【ハングオーバー!のチャウ役のケン・チョンの初出演映画】『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』<ネタバレなし>の あらすじ ・キャスト・感想

こんにちは 映画案内人 もすりんです。

この映画『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』は、「ハングオーバー!」シリーズに出演していたチャウ役のケン・チョンの初出演の映画です。

アメリカでは初登場2位を記録し、興行収入も1億4000万ドルを超えるヒットとなった。また、作品の評価も高く放送映画批評家協会賞コメディ映画賞や全米脚本家組合賞オリジナル脚本賞などにノミネートされた。(Wikipedia)

■映画『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』のネタバレなしのあらすじ

酔った勢いで一晩限りの関係をもった結果、妊娠してしまった新人テレビキャスターアリソン。その相手は、お金もなく気ままに自由に生きているダメダメな男のベン。

二人はこれからどうするのか・・・

<映画情報>
製作国:アメリカ 2007年公開
上映時間:129分
原題:Knocked Up
監督:ジャド・アパトー
脚本:ジャド・アパトー

■映画『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』の登場人物/キャスト

【ベン・ストーン】

気ままに、というか自堕落に生きているカナダ出身の23歳のベン。

友人たちと一緒に暮らしながら、男性向けのサイトの運営しているものの、預金残高もほぼなく、資産もない状態。

自堕落なベンの役には、セス・ローゲン(Seth Rogen)
この映画では、23歳という設定でしたが、セス・ローゲンは、1982年生まれですから、映画公開2007年時でも まだ25歳。

風貌からすると30歳ぐらいかと思いましたが、よ~くみるとやっぱり肌のハリや艶があって若いことがわかります。

この役柄通り、カナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバー出身。

※ベン役のセス・ローゲンについては、
映画『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』のこぼれ話 あれやこれや でも書いています。

【アリソン・スコット】

新人アナウンサーのアリソン。
思いがけない妊娠だったが、事実を受け入れ出産に対して不安になりながらも前向き。

アリソンの役をアメリカ生まれの女優キャサリン・ハイグル(Katherine Heigl)が演じています。
両親はドイツ人とアイルランド人の血を引いているそうです。

ベンよりは年が上に見えましたが、キャサリンは1978年生まれていますから、4歳だけお姉さんに。(年の差は、なんとなく気になりますね)

キャサリン・ハイグルは、9歳のころには、もうモデル事務所と契約してモデルとして活動。

【デビー】

アリソンのお姉さんのデビー。

デビーには、アメリカのカリフォルニア州出身のレスリー・マン(Leslie Mann)

私は、映画『アリスのままで』のジュリアン・ムーアと どうもダブってしまいますが、みなさんはどうですか?

ジュリアン・ムーアは1960年生まれですが、レスリー・マンは、1972年生まれなので一回り違います。

因みに、レスリー・マンは17歳のときに、CMでデビュー。
彼女は『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』の監督であり脚本担当のジャド・アパトー と1997年に結婚しています。

【ピート】

デビーの旦那さん。(アリソンの義理のお兄さん。)
妻のデビーからは浮気しているのではと疑われている。

ピートの役には、アメリカニュージャージー州生まれのポール・ラッド(Paul Rudd)
1995年の映画『クルーレス』で注目された俳優で、ジャド・アパトー監督の作品『40歳の童貞男』にも出演しています。

【クニ】

アリソンが出産することになった病院の医者には、ケン・チョン(Ken Jeong)

アメリカ ミシガン州生まれのケン・チョンは1969年生まれで、韓国系アメリカ人。
映画公開当時は、38歳。

この映画はケン・チョンにとっての映画デビュー作になります。
主役ではないため、出番は少ないですが印象に残る役柄でした。

『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(シリーズ第1作)』と同じぐらい、まだまだスマートです。

■映画『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』の感想(※少しネタバレ注意)

この映画は軽い感じもするのですが、映画の根底に人間としての温かさ が感じられます。

予期せず妊娠してしまうアリソン(キャサリン・ハイグル)ですが、お母さんになろうと前向きな姿や、ベン(セス・ローゲン)も彼女の妊娠に戸惑いつつも、決して逃げることになく、彼女をサポートしようとするところが気に入りました。

ラストは笑顔でほっこりな映画。

出産について、勉強し 妊婦に寄り添ってくれる男性ってやっぱり頼もしく素敵です♪

■映画『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』のタイトル評

この映画の原題は、Knocked Up 。
knock up を手元にある研究社の英和辞書で調べると、打ち上げる/(ドア叩いて人を)起こす/大急ぎで作る/へとへとにする/ヘトヘトにさせる・・・などの意味がありますが、アメリカのスラングとして使われる言いまわしとして、knocked upには妊娠させるという意味があります。

「いわゆるできちゃった」 という時に使われる英語で、イギリスでは使われていないようです。

タイトルからもアメリカの映画 ということがわかり、その国でしか使わないような言葉が学べて 嬉しくなります(^^)

 

無ケーカクの命中男 ノックトアップ (字幕版)