『ビリオンズ(Billions)』<シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?>-①の詳しいあらすじ(ネタバレ注意)

今回のタイトルは、ドニーはいったいどこだ?とズバリそのもので、とってもわかりやすいですよね。

billions 1-9. ドニーはいったいどこだ?

重要人物の失踪により、チャックとアクセルロッドは予定変更を余儀なくされる。ララは重要な会話の機会をもうけ、ウェンディに探りを入れる。

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★参考★『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1の詳しいあらすじ一覧はコチラ

 

『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?
*【ボビーとララの会話】

ボビーたち家族4人で外出。その帰り道、子たちにアイスを食べたいか?と伝え先に先に食べに行かせるのでした。実はこのとき、ボビーの車に汚い言葉で落書きされていて、それを子どもに見せないために機転を利かせたのでした。

ボビーはこんな風に、視野が広く多くの情報をすぐキャッチして次の行動を起こせる人物なのです。

帰宅後、子どもたちを寝かせた後、ボビーとララが話をします。

ララ「さきは怖かった。この私が怖がるのよ。しばらくここを離れた方がいい」というのですが、ボビーは会社があるので離れられないと答えるのでした。

(ララの、この私が怖がる という言葉、ララは自分のことをよくわかっているし、常にこどもを守ることを優先させていて、素晴らしい母親だと感じさせます。ウエンディも子どもたちを想っているのですが、このドラマの中ではララの方が母性が強い印象があります。)

 

『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?
*【アックス・キャピタル社でのこと】

翌朝、アックス・キャピタル社の前ではデモ活動が開始。

 

この日、1-2の命名権で、「アクセルロッド・ホール」に名前を変えた話がありましたが、そこの館長のショーンが来て、ホールの名前を変えることを話すと、ボビーは「それなら、1億ドルに利子3.3%を3ケ月分。合計1億82万5000ドルを返してくれればいい」と。

(↑やはり 計算も早いです。私も実際に電卓を使って計算してみましたが、あんなにぱっと計算できかなったです^-^;)

館長のショーンは、「返金できない。名前を変えるだけだ」

ボビー「これ以上続けるのなら弁護士が戦う」

といってホールの名前についての話はこの場面は終わります。

 

 

ドニーはボビーに呼ばれてケムロット株を2億ドル買うことを指示される。

ドニーは「根拠を聞いても?」となるがFBIでは肝心部分が聞こえないのでした。

 

このあと、ドニーが休憩室のいくと、そこにいたウエンディがやせたわねと声をかけると、ストレスのせいだと答えます。

こんなに大きなお金を扱ったことがないのでドニーは動揺しているともいうと

ウエンディ「ただの資金よ。ボーカーと同じで現金をチップに交換するだけ」「それを武器に標的をしとめる」と。(←やみくに投資でエントリーする人は、標的という言葉をききと、やみくもにエントリーするのではなく、待ってタイミングをはかってエントリーするということもイメージしやすくなりそうです)

 

ドニーは、あるイメージが頭から離れないということもウエンディに話すと、

ウエンディ「自分を犠牲にしている。それが当然の報いだと思っているけれど、違うわ」

ドニー「当然の報いだ。僕は嘘をついた」

ウエンディ「誰にウソを?」

ドニー「この仕事は嘘つきになる。」と

ウエンディは、あなたは善良な人よと言って、自分に話すように伝える。

ドニー「君の話すと知られる」

ウエンディ「夫には仕事のことは話さない」

ドニー「彼のことじゃない。言えない」とその場を離れるのでした。

さすがのウエンディも、ドニーの状況を知らないため、状況の理解がしづらいようです。

 

このころ、FBIでは、ボビーがケムロット株を大量購入する理由を知るために会話の記録を解析させるが、
解析技術者は「アクセルロッドが外部電場を遮断する空間を作り盗聴を阻止。さすがだ」というのでした。
(さすが というところ、笑っちゃいます)

 

『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?
*【チャックとアダム、コナティの会話】

友人でもあるアダムとチャックの会話

 

「2008目も金融危機の元凶を司法界は裁けなかった。は住宅ローンのブローカを捕まえただけ」

↑(これは事実のようで『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』でも語られていました)

 

アダムは「アックス社の社員にスパイさせていること」も知っていて「悪の大物をと絶えるチャンスだ」とけしかけられる。

チャックはこの件では担当を外れたことになっているが、それは表向きだけということもアダムはちゃんと知っているのでした。

 

このアダムという人物は、チャックと同じ大学で仲がいいのかよくないのかよくわからない関係。

アダムという人物も時々今後も出てきます。

 

アダムとの話が終わると、チャックはスパイのことを話したどうかを確認するためコナティの部屋へいくとコナティはあっさり認めるので、チャックは怒り出す。が、コナティは「うちの力を疑ってこの件を他へ移そうとしていた。だからリークした」と。

このとき、チャックがそれは「“利かし(Kikashi)”か? 」<参考※>と囲碁のことを話す。

チャックは司法長官がボビーの逮捕の件で指揮をとろうとすることを懸念しているがコナティに「彼女の情熱だけは利用しよう」というのでした。

<参考※>

利かし(きかし)とは囲碁用語の一つで、「相手が応ぜざるを得ず、しかも将来のはたらきを含んだ手」(大辞林)のことである。将棋でもほぼ同じような意味で通じる。利かしの定義には、「先手であること」「打つことで何らかの利益が見込まれること」が含まれる。(Wikipedia)

 

海外ドラマから、色々と学びがあります(笑)

【Netflix】『ビリオンズ(Billions)』<シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?>-②の詳しいあらすじ(ネタバレ注意) に続きます。