【外見は大人 。でも中身は子供のまま・・】映画『俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-』あらすじ ・キャスト・<ネタバレあり>の感想

こんにちは 映画案内人 もすりんです。

映画『パパVS新しいパパ』のあと、ウィル・フェレルが出演しているということで見た作品です。

この映画も日本でも劇場未公開。

アラフォー男性のどうしようもない感じ、むさくるしい感じがして、う~んと思ったのですが、だんだん面白くなっていきますのでご安心を(笑)

■映画『俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-』のネタバレなしのあらすじ

ロバートとナンシーは仕事先で出会い、一目ぼれをして結婚することに。

ただ、ロバートには、デール、ナンシーにもブレナン という、仕事もせず家で好き勝手にしているアラフォーの息子がそれぞれひとりいた。

息子たちは、親の結婚に反対するも、ロバートとナンシーは一緒に暮らし始めることを決め、家族4人。
義の兄弟となった、デールとブレナンは最初から険悪の仲。

あるとき、ブレナンの弟で、イケメンでかつ仕事でも成功しているデレクが家にやってきて、そこから 義兄弟のデールとブレナンは結束し始める。


<映画情報>
製作国:2008年 アメリカ
上映時間:105分
原題:Step Brothers
監督:アダム・マッケイ
脚本:アダム・マッケイ/ウィル・フェレル

■登場人物/キャスト

<ハフ家>

【ナンシー・ハフ】

ナンシーの役には、メアリー・スティーンバージェン(Mary Steenburgen)

※参考※
映画『噂のモーガン夫妻』(2009年)では、 エマの役でした。

【ブレナン・ハフ】

ナンシーの長男のブレナン39歳。
職についていたが一時解雇で無職中。

どうしようもない、ブレナンの役には、ウィル・フェレル(Will Ferrell)。
ウィル・フェレルは、この映画で主演をつとめていますが、この映画の脚本・原案・製作総指揮 にも名を連ねています。

【デレク・ハフ】

ナンシーの次男でイケメンのデレク。
アリスと結婚して独立しているため、一緒には住んでいない。

母親のナンシーのお気に入りだが、兄のブレナンを見下している。

デレクには、アメリカ カリフォルニア州生まれの俳優、アダム・スコット(Adam Scott)。

【アリス・ハフ】

デレクの妻のアリスは、結婚はしているものの、夫に不満を抱えている。

そんなアリスの役には、アメリカ イリノイ州出身のキャスリン・ハーン
(Kathryn Hahn)。

<ドーバック家>

【ロバート・ドーバック】

ドーバック家のパパでお医者さん。

ロバートの役には、アメリカ イリノイ州出身のリチャード・ジェンキンス
(Richard Jenkins)

【デール・ドーバック】

ロバートの長男のデールは40歳。
無職で親のすねをかじりながらお父さんと二人ぐらし。

最初は、ウィル・フェレルと見分けがつかず、二役かと思いましたが、そうではありませんでした。

むさくるデールの役には、アメリカ イリノイ州出身の俳優ジョン・C・ライリー(John C. Reilly)。

■『俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-』の感想・タイトル<ネタバレ注意>

このタイトルの邦題の通り、義理の兄弟が主人公となっている映画です。


私は、原題の『Step Brothers』よりも、邦題の『俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-』のほうが内容が伝わりやすい。

特に【俺たち】という部分。
映画の中の息子たちが、いかにも『俺たち』と言っている声が聞こえてきそうです。

格好や していることは、まるで『少年』なのに、外見は いい歳の二人。
違和感アリアリ~の状態から映画は始まります。


親のすねをかじれるだけ幸せな息子たちだけれど、感謝する気持ちがこれっぽっちもない。

定職もないけれど、親もこどもたちを見捨てることもできないまま、アラフォーの息子の面倒をみている親たち。

親にとってみればいくつになってもやっぱり大事な子だから、ぽんと放り出すこともなかなかできない。

なかなかできないから、歳を重ねるごとにますますできなくなる・・。

この連鎖に入ってしまっている家族。

ダメダメな二人でも、ちゃんと持ち味があったり、才能があり、親もその点だけはしっかり理解している。

この両親は、息子たちを独立させようと試み、いざとなったり仕事を見つけ、それぞれがしっかり成長している。

映画の中では、親はやっぱりいつまでも息子たちが喜ぶことをしている。

親の中にも幼い時の夢をかなえたいという気持ちがあり、それを息子たちが表現してくれているのをある意味喜んでいた ということも映画を通してわかってくる。

いくつになっても、やっぱり幼い部分は残っているけれど、それがどのような趣味であっても、自立して生活できていれば、とやかくいうこともないのかなという気がしてきます。

子どもがなかなか自立できないということは、ある意味、恵まれた環境で甘え続けられる環境だったり、親が自分の手元から手放すことをなんとなく無意識に避けていたということもあるかも。

ゲイかもと言われていた義兄弟。
ぴしっと仕事をしている姿はやっぱりカッコよく見える(笑)

二人で共同経営して仕事でも大成功。
ブレナンにも彼女ができ、これからの未来はどうなるのか・・

親離れできない子どもの 話がメインだけれど、子離れできない親たちのサブストーリーも存在する映画。

 

たがだコメディ、されどコメディ。

コメディ映画からも色々と気づかされています・・(笑)


映画おすすめ度:💛💛💛💛💛

俺たちステップブラザース<義兄弟> (字幕版)


『俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-』のこぼれ話はコチラ

 

【参考】

💛💛💛💛💛・・ 最高!!
💛💛💛💛・・・ GOOD!
💛💛💛・・・・・まあまあ普通