今日ご紹介するのは、心の温かさが感じたいときにおススメな映画で、
1947年にゴールデングローブ監督賞を受賞しています。
こんにちは 映画案内人 もすりんです。
『素晴らしき哉、人生!』は、1946年のアメリカ映画で 白黒の作品です。
ストーリーもしっかりしていて、どんどん引き込まれていきます。
名作という名にふさわしい作品ですので、ぜひ~
■映画『素晴らしき哉、人生!』のネタバレなしのあらすじ
人生に絶望し、自殺しようと思いつめたジョージが、二流の老天使に出会い、生きるよろこびを取り戻す姿を、ユーモアとペーソスにファンタジーを交えて描いた名作。(ネットフリックス)
<映画情報>
製作国/公開:1946年 アメリカ
上映時間:131分
原題:It’s a Wonderful Life
監督:フランク・キャプラ
脚本:フランク・キャプラ
日本劇場公開:1954年
原作本:The Greatest Gift(著者:フィリップ・ヴァン・ドーレン・スターン)
■映画『素晴らしき哉、人生!』の主な登場人物/キャスト
【ジョージ・ベイリー】
小さな町を出て世界旅行をしたり、大学へ通って建築家になる夢を描いていた主人公
・・・ジェームズ・スチュワート(James Stewart)
アメリカの俳優
1908年5月20日~1997年7月2日(89歳没)
1991年のアニメ映画への声の出演が最後となりました。
第一回『東京国際映画祭』で『グレン・ミラー物語』(1954年)ステレオサウンド版の舞台挨拶で「好きな監督はフランク・キャプラとアルフレッド・ヒッチコックです」と明言している。(Wikipedia)
※『素晴らしき哉、人生!』の監督はフランク・キャプラです(^^)
【アリー・ハッチ】
幼馴染の女性
・・・ドナ・リード(Donna Reed)
アメリカ女優
1921年1月27日~1986年1月14日(64歳没)
彼女は3回結婚しています。
ためいきが出るほど、お美しい~
【ヘンリー・ポッター】
町一番の富豪である銀行家
・・・ライオネル・バリモア(Lionel Barrymore)
アメリカの俳優・監督
1878年4月28日~1954年11月15日(76歳没)
若いころは、やはりイケメン♡
映画出演は1953年まで続いたが、1938年以来、関節炎と2度の転倒で車椅子の生活を余儀なくされた。晩年はTVでの活動は拒否し、ラジオの出演のみで余生を送った。(Wikipedia)
【クラレンス】
自らを守護天使と語る天使
・・・ヘンリー・トラヴァース(Henry Travers)
イギリス生まれの俳優
1874年3月5日~1965年10月18日(91歳没)
国籍はイギリスですが、埋葬はアメリカ。
・イギリスで舞台俳優となった後、トラヴァースはアメリカ合衆国へ移民し、1933年からハリウッド映画に出演するようになった。
・トラヴァースの最も有名な役柄は、フランク・キャプラ監督の古典的作品『素晴らしき哉、人生!』において、ジェームズ・ステュアートが演じる主人公を自殺から救う天使クラレンスである。
・トラヴァースはまた、映画『ミニヴァー夫人』における演技によって、第15回アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされた。(Wikipedia)
■映画『素晴らしき哉、人生!』の感想
人のやさしさって、本当に素晴らしいな、人ってあったかいな。
こんなことが感じられる映画です。
途中、どうなることやらと思いましたが、クリスマスにふさわしい素敵なラスト。
ネットでのつながりが広がってはいるものの、関係性が希薄になったと言われているが、今だっていざとなったら、お互いに優しく助け合えます。
人のつながりって、温かくて、こういうことをもっと日々感じられると、
世の中が平和になれるような気がします。
そんなことをあらためて思い出させてくれる映画でした。
人生はいろいろな選択があるけれど、
ちょっと違う≪道≫に進むと違う人生があるということも
この映画の中でさらりと教えてくれる。
それにしても、私の天使像がガラガラと崩れました・・・
映画を観た方にはわかりますが、この辺りはあまり書くよりも、
まずは映画をみてくださいね。
映画の登場する天使は、人間ぽくって個人的には好きです(笑)
ちなみに、この作品は、
1988年のイタリア映画『ニュー・シネマ・パラダイス』にも登場しています。
『ニュー・シネマ・パラダイス』でも出ていること自体、『素晴らしき哉、人生!』が名作として認められている証拠です(^^)
■映画『素晴らしき哉、人生!』のタイトル評
1946年の映画『素晴らしき哉、人生!』は、原題をそのまま日本語に訳したタイトルで、2016年の映画の邦題は『素晴らしきかな、人生』になっています。
1946年の映画のタイトルは、『かな』を『哉』にしているところが、かえって格調高く、名作というオーラを放っている気がします。
それでは、またお会いしましょう♪