【スカーレット・ヨハンソン主演の映画】 『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』<ネタバレなし>の あらすじ ・キャスト・感想

こんにちは 映画案内人 もすりんです。

「ハングオーバー!」のシリーズ1『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』とシリーズ2『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』は、「バチェラー・パーティー」(新郎が独身最後の夜を同性の友人過ごすパーティ)を扱った映画でした。

今日ご紹介するのは、新婦が独身最後の夜を同性の友人と過ごす「バチェロレッテ・パーティー」の映画で、スカーレット・ヨハンソンが主役です。

スカーレット・ヨハンソンが出演している作品は外れの映画はないので、この映画もぜひ~

 

■映画『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』のネタバレなしのあらすじ

ジェス、アリス、フランキー、ブレアは、学生時代から大の仲良し。

ジェスがピーターと結婚することになり、<独身さよならパーティー>をするためマイアミへ向かう。
マイアミでは、ジェスがオーストラリア留学中に知り合ったヒッパも合流。

自分がジェスにとっての一番の親友だと思っていたアリスは、なにかとヒッパに対抗心を燃やす。

マイアミの別荘での<独身さよならパーティー>は楽しいはずだったのに・・・

 

<映画情報>
製作国: アメリカ(2017年公開)
上映時間:101分
原題:Rough Night
監督:ルシア・アニエロ
脚本:ルシア・アニエロ/ポール・W・ダウンズ
日本劇場公開:未公開(2018年1月にDVD発売)

■映画『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』の登場人物/キャスト

【ジェス(ジェシカ・セイヤー)】

マイアミでの<独身さよならパーティー>の主人公の花嫁のジェス。
学生時代から政治家志望で、州の上院議員に立候補している。

ジェスの役には、スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)
アメリカ生まれ(1984年)の女優・歌手。

背が高いイメージがあったのですが、身長160センチ。
思ったより低いです。
ハリウッドを代表するセクシーなグラマー美女として認知されています。

 

【アリス】

学生時代、ジェスのルームメイトで、ジェスにとっては自分が一番の親友だと思っているアリス。
職業は教師。

アリスの役をネバダ州ラスベガス生まれ(1984年)の女優 ジリアン・ベル(Jillian Bell)
女優・コメディアンヌとして活躍。

 

【ブレア】

学生時代はフランキーと付き合っていた。
結婚したものの、半年前に別居していたが、皆には知らせていなかった。
飛行機はいつもは、ファーストクラスというリッチな女性。

ブレアの役を、アメリカのカリフォルニア州生まれ(1988年)のゾーイ・クラヴィッツ(Zoe Kravitz)
女優、歌手、モデル。
モデルだけあります、脚がほっそりしていて美しいです。

 

【フランキー】

ブレアと付き合っていたフランキー。
革命家?として活動中で、特にお仕事はしておらず、無職中。

フランキーの役にはアメリカニューヨーク州生まれ(1987年)のイラナ・グレイザー(Ilana Glazer)

女優で脚本家。

彼女も身長が160センチでスカーレット・ヨハンソンと同じ背の高さ。

 

【ヒッパ】

ヒッパはKIWIとアリスから呼ばれています。
因みに、KIWI ガールとはニュージーランドの女の子のことを指します。

ヒッパの役には、1984年 アメリカニューヨーク生まれのコメディエンヌであり女優のケイト・マッキノン(Kate McKinnon)


映画の中で、ヒッパはオーストラリア出身なのに、ニュージーランド出身とアリスの勘違いされていました。

同じ英語圏でも ニュージーランド英語やオーストラリア英語には独特の訛りがあるので、日本人でも 見分けがつきます。

例えば、Sunday は、 サンダイ、Mondayは マンダイ のように聞こえてくるので、私でもとてもわかりやすい^^

コントで番組では、怪しいアクセントの外国人女性の役で盛り上げているというケイト・マッキノンだからこそ、オーストラリア人の役が演じられたのでしょうね。

どのキャラもそれぞれに個性的だけれど、ヒッパはジェスと同じぐらい目立つ存在だった気がします。

※追記
ケイト・マッキノンは、2016年の映画『クレイジー・パーティー』でメアリー役ということに、あとか気づきました。
『クレイジー・パーティー』でのケイトは、外観もふっくらしていて落ち着いた女性の雰囲気がしてたので、まるで別人のよう。
でも、やっぱり存在感はありました。(2019/07/15)

【ピーター】

ジェスの婚約者。

ちょっと冴えない感じですが、ジェスのことを心底愛している。

ジェスの友達曰く、ジェスが20点と評価するとピーターはたった6点と言われるぐらい、ピーターにとってはジェスは高嶺の花。
そんなピーターを応援してくなります(笑)

ピーターの役には、アメリカニュージャージー州生まれ(1982年)のポール・W・ダウンズ(Paul W. Downs)
作家、 俳優。 ディレクターとして活躍。

スカーレット・ヨハンソンよりも2歳だけ年上ですが、逆にもっと若く見えました。

それだけ、スカーレット・ヨハンソンに貫禄がでた ということにしておきましょう^^

 

