『ビリオンズ(Billions)』<シリーズ1-8. 自慢と冷やかし>-①の詳しいあらすじ(ネタバレ注意)

『ビリオンズ(Billions)』のシリーズは、ぼっとみられず真剣に集中してみてしまいます。

検察側がうまくやったと思っていても、ボビー側の仕組んだことだったり最後まで目が離せません。

 

1-8. 自慢と冷やかし

アクセルロッドがスパイの存在を知り、チャックの捜査は危険に脅かされる。だがアクセルロッドの過去にまつわる秘密が浮上し、事態は急展開を迎える。(Netflix)

★参考★『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1の詳しいあらすじ一覧はコチラ

 

『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-8.自慢と冷やかし
*【ドニー・カーンがFBIに逮捕される?】

今回のシリーズの冒頭ではカントリー調の音楽がかかっていることもあり、なんとなくのんびりしてはじまるかと思いきや、FBIが夜にドニー・カーンの家に突撃してドニーを逮捕してしまいます。

 

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FBIが侵入したとき、ドニーは、パートナーと一緒にベッドでぐっすり寝ていましたが、枕もとには、サプリメントなのか薬なのかはよくわかりませんが、何種類かのビンがおいてあり、FBIが寝室に入ってくる前にサイドテーブルに慌てしまいます。なぜこのような行動をとったのは、次回以降にわかります。

 

『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-7. パンチの最後では、ドニーがコナティ・ブライアン(検事局側)にデータを渡していたのに、なぜドニーが逮捕されてしまったのかは、検事局での二人の会話からわかります。

コナティ「これは何だ?」
ドニー「サムロット株の内部監査だ。ボビーが大量に株を買っている。監査の評価が低いのに買ったのは裏があるはずだ」
コナティー「この内容とボビーとが結びつかない」
ドニー「ボビーがくれた、調べてみろ」
コナティー「調べさせた結果なかった。やる気があるのか。証拠をつかめ。非公開の情報で取引した証拠を。1週間以内に」
ドニー「できなければ?」
コナティー「ボビーではなく、君が逮捕される」


というように、コナティ・ブライアンはドニーから受け取ったデータでは満足しなかったのです。

『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-8.自慢と冷やかし
*【ウエンディとチャックの会話】

屋内でサーカスが見られる会場にチャックと息子のケヴィンがいて、そのときに、マーク・テシェイラの姿を発見し、ケヴィンはマーク・テシェイラのサインボールが欲しいとねだる。

が、そこには、チャックと敵対しているボビーがマーク・テシェイラと会話しているのを見て、チャックは話の邪魔になるからと息子にさとすが、ボビーがチャックたちに気づき、マーク・テシェイラ「話してくれるか?知り合いの子だ」と伝えて、サインボールをもらう。

チャック「感謝するよ」
ボビー「いいさ、女と子供は特別だ」
チャック「息子の憧れの選手だ」
ボビー「人を見る目は母親譲りだ」

そこへウエンディが登場し、ボビーはウエンディの頬にキス。
この時のチャックの表情も面白いです。

ここで、今後のシリーズに登場するキーワードが出てきます。
それは、「ジュース・プレス

マーク・テシェイラがボビーに「ジュース・プレスだ。評価は10倍。新規株の問い合わせも多い」などと話しているが、ここで話が中断されてしまします。

 

※参考※マーク・テシェイラ
マーク・チャールズ・テシェイラ(Mark Charles Teixeira, 1980年4月11日 – )は、アメリカ合衆国メリーランド州アナポリス出身の元プロ野球選手(一塁手)。右投両打。愛称はテックス。

経歴
ジョージア工科大学
テキサス・レンジャーズ (2003 – 2007)
アトランタ・ブレーブス (2007 – 2008)
ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム (2008)
ニューヨーク・ヤンキース (2009 – 2016) (Wiki)

というように、マーク・テシェイラは本物です。

 


帰宅してからのウエンディとチャックの会話がとても興味深いので載せておきます。

ウエンディ「感心だったわ。あなたは自分を抑えて」
チャック「必死で感情を押し殺した」
ウエンディ「そんなに?息子のめに我慢するのもつらい? 
チャック「僕も君のクライアントになりたいよ。僕が絶好調じゃないときも同情してもらえた」

