②<シリーズ1-6 取引>の詳しいあらすじ には、
【逮捕されたダラー・ビルの様子】について主に書いています。
『ビリオンズ(Billions)』②<シリーズ1-6 取引>
*【逮捕されたダラー・ビルの様子】
チャック「協力して自由になるか、無駄に習慣されるか。取引のチャンスは1回。明日はもうない」と逮捕したダラー・ビル追い詰める。
ダラー・ビル「取引はしない」
弁護士「基礎の根拠がない」
ブライアン・コナティ「企業の幹部に賄賂を贈り、見返りに内部情報を得た。明らかだ」
弁護士「彼は、担当の会社で働く農場主と仲良くなった。彼の娘さんの状況に心を痛め、彼女の治療の手配を行った。病気の子に援助したお金が不正の利益につながる・・・と陪審員を説得できるなら基礎してください。」
さらに弁護士は続ける。
「依頼人は、取引も協力する意思もない。あなた方の権限を認めないそうです」
ブライアン「どういう意味だ?」
(ここで場面が変わる)
チャックたちはなんとしても、ダラー・ビルからボビーの違法取引についての情報を引き出そうとやっきになるが、何も得られなかったため、とことん調べろとチームに指示。
ブライアン「情報を握るのは、彼に近い社員だけ。ビルが有力だ」
チャック「何が言いたい」
ブライアン「バーチのように、取引をしてのがしたくないんです」
チャック「私がそうすると思うなら間違いだ」「ボビー・アクセルロッドはただの億万長者ではない。この時代の象徴であり、汚いペテン師だ。落ちるときは地の底に直撃する」「エンロン事件よりも激しく罰する」
ブライアン「僕は彼を裁ければいい」
チャック「刑務所にぶちこむ。政府もマスコミも関係者も思い知るだろう。国民の信頼を得るのは検事局だと」
ブライアンチャックローズの手腕をみせましょう」
チャック「その通りだ」
↑このあたりのチャックの言葉からしても、ボビーの逮捕にはチャックの個人的な感情が入っているのがわかります。
ダラー・ビルはミニバンを2台所有していることがわかり、1台は別の州で使われていることが判明。
調べると、実はダラー・ビルが結婚していても、愛人とその愛人との間の子供がいるという情報をチャックチームは得て、これでダラー・ビルが口を割ると思った。
チャックはただでさえ奥さんは弱っているのに、愛人がいることを知られてしまうよ・・と脅すも、ダラー・ビルはそう来るだろうと予測したため、すでにスマホにメール文章を用意し、自らこの件を奥さんに告白するのでした。
↑
検察は、なんと人の弱みにつけこんでいくのです。(恐ろしいし、人間としてどうよ!って思っちゃいます。)
チャック「家庭を崩壊させたのか?ボビーのために」
ダラー・ビル「おれは、カイザー・ソゼだ」と。
※参考※
カイザー・ソゼとは1995年のアメリカ映画『ユージュアル・サスペクツ』に登場する、伝説的ギャングで、謎が多く、存在自体が怪しいとされる人物らしいです。
ですが、ダラー・ビルの言葉の意図がいまひとつつかめず、私の心はもやもや状態のままです(^-^;
●ブライアンとダラー・ビルの弁護士のトイレでの会話・・
ブライアン「教祖ボビーのために、自分を犠牲にするなんて」
弁護士「君らは政治の駒だ。その場の都合で忠誠を誓うが選挙のたびに寝返る。検事局で何年か働いたら、敵だったファンドを弁護士、7桁を稼ぐようになる。」
↑弁護士って恐ろしく稼ぐのですね。
ということは逆に一般人が会社相手に訴訟を起こしたら、優秀な弁護士は、たくさん払ってくれる会社へ行くので、勝ち目はない・・ということになりそうです(^-^;
そして、弁護士は続けて「アックスの社員は人生をかけている。ボビーを売れば、自分お居場所がなくなる。彼らの世界を裏切れは、数年の収監を免れても、永遠に葬られる。ボビーにケチな罰金を科すのがチャックには背いっぱいだろう」
ブライアン「それじゃあすまない、検事にとって、個人的な戦いだ」
↑
よく理解しているブライアン・コナティなのでした。
ブライアン「ニューヨーク中がボビーをあがめているが、彼は何も生み出していない」
↑
検事側もそうでしょ・・と突っ込みたくなる
ブライアン「取引を避けるのは僕らを怖がるからだ。ヤツをぶち込むまで追いますよ」
弁護士「君はただの職員だろ?」
・・とまずはここまで。
このころ、ボビーの妻のララは、ダラー・ビルの奥さんのサンディがいる家へ。
ダラー・ビル逮捕されため、監視され、口座は凍結され、家の中は捜索されてぐちゃぐちゃで、家は泥だらけ。
ララは、サンディへベーグルをもっていくが、そこには、奥さんが困らないように住宅ローン、固定資産税の費用など、支払いに困らないように封筒にお金を入れて渡したのでした。
↑
1-5でボビーがワグスに弁護士とララに連絡をというのは、このためだった。
(配慮ができるボビー。だからこそ、社員との絆が深いのでしょう。)
弁護士はダラー・ビルの件をボビーへ報告。
検察側は、いつかはボビーを捕まえるということも伝える。
でも、今なら司法取引に持ち込めるとも。
ボビー「取引はしない。」
弁護士「その姿勢を撤回しろ。ブライアンが弱っていて、私なら有利な条件を引き出せる」「相手を買った気にさせ、捜査をやめさせた方がいい」
ボビー「俺は業界の連中と同じことをやっただけだ。誰よりもうまく」「あいつのインチキ捜査があげる成果は有毒だ。うわさや風評を利用し、入の生活やビジネスを壊すのは許せない。それを教えてやる。やつにはないもない。金持ちは俺を蹴落とそうとするが、ヤツは起訴もできない。検事失格だ。なぜ彼が勝てる?」
弁護士「勝つだと? 勝つのは君だ。自由になる。罰金を払えばいい。ファミリーオフィスにする。いつかはそのつもりだろ?」
ボビー「NO!!」と。