『ビリオンズ(Billions)』<シリーズ1-10. 生活の質>-④の詳しいあらすじ(ネタバレ注意)

<シリーズ1-10. 生活の質>-③からの続きです。

 

『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-10. 生活の質
*【アイオノスフィア社の話】

アイオノスフィア社とは、アックス・キャピタルを辞めた3人で設立した投資会社で、アックス社の顧客も盗んだこともあり、ボビーが策を練っていた会社です。

ボビーの作戦が今実行されつつあります。

 

アイオノスフィア社では、DKA株で400万ドルの利益をだせたこと、それは企業目1週目にして運用実績が2%アップしたので、3人がシャンパンでお祝い。

そのネタ元は誰という話をしていると、タイミングよく(笑)、ダラー・ビルが登場。

ここで、3人のうちの女性が「ボビーとの口論のことは聞いたわ。」

ダラー・ビル「刑務所も覚悟で秘密を守ったのに、あの仕打ちだ」とウソを言って、3人を安心させるのでした。

3人は、ダラー・ビルに一緒に仕事をしようと持ち掛けるが、「年が明けたら」と先に延ばすのでした。(一通りみているので、そういう返事から、すでにダラー・ビルの動きは怪しいと思ってしまうけれど・・・)

何かいい情報がないか聞くと、ペン・コンソルの買収のうわさがあることを知っているかと聞く。

すでに裏で入札が始まっていて、チャンスだと伝えたのでした。

 

『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-10. 生活の質
*【ウィルコックス判事とチャックの話】

<シリーズ1-10. 生活の質>-③ *【ダラー・ビル裁判の判事のウィルコックスの話】での続きになりますが、コニーからウィルコックスの情報を得たチャックは、判事へ会いにいくのでした。
当初、ウィルコックスは、ダラー・ビル裁判の件だと思い、帰ってくれというが、チャックは別の話だと伝え、話始める。
「中産階級の連中は自由の身に、有色人種は刑務所へ20年」「差別主義で、金もうけ主義だ」と。
さらに「ホールディンガー刑務所のシステム・君と投資グループとの関係、海外銀行口座、ドミニカの別荘の明度の愛人マリベル」と責めていく。

すると、ウィルコックスは「公職は薄給だ」と。(←腹が立っちゃうセリフですよね!)
そして、チャックに「告発する気か? 何が望みか?」と聞くのでした。
チャックは「すぐに辞任したまえ。一身上の都合ということで。ささやかな送別会を開いたら、民間の職に就く。それともFBIに歓迎会を開いてもらうか」(←すごい表現!)
ウィルコックス「では、告発はしない?」
チャック「NO. 君が辞任すれば南地区は起訴を見送ろう」と答えたのでした。

 

『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-10. 生活の質
*【ウエンディをめぐって】

ウエンディはドニーのパートナーのウォルターのところへ、鍋料理をもっていく。

そこにはおもちゃがいっぱいあった。それは亡くなったドニーの「秘密のサンタ計画」のためだった。
ウエンディが手伝いを申し出ると、ウォルターは、ララが全部引き受けてくれたと答えるのでした。

ウォルター「君はややこしい立場にいるね」
ウエンディ「ええ」

ウォルター「ドニーもつらかったはずだ。君にプライベートのことを話せなくて」
ウエンディ「誰か話せなかったの?」

そこへララの姿を見たウエンディは、自分の車をどかした方がいいかと聞くので、どけると伝えるが、ララは「何の用?」と。
ウエンディは、手伝いがいらないかと思ってということを言うと、
ララ「こんな時、家族は結束する。アックス社は家族だから。」
ウエンディ「私も一員よ」
ララ「そうよね」

ウォルターは二人の不穏な雰囲気を感じ取り、ウエンディに来てくれたお礼を伝えて彼には笑顔で挨拶するも、ララへ対しては無表情でその場を立ち去るのでした。


ララはトラックでドニーの「秘密のサンタ計画」のおもちゃを運び、息子二人と綺麗にラッピングしていると、ボビーが帰宅。
ボビーは、インターンに頼めば早く終わるとスマホを触りだすとララがボビーを呼んで
「子供に教えるの。恵まれない人を家族みんなで助けないと」と言うとボビーは「教えたいのはおれか?」と(←そうとも取れる。さすがボビー!?)
ララはあきれてため息をつく。
ボビーは「わかった。おれもやるよ」と。

ララ「ウエンディに会った。ウォルターに探りをいれていた」(←なんの探りでしょう・・・)
ララ「彼女を必要としていると思えない。家族が危機にさらされている」
ボビー「俺は信じている」

日本語字幕の「俺は信じている」というのは、家族が危機にさらされることはないと信じているのかな?と最初は思ったのですが、英語で聞きなおすと、「trust her」なので、ボビーは、ウエンディのことを、ウォルターのことを探ったり、家族(会社を含め)を危機にさらすような人ではないと信じている という意味だったようです。

この時の画面ではララは後ろ姿のため、表情は見えませんが、さぞかし、ムッとしていたことでしょう。
二人の女性の静かなバチバチと火花が飛び散る状態は、これからも続きます。

 

次回は、1-10の最後、【Netflix】『ビリオンズ(Billions)』<シリーズ1-10. 生活の質>-⑤の詳しいあらすじ になります(^^)