ウエンディ「成長してよ!」
チャック「そうするよ」
ウエンディ「ボビーは大人としてふるまった。あなたを傷つけず、私のために便宜を図った」


↑この言葉、チャックには面白くないはずです。
「私(ウエンディ)のために」でなくて「子どものケヴィンのために」だったらまだしも。

ウエンディがセラピストならともっと言葉を選んで答えると思ったのに・・と、とても印象に残った思った場面でした。

 

チャック「君が特別だから」
ウエンディ「そうよ」
チャック「さっさと会社を・・・」と言いかけるが、ウエンディは、ヘッドハンターに会ったことを話す。

それは、チャックが担当を外れたから、自分も動くべきだと思ったと伝えるのでした。

ただ、報酬がびっくりです。

 

ウエンディ「あなたの報酬が18万5000ドル」

↑(2021年11月現在1ドル114円ですが、シンプルにゼロを二つ足すだけでも、すごい金額です。

 

つついてウエンディは、「私が転職したら、最初は、その1/4よ。私立の学校は無理」

チャック「会社に預けているお金をおろしたら?」

 


会社に預けるお金をおろすことについても、以前、ウエンディとボビーで会話しています。

参考【Netflix】『ビリオンズ(Billions)』<シリーズ1-6 取引>-④ 詳しいあらすじ(ネタバレ注意)

 

あのとき、ボビーに言われたので、やっぱりお金をおろすことには抵抗があるウエンディ。

チャックの言葉をさらりとかわします。
ウエンディ「貯金を崩しながら今の生活を続けたら、5年で底をつくわ。公立でもいいじゃない」
チャックは、自分の父親と同じ学校に通わせたいこともあり
「父親の学校でもある。世代から世代へ継承したい。値段はつけられない」


【Netflix】『ビリオンズ(Billions)』<シリーズ1-3 ヤムタイム>の詳しいあらすじ(ネタバレ注意)の*【9.11での出来事をめぐるストーリー】のジェーンも、同じように代々その大学に行っている云々と言っていましたね。

話は戻りますが、学費については年間7万ドル。(同じここも単純にゼロを付けると、年間700万。)

アメリカの大学の授業料は高額なので、ローンを組んで大学を卒業後、働きながら返すものの全額返すまでがとても大変でローン破産することもあるといったことをNetflixの『ハサン・ミンハジ 愛国者として物申す』のある回で解説していました。2021年11月の今は、新しいシリーズは配信されていませんが、アメリカでのニュースをとてもわかりやすく解説されていましたので、参考までに。


ウエンディ「転職を考えて」
チャック「無理だ。大きな案件を抱えている」
ウエンディ「あなたが希望の転職したら私も(会社)を辞める」となんとも交渉上手なウエンディなのです。

 

 

『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-8.自慢と冷やかし
*【9.11での出来事の本にまつわるストーリー】

【Netflix】『ビリオンズ(Billions)』<シリーズ1-3 ヤムタイム>の詳しいあらすじ(ネタバレ注意)の*【9.11での出来事をめぐるストーリー】の話がここに続きます。

 

ある本の出版記念パーティーで、検事局のサカーがプリンストン大の同期の友人に呼ばれて参加。

そこで、友人が上司のアルバスのサカーを紹介し、「上司が持っている原稿を読んでみて」と言われて、『9.12 あの翌日』 ジューン・レイクリン著の原稿を受け取ります。

 

検事とFBIがこの原稿に目を通しているシーン。

9.11にボビーがあの場にいなかったのは、解雇のため弁護士事務所にいたからで、会社の共同経営者たちは、ボビーが違法取引をしているのではと疑われたことによること。

そして、9.11で彼らは死んでしまい、ボビーは命拾いをして会社を乗っ取ったということが書かれていたのでした。

コナティ「もっとひどい話がある」ということで、

・ボビーはその時、救助活動したというが、彼の人生同様、嘘 ということ
・ニューヨーク市場が再会したとき、ボビーは数億ドル稼いでいたこと

が書かれていたのでした。

チャックはボビーの逮捕の件からは(表面的には)外れていたのですが、ふらっと会議室にはいってきて、
この話を聞かされるが、俺には関係ない、「リークするなよ」とあえていって、その場を去るのでした。

 

続きはまた次回~

【Netflix】『ビリオンズ(Billions)』<シリーズ1-8. 自慢と冷やかし>-②の詳しいあらすじ(ネタバレ注意)【Netflix】『ビリオンズ(Billions)』<シリーズ1-8. 自慢と冷やかし>-③の詳しいあらすじ(ネタバレ注意)に続きます。

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