【女弁護士が主人公のラブコメ映画】『ラブ・ギャランティード』<ネタバレなし>の あらすじ ・キャスト・感想


恋人探しがテーマの幸せな気分になれるロマンチックコメディ映画『ラブ・ギャランティード』

ハッピーエンドを感じたい人はぜひ~♡

■映画『ラブ・ギャランティード』のネタバレなしのあらすじ

必ず恋人が見つかると謳(うた)う出会い系サイトを相手取った裁判を通して、正義感は強いが金欠な弁護士とイケメン依頼人の間に恋が芽生える。(Netflix)

<映画情報>
製作国/公開:2020年 アメリカ
上映時間:91分
原題:Love, Guaranteed
監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
脚本:エリザベス・ハケット/ヒラリー・ガラノイ
配給:Netflix

■映画『ラブ・ギャランティード』の主な登場人物/キャスト

【スーザン・ウィテカー】
弁護士=お金がある というイメージですが、これぞ本当の正義の味方という女弁護士。
愛車はドアの取っ手が外れずほどのボロボロの車。
愛車というだけあって、名前もつけていて、その名はゾロ。
いつも同じ80年代の曲をラジカセを聴いている。(なぜ同じ曲なのかは、映画を見ると理由がわかります)

レイチェル・リー・クック(Rachael Leigh Cook)1979年アメリカ生まれ
小さい頃は、大人しい性格。学校での学芸会で才能開花し、7歳から女優を目指す。10歳からモデルとして仕事を開始し、その後、女優へ。
女優として受賞しています。

大人しい性格の人が、人に見られる女優になるとは。
人生わからないものですね^^

 

【ニック・エヴァンス】・・スーザンの弁護士事務所に依頼するクライアント。
彼はなぜ、スーザンの弁護士事務所にやってきたか・・・

デイモン・ウェイアンズ・Jr(Damon Wayans, Jr.)1982年アメリカの出身の俳優・コメディアン。
名前に「Jr.」がついているので想像がついていると思いますが、父親も同じく俳優でコメディアンで名前はデイモン・ウェイアンズ。


【タマラ・テイラー】・・「ラブ・ギャランティード」というマッチングサイトの代表。
タマラ・テイラーは多くの人たちが憧れるインフルエンサーなのだが・・・

ヘザー・グラハム(Heather Graham)1970年アメリカ出身のモデル・女優
年齢を見てびっくり!スタイルがよくて、美しく、しかもセクシー。恋多き女性で名だたる俳優とのお付き合いの噂も多い。(←納得です)
2005年には映画『ヘザー・グラハム in おいしいオトコの作り方』で出演・製作総指揮。

美しくて、この女優さんは誰だろうと、主人公以上に気になってしまうのですが、どこかで見たことあるような~と思って調べていたら、『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』『ハングオーバー!!! 最後の反省会』のジェイド 役に。そして、2020の映画『デスペラードス ~崖っぷち女子旅~』では、メキシコでリトリートをしている美しい怪しげなシャーマン役。


【デニース】・・スーザンの事務所の美しい女性職員。スーザンの仕事と恋愛を応援している。

リサ・デュラプト(Lisa Durupt)カナダ生まれの女優。
眼鏡をかけていても、すごく美しく魅力的に映り、見るたびに、私にとって気になる存在でした(笑)

【ロベルト】・・スーザンの弁護士事務所の男性職員。ニックを気に入っている。
ショーン・アムシング(Sean Amsing)


※他にもいろいろ登場しますが、女弁護士のスーザンがお堅く、周りはユニークで個性的。
それぞれの人物設定が面白く飽きない。

■映画『ラブ・ギャランティード』の感想

主人公の二人が距離を縮めていき、これでキスシーンかと思いきや、そこは慎重で、じらす。
普通は、これだけ二人の距離が縮まったらキスシーンになるはずなのに、そんな簡単には前に進まない二人。いいね、いいね~(笑)

こういうじれったさがあったおかげで、映画の中に入りこめた気がします。
洋画だと恋愛関係へ進むスピードが早いのに、「あれ? ちょっと予想とは違うな」そんな感覚。

映画は最初から入り込める映画と、気づいたら入り込んでしまっていたという映画がありますが、この映画は、まさにこの二人がいったん≪心の距離≫を縮めたと思われた場面が、それにあたり、その後の展開が楽しみになっていきます。

法廷での訴訟相手をやり込めていくところが、特に小気味よく、爽快感を味わえてしまいます。

が。しかし~です。

そのあとは、こう来るか~(薄々感づいていたけれど、でも、そう来たか)

二人がハッピーエンドになるのは嬉しいけれど、ちょっとな~という複雑な終わり方でもありますが、そこは交渉上手な弁護士だから仕方ないかとも。

裁判を題材にして、女弁護士を主人公という設定のため、途中までは、大人のロマンス映画という感じでしたが、映画の終わりごろまで進むと、特に法廷での場面は、現実ではありえないので、少女マンガ的な香りがプンプンしてきます。

年を重ねると、そんな視点で物事をみてしまうようになって悲しくもありますが、率直な感想です。

マンガのような映画に入ったままでいられる方は、お若い証拠です。(うらやましい!)
娯楽のロマコメとして楽しんでくださいね~

■映画『ラブ・ギャランティード』のタイトル評

原題:Love, Guaranteed のタイトルを直訳すると『愛の保証』。

日本語にすると、面白くなさそ~うなタイトルになってしまいます。

英語のカタカナ変換だけの邦題が正解かなと思っています^^