こんにちは 映画案内人 もすりんです。
ウィル・スミス主演の2006年の映画『幸せのちから』のスタッフでの製作ということや、
米国税局の職員ベンは、7人の見知らぬ人物にある贈り物をしようとしていた。なぜ彼らが選ばれたのか? 贈り物の中身とは? 涙なしには見られない感動の物語。
とネットフリックスに書かれていた内容に惹かれてみた映画でした。
■映画『7つの贈り物』のネタバレなしのあらすじ
米国税局の職員ベンは、と書かれていますが、この点が違うことは映画を見ていくとわかります。
7人の見知らぬ人たちに にある贈り物をしようと計画する主人公。
それぞれの人物についてしっかり調べ、この人ならと選びに選ばれた人たち。
その贈り物によって、彼らの人生は変わっていく というストーリー。
映画を通じて、主人公がどうしてこういう行動をとったのかが明かされていきます。
<映画情報>
製作国:2008年 アメリカ
上映時間:123分
原題:Seven Pounds
監督:ガブリエレ・ムッチーノ
脚本:グラント・ニーポート
※製作にはウィル・スミス自身も名前を連ねています。
■映画『7つの贈り物』の主な登場人物/キャスト
【トーマス】
主人公のトーマスの役をアメリカの俳優ウィル・スミス(Will Smith)。
ウィル・スミス俳優のほかには、映画プロデューサー、ラッパー。
彼の笑顔には癒されます。
【エミリー・ポサ】
心臓が弱い女性のエミリーをアメリカの女優ロザリオ・ドーソン(Rosario Dawson)。
ロザリオは、映画の他、テレビドラマにも活躍中。
【トーマスの弟】
アメリカの俳優マイケル・イーリー(Michael Ealy)がトーマスの弟役。
【ダン】
トーマスの昔からの大親友。
トーマスから 何か頼まれている重大なことがある。
ダンの役をカナダ出身の俳優、バリー・ペッパー(Barry Pepper)。
【エズラ・ターナー】
盲目で、人がいいエズラには、アメリカ テキサス州出身の ウディ・ハレルソン(Woody Harrelson)。
■映画『7つの贈り物』のネタバレなしの感想
2006年の映画『幸せのちから』のようなストーリーを想像していたので、ラストには驚かされました。
映画は ウィル・スミスが自殺をはかり救急車を呼ぶシーンからはじまります。
勝手に、そこから人生をやり直して周りの人に贈り物をしていくというストーリーを描いていました。
ま、こういうストーリーなら誰でも思いつきそうですので映画にはなりませんね。
邦題の【贈り物】 という 言葉を読んだときに、どうしても【贈り物】とは、基本的には、自分も相手もハッピーになるというイメージが付きまといます。なので、そこから自分なりのストーリーを膨らませて、いったのですが・・・
主人公からもらった贈り物を心から喜んだ人もいますが、贈り物する方法について、どうしてそういう方法なのか・・と映画が終わってからも考えてしまいました。
彼なりのベストな方法だったのでしょうけれど。。
映画を見るときは、あらすじは見ないようにしたい派のため、私ももここには書きませんが、相手の女性のエミリーの立場になって考えると複雑です。
ということで、映画『7つの贈り物』については、未消化のまま。
時間をかけて消化していきたいと思います。
■映画『7つの贈り物』のタイトル評
原題は『Seven Pounds』です。
久しぶりに学生の時に愛用していた英和辞書を引きました(笑)
pound を調べると、 a poud of flesh という熟語があり、それは「ひどい要求」とか、「致命的な代償」という意味。
なので、タイトルの poundには、 代償という 意味合いを含む言葉のほうが、映画の内容には合うのではと思うのですが、もし、『7つの代償』なんてタイトルだと、最初から重苦しい気がしていきますし・・。
邦題を付けるのもなかなか大変ですね。