【イギリスの古典的 恋愛小説が原作の映画】『プライドと偏見』の概要 ・メインキャスト・<ネタばれ注意>の感想

こんにちは!

映画案内人 もすりんです。

今日ご紹介するのは、主演はキーラ・ナイトレイとマシュー・マクファディンが主演の2005年のイギリス映画『プライドと偏見』。

この映画は、イギリスの女流作家、ジェーン・オースティンの小説『高慢と偏見』(Pride and Prejudice)を映画化した作品です。

原作の『Pride and Prejudice』には、『高慢と偏見』・『自負と偏見』という日本語タイトルがつけられていますが、2005年の映画では、『プライドと偏見』となっています。

この映画にはたくさんの人が登場しますが、今回はこの映画でメインとなる二つのカップルについてのみ書くことにします。

 

※参考※
この映画は登場人物が多いため、下記のようにわけて書くことにしました。

PartⅠベネット家
PartⅡダーシー/ビングリー /ウイッカム他
PartⅢその他の登場人物 

■映画『プライドと偏見』の<ネタバレなし>の概要


舞台はイギリスの田舎町のロングボーン村。

そこに住んでいるベネット家(両親と五人の美人ぞろいの姉妹)がこのストーリーの中心。

ミセス・ベネットはなんとかして自分の娘たちを資産家と結婚させたいと躍起になっている。

あるとき、近所に資産家で独身の青年 (ミスター・ビングリー)が引っ越してくる というところから話が始まる。

舞踏会が開催されることになったため、独身の青年 に胸を躍らせ ベネット家の娘たちはおしゃれをして出かける。

ミスター・ビングリーは人柄もよく、町の人にはもちろん ベネット家にも好印象を与えるが、その一方でミスタービングリーの親友のミスター・ダーシーはベネット家の次女のエリザベスに対して 「それほどの美人じゃない」と言ったり、町の人たちとは踊らないなど、態度は傲慢。

ミスター・ビングリーはベネット家の長女のジェインに一目ぼれ。
ジェインもミスター・ビングリーのことが気に入っている。

そのあと二人の恋は・・。

そしてベネット家の次女、エリザベスの恋はどう展開していくのか。

<映画情報>
製作国:2005年 イギリス
 ※スタジオカナル(フランス)とワーキング
 ※タイトル・フィルムズ(イギリス)
上映時間:127分
原題:Pride & Prejudice
監督:ジョー・ライト


原作本:Pride & Prejudice
訳本:
「高慢と偏見」岩波文庫・河出文庫・ちくま文庫・中公文庫
「自負と偏見」新潮文庫 など。

■メイン キャスト

【エリザベス・ベネット】

ベネット家の次女の エリザベス・ベネットには イギリスの女優キーラ・ナイトレイ(Keira Knightley)。

エリザベスは、ミスター・ベネット(ベネット家の父親)の一番お気に入りで「リジー」という愛称でも呼ばれているが、親友のシャーロットからは、イライザとも呼ばれるときもある。

【ミスター・ダーシー】

大富豪のダーシーを演じるのはマシュー・マクファディン(Matthew MacFadyen)。

ミスター・ダーシーは愛想がなく、人を見下すような態度をとっていたが・・・

【ジェイン・ベネット】

ベネット家の長女で町一番の美人という設定。
ミセス・ベネット(ベネット家の母親)の一番の気に入り。
引っ越してきたミスター・ビングリーに思いを寄せている。

ジェイン・ベネットの役はイギリスの女優 ロザムンド・パイク(Rosamund Pike)。

※2005年の映画の字幕をみると「ジェーン」となっているが、英語で聞くと「ジェーン」よりも「ジェイン」の方が近い気がしますので、「ジェイン」して書いていきます。

【ミスター・ビングリー】

性格のよさそうな資産家の青年でミスター・ダーシーと親友。
気の強い姉妹もいる。

ミスター・ビングリー役にはサイモン・ウッズ(Simon Woods)

ミスター・ビングリーは、ベネット家の長女のジェインに一目ぼれ。

■映画『プライドと偏見』の感想<ネタバレ注意>

ジェーン・オーステインの本を元にした映画の中では、この『プライドと偏見』が一番好きな作品です。

当時のイギリスでは、女性は お金のある人との結婚= 一生安定した生活 を保証するもの なのだから、それほどいい家柄ではないベネット家の長女と次女が幸せな結婚を手に入れるまでには、いろいろと起こります。

それぞれの恋愛模様だけにフォーカスして描くのではなく、ベネット家のママ、ミセス・ベネットの、娘たちの結婚に対して 一喜一憂する姿の描写から、結婚のための恋愛ではなく、<一生を左右する結婚>のためのパートナー探しに懸命だったという時代の物語り。

それでも、ベネット家の長女と次女は、家柄や資産目当てだけではなく、自分たちが心から尊敬できる人と出会い、相手から望まれて、愛のある幸せな結婚を選んでいく。

よくありそうなハッピーエンドのストーリーの映画でもあるけれど、なぜだかとても心惹かれる作品になっている。


その理由としては、この映画では、イギリスの田舎の自然の風景を 美しく大きく映し出している点。

自然を大きく、人間を小さく映すことによって自然と人間を対比させる。

人間なんて大きな自然からすると、本当にちっぽけな存在。
でも、みんなそれぞれが、もがき悩みながら、生きていこうとするたくましさ。広大な自然を全面に映し出しながら、そんなことも感じさせてくれます。

また、映画のほうが視覚的にわかりやすいため、当時のイギリスでの生活ぶりや文化なども、楽しみながら理解ができます(^^)

映画を見終わって気になっていることもひとつは、ジェインとミスター・ビングリーは似た者同士でも結婚生活もうまくいきそうですが、エリザベスとミスター・ダーシーは、 結婚してからも大ゲンカするんじゃないかと心配にもなるのです。

愛があれば、お互いに寛容になれるでしょうし、喧嘩することによって、より愛が深まるかもしれませんが、あまりこのことを考えるとハッピーな気持ちが盛り下がってしまうので この辺でやめておきます。

二人が末永く、穏やかで平和で幸せでありますように・・・(笑)

 

あともうひとつ気になっている点はダーシーの声。

日本の声優さんの声がやや高い気がします。
ダーシー訳のマシュー・マクファディン の声に私の耳が慣れたといえばそれまでですが、ダーシーの性格からすると、低めの落ち着いた声のほうが似あっているのではとも感じています。


映画の原作の小説も読んだのですが、映画を観ているため、登場人物やその人物像も把握できているからサクサクと読み進められます。

本もお気に入りの1冊です♪

2005年の映画『Pride & Prejudice』の写真入りの洋書も手に入れました~^^


英語を読むと眠くなるので、ちびちびと 楽しみながら読んでいく予定です。

 

映画おすすめ度:💛💛💛💛💛

【参考】
💛💛💛💛💛・・ 最高!!
💛💛💛💛・・・ GOOD!
💛💛💛・・・・  まあまあ普通