⑪映画『マダムフローレンス! 夢見るふたり』ヒュー・グラントのノリノリダンス♡

2016年公開の映画「マダム フローレンス!夢見るふたり」(原題:Florence Foster Jenkins)が気に入ったところなど、思いつくままに書いています。

観るたびに いいな~と思う場面が増えていきます^^

※登場人物はコチラ
※あらすじ前半後半 

■お気に入りの理由 その8

【ヒュー・グラントのダンスが見られます♡】

この映画でのシンクレア(ヒュー・グラント)について。

シンクレアは、イギリスで生まれで祖父は伯爵。
だけれど、シンクレアは庶子。
イギリスでは、庶子では伯爵にはなれないため、渡米。

アメリカでシェイクスピア俳優を目指すも不評で結局は俳優の道をあきらめることに。

そのため、マダム フローレンスが創設した『The Verdi Club』(ヴェルディ クラブ)の舞台のときに、自分がシェイクスピア俳優として少し演じたり、司会をしたり。

また、マダム フローレンスの最初のリサイタルのときも、シンクレア自身も舞台で少し演じたいようなことを匂わせるも、マダム フローレンスに笑顔で却下され、自分はあくまでも縁の下の力持ちに徹する。

マダム フローレンスの前では、常に紳士としてふるまってはいますが、最初のリサイタルが終わったあと、シンクレアが自分の家に戻ると、みんなで集まって飲んでいました。
(ここにはマダムに家賃を支払ってもらいながら、キャサリーン(レベッカ・ファーガソン)と一緒に住んでいます。)

シンクレアが、マダムフローレンスの歌声を大笑いしていた魅力的な女性、アグネス・スターク(ニナ・アリアンダ)に誘われて楽しそうに踊る場面も観られます。

2003年の映画「ラブ・アクチュアリー」でもヒュー・グラントが少しダンスを見せてくれていましたね。

この映画「マダム フローレンス!夢見るふたり」では、いつも紳士としてふるまっているだけに、余計このようなくだけて踊るシンクレアも印象に残ります。
ちなみにこの曲は1940年代の名曲「Sing,Sing,Sing」。


この映画の中で、イギリス紳士として描かれている場面が多いですが、このときのヒュー・グラントを見ると、やっぱりヒュー・グラントだと思うのです。


それから、私が映画を見ていても、アメリカ人男性かイギリス男性なのかはよくわからないのですが、マダム フローレンスが、カーネギーホールのリサイタルの翌日、新聞スタンドへN.Y.ポストのを買いにいったとき、お店の人が 「英国人で 背の高い紳士が、N.Y.ポストの新聞を全部買っていった」 と言う内容のセリフがありました。

英語の発音の違いからか イギリス人というところがわかるのでしょう。

アメリカ人にとって、「イギリスの紳士」というのはどう目に映っていたのかもとても興味があります。

このあたりも、今後映画を見るときにチェックしたいと思います。

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