【海外ドラマ】 Dr. House/ドクター・ハウス シーズン6-14~15

今回は、シーズン6-13~14の備忘録です。

14.カディの1日

リサ・カディの1日は忙しい。忍耐力と能力を試される病院内の数々の問題やスタッフ間の争いに対処しながら、個人的な問題も片付けなければならない。

今回は珍しく、カディに密着。いつも美しくおしゃれで、テキパキと判断して、シャキシャキしているカディ。
そんなカディが朝ベッドで寝ているところから始まる。
5時に目覚ましで起きて、ストレッチ。脚も高く上がっているし、身体もとっても柔らかく、やはり気を付けている人は違うな~って思うのでした。

朝ストレッチの途中で養子のレイチェルが泣き出す。そんな中シャワーを浴びてバタバタするカディ。
(海外では朝シャワーが多いとよく聞いていましたが、赤ちゃんも朝シャワーを浴びていて驚き。)

途中、レイチェルが熱を出したらお風呂に入れてとかて、カディがベビーシッターに電話で伝えていて、アメリカでは、熱があるときは水風呂に入る という話を聞いたことがあったけれど、日本ではありえない風習。ところかわれば・・ですよね。
海外のドラマや映画をみていると、日常生活での習慣の違いを垣間見ることができ、そこが面白いです。

話は戻りますが、その後、出社しようとしたところにルーカスが戻り、イチャイチャしてから遅刻気味で家を出るカディ。そこにハウスから電話が入るが、それはルーカスとハウスが賭け。
病院につくと、クスリの発注がおかしいとか、あとは保険会社との今後の契約のこと、役員会?みたいのにも出席し、心の中は契約のことで、不安はありつつも、そんなそぶりは人には一切見せない。
みんなには笑顔を振りまくカディ。
あとは、ハウスが絡んで外科医からのクレーム。見ているだけで、こっちまで落ち着かない。

でも、思ったのは、お金持ちの人は朝からベビーシッターに来てもらえるので、お仕事できるけれど、多くの日本人は、自分で自ら保育所に預けに行ったり、迎えに行ったりして、家事のこなして、朝からバッタバタし、帰宅後もバッタバタ。
お金持ちは、お金があるから、ベビーシッターをやとって、心も余裕もお金の余裕もまだあるから、美しくいられるんだろうな・・。なんて思ってしまった(あとは、もちろん本人の努力だけれど)

今回、薬剤部で7年も働いていた子が、薬を横領していたことが発覚。ゲイルだったかな?最初は普通の地味な子と思っていたけれど、途中から豹変し、カディも困ってしまう。

今回の後半以降は、ひとつひとつの事柄がいい方向へどんどん変わっていくのが心地よく、この回だけでも、普通の1本の映画になりそうなほど。
いつもはハウスがメインだけれど、わき役だったカディ目線となっているので、その点はかなり違和感(笑)

この回で、カディの気持ちをよく理解しているのが、やっぱりハウスということもよくわかった気がしました。

 

15.秘密のない生活

チームは有名なブロガーを治療するが、治療過程や医師たちに関して、逐一ブログに公開すると主張する彼女に難儀する。(Netflix)

このブロガーさん、旦那さんと喧嘩した内容もブログに書くし、自分が治療するときに2択があれば、どちらがいいかをみんなに聞いてみるとか、もう、現実の世界よりもブログの世界へ入ってしまっている状態。

この回では、ハウスが借りてきたいかがわしいDVD3本のうち、ウィルソンが勝手に2本返したということをしり、いたずらをし出すハウスなのでした。

3本のうちの残りの1本は、どうやらウィルソンが学生の時に友達に頼まれて、シカの役で映画に登場する普通のロマンスもの。でも、映画をとった友達は今や監督で、当時の映画を部分的につかいながらいかがわしい映画をつくっているらしく、そこにウィルソンの顔が映し出されてしまうのでした。

だから、ウィルソンはそのDVDを処分したいがため、失くしたと言ってお店に弁償したたのでした。

そのことがハウスにばれたことをしったウィルソンは、ハウスに口止めし、ハウスは「今後は口外しない」というのでした。
※この今後は という言葉がキー(笑)

でも、ハウスとそんなやりとりをしたすぐ後に部屋から出ると、そこには「13番」(ダトリー)がいて、さらっと「It’s OK。Don’t afraid (気を強くもって)」(だったかな??)と慰めるような言葉をかける。 そして、ランチの会計時のときも、Don’t afraid と同じ言葉を言われてしまうのでした。

さらに・・・。ウィルソンが自分の部屋にいくと、そこには、ウィルソンが鹿の姿をした大きなポスターが貼られているて、(あとは、病院の壁にも大きく・・・)

ウィルソンは、なんとかハウスに仕返しをしたいと思い、チェイスの声をかける。

チェイスは、ハウスが読んでいる本が、タイトルからしたら、本当はもっと薄いはずだから、何かおかしい・・と気づき、ことをウィルソンに話す。(その本は、ヘンリー・ジェイムズの『金色の盃』)

チェイスが、本の厚さに気づいたのは、別れた妻のキャメロンが好きだった本だったからということでした。キャメロンが好きだった本をもっているハウスも不思議で、もやもやもしますが・・・。(ここでは、そのままにしておきます)

ハウスがタイトルをかくして読んでいる本は、実は牧師さんが書いた説教本なのでした。

ハウスにはお父さんがいますが(ドラマにも登場しますが、お葬式にも行きます)、ハウスの本当の遺伝上のお父さんというのは、お母さんの浮気相手で、その人が牧師さんで、その人が書いた本なのでした。その本に何か共感できることがあるのでは、と思っていて読んでいたとか。ウィルソンには、お父さんに直接に会いにいけばいいのにと言われるが、決して会おうとはしないハウスなのでした。

※色々と思い出せないところがありますが、それはネタバレにならないからいいよね~ってことで、自分の中でOKにしたいと思います(^^)

ちなみに、『金色の盃』は、
「眺めのいい部屋」のジェイムズ・アイヴォリー監督作品
2001年秋ロードショー「金色の嘘」原作 とのことです。
参考までに~ 

『金色の盃』(ヘンリージェイムズ)

また次回~♪