクラウディアが、車を屋敷での結婚式の会場まで乗り付け、「あなたが夫を殺したのよ!」とどなりこんできこの回は終わります。このあなたとは、ブレイクで クラウディアはマシューとク例捨てるのことには、気づいていません。

そして、キャリントン・アトランティック社のCOOになれなかったファロン。冒頭の、【家業を任せられるのは、信頼できる家族だけ】というファロンの言葉がありますが、家族を信頼していたからこそ、怒り心頭のファロン。
そのため、ファロンは、ブレイクのライバルであるジェフと組んで、父親の新しい事業を阻止しようとして計画しています。

シリーズ1の1話を観終わった方はわかりますが、簡単なあらすじに、書かれている父親のブレイクの最大のライバルは、ジェフ・コルビーです。
ジェフ・コルビーは初回から登場してきますが、ジェフはブレイクの会社の元従業員で、ファロン曰く、「ITの天才」。
なぜブレイクがジェフを嫌うかという、ブレイクの会社で開発したソフトウェアの権利を独占したということになっています。
その件の裁判ではジェフが勝っています。ジェフは、ファロンの友達のモニカのお兄さん。

最初にみたときは、一度に多くの人物が出てきてわかりづらいですので、その参考になれば幸いです。


この1話だけでも、いろいろな出来事が起こっていきますが、毎回こんな感じで進みんでいきます。

あと、登場する大きめなワンちゃんのボウ。
シリーズ3まで、ときどきぬぼーっと出てきて、なんだかほっとできます^^

私がこのお屋敷で好きな部屋は、温室にいるような陽がたっぷり入る部屋。
場面は、ブレイク・クリステル・スティーヴン・ファロンの4人が藤の椅子に座って話しているところです。
これから、もう一度、じっくりとシリーズ1から見ていくのですが、この部屋での撮影はシリーズ1のこの1話でしかないような気がします。

あとは、この時しか映らないのは、重役が集まっていてクリステルがブレイクに意見を言う場面。この会社の会議室もこのときだけ・・ みたいな。

それでは今日は、
デヴィッド・のボウイのModern Love で締めくくります♡