こんなテーマパークがあったら♡『オースティンランド 恋するテーマパーク』<ネタバレなし>の キャスト・感想

ちょっと風変わりな映画ですが、オースティンの『Pride & Prejudice』(邦訳『高慢と偏見』もしくは『プライドと偏見』)好きの人はもちろん、そうでない方も十分に楽しめるラブコメです。
(この映画では1995年のBBCドラマ『高慢と偏見』でコリン・ファースが演じるダーシー役にに夢中になっているという設定です。)


私が記事にしている『プライドと偏見』は2005年の映画で、エリザベス・ベネット役にキーラ・ナイトレイ、マシュー・マクファディンがダーシーの作品です。

■映画『オースティンランド 恋するテーマパーク』のネタバレなしのあらすじ

ジェーン・オースティンの小説の熱狂的ファンであるアメリカ人女性ジェーン・ヘイズは、オースティンの世界を体感できるというイギリスのテーマパークを訪れる。(Netflix)


<映画情報>
製作国/公開:2013年 イギリス
上映時間:97分
原題:Austenland
監督:ジェルーシャ・ヘス、 ジャレッド・ヘス
日本劇場公開:未公開

原作本:Austenland(2007年)
著者:シャノン・ヘイル

 

■映画『オースティンランド 恋するテーマパーク』の主な登場人物/キャスト

ジェーン・ヘイズ】・・・オースティンの小説のダーシーに夢中で、貯金をはたいてオースティンランドへ行く。
ケリー・ラッセル
1976年アメリカ生まれの女優。身長は163センチ。テレビ・ドラマで活躍

 

ヘンリー・ノーブリー】・・・テーマパークにいる紳士の一人で、ワトルズブルック夫人の甥。
JJ・フィールド(J. J. Feild)
1978年アメリカ生まれでお父さんはイギリス人。映画やドラマで活躍。

私の好きなBBCドラマの『名探偵ポワロ』シリーズの「ナイルに死す」(2004年)のサイモン・ドイル役。2004年のときと、ほとんど変わらずイケメン♡


マーティン】・・・テーマパークでは使用人役。
ブレット・マッケンジー(Bret McKenzie)
1976年年ニュージーランドのウェリントン出身。俳優/ミュージシャン/プロデューサー

 

エリザベス・チャーミング】・・・ジェーンに好意的なアメリカから来たオースティンランドの参加メンバー
ジェニファー・クーリッジ(Jennifer Coolidge)
1961年アメリカ生まれの女優


レディ・アメリア・ハートライト】・・・オースティンランドの参加メンバー
ジョージア・キング(Georgia King)
1986年イギリス生まれの女優。映画・ドラマに活躍。身長175センチ

どこかで見た女優さんなのに、どの映画から調べてもわからなかったのですが、BBCドラマの『名探偵ポワロ』シリーズの「ハロウィーン・パーティ」(2010年)に出演していました。

 

ワトルズブルック夫人】・・・オースティンランドの経営者
ジェーン・シーモア(Jane Seymour)
1951年異議汁生まれで後にアメリカに帰化した女優。映画・テレビシリーズの出演
右目がヘーゼル、左目がグリーンのオッドアイである事も知られている。

【参考】1980年の『ある日どこかで』はお勧めです。美しくせつないけれど素敵な映画です。
ジェーン・シーモアの美しさにずっと見とれてしまうほど。

■映画『オースティンランド 恋するテーマパーク』の感想

『オースティンランド 恋するテーマパーク』の撮影場所は、バッキンガムシャーのウェストワイクームパーク(West Wycombe Park)。

ウェストワイクームパークは、イギリスのバッキンガムシャーにあるウェストワイクームの村の近くに1740年から1800年の間に建てられたカントリーハウスです。(Wiki)。

 

この映画では、女性が体験してみたいと思っていることを、映画の主人公が体験してくれているので、映画を観ているこちらが、『オースティンランド 恋するテーマパーク』というテーマパークに行っている気分になります。

本当に、こんなテーマパークがあったらな~。誰か超リッチな方、こういう企画をぜひぜひご検討を~♪
(こういうテーマパークがあれば、女性たちも喜んでどんどんいくでしょう。その収益をお屋敷の管理や修繕に充てられると思います。映画のように、俳優さんや女優さんの活躍の場にも。)

主人公のジェーンはこれまでためていた貯金を全額使っての参加ですから、ツアーの金額は、はっきりと映画の中でも言っていないけれど、かなりの高額。それでもジェーンが参加したツアーのランクは、下の方の銅コースで、他の二人の参加者はプラチナコース。銅はメイド部屋で衣装の地味。プラチナコースや部屋も豪華で衣装も素敵。
テーマパークでも、ランクがあるとは・・・
夢のテーマパークでもお金次第というのは、興ざめですが、そこがリアルっぽい(笑)

気楽に見られるラブコメです。

オースティンファンをからかっているのか、とも思わないわけではないですが、夢中になっている人は人が何と言おうが、夢中なので構わないと思います。私も オースティンに夢中なので。。


(※ネタバレになりますが、テーマパークでは使用人役のマーティン(ブレット・マッケンジー)はラストでニュージーランド出身ということを言っていますが、本当にニュージーランド出身。こういう点は現実なのです。

 

■映画『オースティンランド 恋するテーマパーク』のタイトル評

原題は『Austenland』で、オースティンの『Pride & Prejudice』(邦訳『高慢と偏見』もしくは『プライドと偏見』)好きな人なら、見よう!となるでしょうが、残念ながらまだオースティンを知らない方にとっては、どんな映画なのか想像がつかないので、邦題に【恋するテーマパーク】というサブタイトルをつけたのは大正解!!

 

原書はコチラ↓  **評価を見るだけでもイギリスでいかに人気かがわかります(^^)


↓値段が高いので手が出ませんが、こういう本があるよという参考まで(笑)

2022年も映画を観て、心穏やかに笑って朗らかに過ごしたいものです(^^)/