【イエスの生涯を知るにはこの映画!】『サン・オブ・ゴッド』<ネタバレなし>の あらすじ ・キャスト・感想

こんにちは 映画案内人 もすりんです。

映画『マリアの国(マリアの地球)』を見てから、イエス・キリストについて知りたいと思って探していたら、この映画がヒット。

イエスが十字架にかけられてしまうイエスの姿はとても見てられませんでしたが、こういうことがあったという事実を知ることは、やはり大切なこと。

逆に言うと、もしも、イエスが十字架にかけられなかったら、これほどキリスト教が広まらなかったのかもしれません。

イエスの生涯をさくっと知ることができる映画です。

キリスト教徒でない方も一度は観ることをお勧めします。
(わたしもクリスチャンではありませんので・・)

■映画『サン・オブ・ゴッド』のネタバレなしのあらすじ

2013年制作のTVシリーズを基に、イエス・キリストの誕生から復活までを描いた大作。数々の奇跡を起こしたとされる神の御子、その数奇な運命とは?
(ネットフリックス)


<映画情報>
製作国:2014年 アメリカ
上映時間:138分
原題:SON OF GOD
監督:クリストファースペンサー
脚本:リチャード・ベッサー/クリストファースペンサー/コリンスワッシュ/ニックヤング
日本劇場公開:2015年1月

■映画『サン・オブ・ゴッド』の主な登場人物/キャスト

【イエス・キリスト】
イエスの役には、1981年生まれのディオゴ・モルガド(Diogo Morgado)
ポルトガルの俳優です。


【イエスの母、聖母マリア】
マリアの役には、1960年生まれのローマ・ダウニー(Roma Downey)
イギリス生まれ。

記録によると イエスが生まれたのは、マリアが10代の半ば過ぎという説もあります。
この説からすると、21歳のときの子となるので、やや年齢差があるなとも関るかと思いますが・・。


※【イエスの母】
映画の冒頭で、イエスが生まれた場面での若いときのマリアの役として演じていたのは、1993年生まれで、イギリスの女優、レイラ・ミマック(Leila Mimmack)

個人的には、こちらの顔立ちの聖母マリアが好きかな。

★英語での呼び名:メアリー


【マグダラのマリア】
アンバー・ローズ・レヴァ(Amber Rose Revah)は1986年イギリス生まれ。


【ヨハネ】
ヨハネの役には、イギリスの俳優セバスチャン・ナップ(Sebastian Knapp)

イエスが十字架刑にかけられたときも、
マグダラのマリアとともに、イエスの母マリアに付き添いったイエスの弟子。
(ほかの弟子たちは逃げてしまっている)

イエスには最初12人の使徒がいて、ユダが自ら命をたつため
11人となりますが、ヨハネは聖ヨハネと呼ばれて一番長く生きたことが
映画からもわかります。

この映画は、ヨハネが回想するという構成です。

★英語での呼び名:ジョン

 

【ペトロ】
ペトロ役には、イギリスの俳優ダーウィン・ショウ(Darwin Shaw )

ペトロの名前はもともとはサイモンですが、ピーター(岩)という名前はイエスがつけた名前で、漁師でした。

★英語での呼び名:ピーター


【ピラト】
エルサレムの統括するローマ総督。
ピラトの役にはイギリスの俳優グレッグ・ヒックス(Greg Hicks)

イエスは無罪ではないと感じていたし、イエスの言葉に心を動かされたものの、
カイファやそのときの人民の声により、処刑を決断せざるを得なかった。

とはいえ、エルサレムを統括するにあたり冷酷で容赦がない。

 

【カイファ】
エルサレム神殿の大司祭。

カイファをイギリスの俳優エイドリアン・シラー(Adrian Schiller)

イエスの登場により、民衆がイエスの説法に耳を傾けはじめ、
神殿の権威が落ちていくことを恐れ、イエスを捕らえることを決意。

■映画『サン・オブ・ゴッド』の感想

この映画の冒頭は、イエスの最後の弟子であるヨハネがひとり映し出され、
ヨハネがキリストのことを思い出しながら、イエスの生涯をを回想していきます。

この映画を見て印象的だったのは、

キリストが十字架にかけられたあと、キリスト亡骸をの母マリアが抱きかかえるシーン。

聖母マリアの首のマリアの首の曲げたその角度が美しく、まるで絵のよう。
まさに、サン・ピエトロ大聖堂の『ピエタ』を彷彿させました。

サン・ピエトロ大聖堂のミケランジェロ作の『ピエタ』がピタッと重なった瞬間でした。


それから、この映画では、弟子のヨハネとパウロがキリストに近いしい存在だったほかに、ユダのことについても考えされられました。

ユダがイエスを裏切ったことは、だれもが知るところですが、まさかイエスが十字架にかけられることまでは予想していなかったのでは、ということもわかります。

ユダは、結局、イエスを裏切ったことをいたく後悔し自ら命を絶つほどですから。

ユダの心が揺れて、パリサイ人に買収され、そそのかされた結果。
取り返しのつかないことをしたと悔やんでも悔やみきれなったことでしょう。

ユダという人間一人だけが悪いのではなく、そう仕向けたパリサイ人の存在。
自分たちの身の保全のため、自分たちの権力を保つため・・という。
 
司祭たちは神様に仕える身にもかかわらず、昔から、宗教関係でもはびこり、こういう類の人が多かった、だからイエスの言葉に耳を傾けた人がどんどん増えたということも、理解できます。

ユダは結果的に裏切ったことにはなったけれど、その時の状況なども踏まえながら、そうする選択をせざるを得なかった ということも知る必要があるのかなと思いました。

歴史上で悪人扱いされる人だって、ちゃんといいところがあったはず。

なのに、歴史として伝えるときには、だれかを悪者に仕立て上げてしまうということ、そうしたいという存在が、そこにはあるかもしれない、ということを理解が必要だと常々感じています。


それにしても、この映画のイエスは、なかなかのイケメンでしたね~
という、最後は軽い感想になってしまいました(笑)

※余談※
キリストと同じ時代に生まれた青年を描いた風刺的コメディ映画として、
『モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン 』もあります。
ふざけた映画という印象も受けると思いますが、
最後までみると哲学的でもあります。

キリストが生まれた時代が、
どういう時代だったのかということを知る上では、
少し違った角度から描いたこういう類の映画もいいかもしれません。

■映画『サン・オブ・ゴッド』のタイトルについて

サンというカタカナから連想するのは、太陽の サン。
このタイトルの原題は神の太陽?と思ったのでした。

でも、この映画のタイトルのサンは、息子という意味での SON。

実は、SONの発音記号と太陽のSUNの発音記号は米英問わず標準発音ではまったく同じ。
そのため、英語を母国語としている人たちは、文脈から SUN か SON かを瞬時に判断するので、問題ないらしい・・。


その発音、本当?と思ったらぜひ、昔懐かし分厚い辞書で調べるのも楽しいかも。

せっかくですから~

映画を見ながら、英語を思い出したり、調べる機会にしたいです^^