<シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?>-③の詳しいあらすじ の続きで、1-9の最後です。
『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?
*【アックス・キャピタル社での様子】
ボビー・ワグス・ホールはドニーを探すが見つからない。
検察局でドニーが全て話してししまったらおしまいだと途方にくれている。
ワグスの「ドニーは君の読み通りに動いたが、まだ捕まっていない」という言葉から、ボビーはあらかじめ、ドニーがどう動くのかを想定していたことがわかります。
このあたりの詳しいことは、次回以降明かされますのでお楽しみに。
アックス・キャピタル社ではデモは続いているが、ある日、デモ隊を乗せるバスが故障したためみな帰れないと警備員からしらせるとワグスはそのまま放置すればいいというが、ボビーは手配をということで、デモ隊員をリムジンに乗せて帰宅させるのでした(笑)
『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?
*【ボビーと消防士たち】
地元の消防士たちの基金へ寄付したり、友好的な関係を築いてきたが、ボビーが9.11のテロに乗じて空売りをしかけて大儲けしたことを知り、消防士たちは憎しみをあらわにし、ボビーの妻のララのレストランに対して嫌がらせを初めていた。
ララは、ボビーになんとかしてと頼むのでした。
ボビーは消防士たちの前で以下の話をします。
・消防士基金に寄付したのは、下心があったからではない。
・俺は逃げも隠れもせず。ここに立ち、君たちと話をしている。
・俺のためじゃない。自分のためながらいつでも稼げる
・俺には残された遺族への責任があった。
こういう話をしてボビーとララはその場を立ち去る。
が、そのあと、ララの元カレで消防士は、ララの農場をトラックでめちゃくちゃにしてしまうのでした。
ララはボビーに「レストランをしめて、農場を売る」というとボビーは、「10年たてばみんな忘れるし状況も変わる。」「戦おう」と答えるのでした。
ララは、「戦っているのは私。うちはケンカが好きな家系なの。戦うために弱さを捨ててきた。」と。
ボビーは「事態が悪化したら会社をたたむ。俺は反射的に動く。それしか知らない」
ララ「他の方法を探して」
この件をめぐり、少しずつボビーとララの間に溝ができてきます。
『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?
*【ドニーが見つかる】
携帯電話をアックス・キャピタル社に残したまま姿を消したドニーの居場所をコナティがつきとめた。ドニーは、「アッシュ教祖」の「聖人」に会いに行ったことが判明。
「聖人」に会ったあと、ドニーはウエンディに電話する。
ドニー「君に感謝している。自分に大事なものがわかった。それで心の旅に出たんだ。グリーブランドへ。心の旅だ」
ウエンディ「なにがあるの?」
ドニー「頭の整理だ。アッシュ教祖に会った。第三の目を見通す。くだらないよ。でも聖人だった」
(ここでもウエンディは信頼されていることがわかります。ドニーのアッシュ教祖に会い、くだらないけれど、【聖人】という言葉、意味が深いですね。
『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?
*【検察局の動き】
上で書いたように、コナティはドニーの居場所がわかったと帰宅後に連絡があったため、また検察局へ行こうとすると、そのときウエンディが帰宅。
ウエンディはチャックに話があると伝えると、チャックは今は無理だと言われたので、「どこへ行くの?」と聞くと「聞くな」と言われたのでした。
コナティはドニーを見つけ、検事局に連れてくる。ケムロット株についてのことは盗聴器の音声が聞こえないため、詳しく聞くと、FDA(食品医薬品局)のある人物にお金を渡して情報を聞いたことがあり、その人物も実在することが確認できたのでした。ドニーは「疲れた。証言台にもたつから休ませてほしい」とお願いするがも、コナティはなんとかもう少し聞き出そう件名だったが、ドニーはコナティに血を吐いて意識を失ってしまうのでした。
(↑ドニーの寿命は長くはなかったとはいえ、明らかに体調が悪いにも関わらず無理に取り調べようとする検事局側の対応に問題もあったのではと思います。残念なことに、そこは何もなかったようにささっと過ぎてしまうのが個人的には悲しくもありました)
【Netflix】『ビリオンズ(Billions)』<シリーズ1-10. 生活の質>-①の詳しいあらすじ(ネタバレ注意) に続きます。