【リア】

マイアミの別荘のお隣さんの女性のリア。
リアの役には、デミ・ムーア(Demi Moore)。

アラフィー世代ならデミ・ムーアは知っていると思います。
1962年生まれです。
まだまだお美しいとはいえ、あの若かりし頃のデミ・ムーアがとっても懐かしい。

※2016年の映画『素敵な遺産相続』でのデミ・ムーアはメガネかけていました。
主人公のエヴァの娘役でクリスタルという名の役でした。
このときも久しぶりに映画で見て「あら」と思いましたが、まだ『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』のほうが好きかな。
『素敵な遺産相続』の映画の中では、デミ・ムーアが泣くシーンがありました。元が美しい人は泣いてもその美しさには変わりはありませんが。

 

■映画『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』の感想<少しネタバレ注意>

Netflixではカテゴリとして、<コメディ>になっていましたが、映画を観ている途中に、これって本当にコメディなの?とだんだんと心配に・・・

でも、映画のラストは、こんなうまい具合になる? というぐらいの展開なので、ご安心を。

そのため、私は誤解がないように、<クライムコメディ>のカテゴリに一応入れました。

この映画では、ジェスとピーターの恋愛を描きつつも、女性同志の友情もテーマとして扱っています。

「自分が相手にとって一番の親友だと思っていたのに・・」というアリス(ジリアン・ベル)の気持ち。

女友達に対しても、自分が一番な存在であってほしいと願い、結婚したら今度は旦那さんに、仕事よりも自分を優先して大事にしてほしい・・というのが多くの若い女性の本音。

あっ、年を重ねると、そんな状態からはちゃ~んと抜け出せていきます。

後日アップする予定ですが、映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』では、花嫁の付き添い人を主人公にして、女性の友情について描かれていました。


それにしても、アメリカの <独身さよならパーティー>を描いているアメリカは、スゴイですね~。

映画を観た方にはわかると思いますが、この「スゴイ」には、いろいろな意味を含みます。
なにせ どんちゃん騒いで、挙句の果て・・・ですから。


『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』では、男性陣の<独身さよならパーティー>の方が、ずっとずっと静かでまとも。

ま、こういう静かな独身さよならパーティーなら、映画の題材にはなりませんね。


それにしても、こんなに遊んでいるパートナーを 知ってしまったら、そのあかつきには、その人とは結婚したくなくなりそうな。

みなさんは、どうですか?

結婚前の最後だからということで、海外の方たちは納得できるのでしょうか。
文化の違いでしょうか。う~ん、疑問は残ります。


これから映画を観ていくうえで、テーマとして、結婚して数年後、<独身さよならパーティー>をあとから振り返って 「あのときのあなたは・・・」な~んて言っている映画をみたら、また追記したいと思っています。


コメディとはいえ、この映画は、ハラハラドキドキするようなコメディが観たい人向けです。

 

印象に残っているのは、
映画の中で、ジェス(スカーレット・ヨハンソン)選挙キャンペーンのためにテレビで話をしているのを映すシーンがあります。

そのときのジェスは初めての立候補ですから、素人っぽく、口元がひきつるような表情を作っていました。
そんなスカーレット・ヨハンソンをこの映画では見ることができます。

私だって、本当に緊張したら 口元を引きつらせることはできるはずなのに、意図するとできません(笑)


それから、エンドロールで映画が終わった~とは 思ないでくださいね。
(↑ここがとっても大事!)

途中で「そういえば、あれって どうなった・・?」という疑問が、最後の最後に解決されますから。
※「あれ」について書いてしまうと、ネタバレになってしまいますので、こんな書き方でごめんなさい!

すでに映画は観たけれど、エンドロールまでしか観ていなかった方、もったいないです。

ぜひ、チェック~してくださいね~♪

あと、次回作はあるのかどうか気になりますよね。

エンドロールのあとの終わり方からすると、パート2もできるような、
でも、やっぱりないような・・・。

みなさんはどう思いますか?

 

■映画『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』のちょっと気になるシリーズ

映画を2度観ると、あれ?と気づいたことがあります。

それは、ヒッパ(ケイト・マッキノン)が最初にジェス(スカーレット・ヨハンソン)に会う時に、肩からかけていたバッグをささっとどこかへ置きますが、次にジェスがヒッパをみんなに紹介するときは、またバッグを肩にかけていました。

あらら、発見してしまいました~


映画でエンドロールが流れる前には、ヒッパが歌を披露します。
歌声はとっても美しいのですが、字幕を見るとその歌詞は、首をかしげたくなるような内容。

本当に彼女が歌っているのか気になったのでエンドロールをチェックすると「The Kiwi Song」「Written and Performed  Kate McKinnon」と書かれていました。
ということで、ヒッパ役のケイト・マッキノンが作詞して弾き語りをしているようです。
普通だったらここで、すごいな~と言いたくなりますが、歌声と曲はよくても歌詞でプラスの分が帳消しになった感じなのです。ま、映画的にはそれでOKなのですが。

求めないのでフツーの内容の歌詞を書いてくれたら最高ですよね。

 

■映画『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』のタイトル評

映画の原題は、rough night。

rough はさまざまな意味があり、例えば、(手触りが)あらい、ざらざらな などの他に、粗野な、下品な など。

rough nightは、嵐の夜 という意味だそうですが、この映画を観る限り、嵐の夜 どころの騒ぎではありません。

また、日本語での、ラフな というと、 ラフな格好で などという 気張らなくていいような、気楽な恰好という感じがすると思いますが、この映画での ラフ・ナイトの ラフは、そんな日本語とは全く違い、気楽には観られません。

邦題を考えた方は、日本語一般の「ラフ」のイメージとは違うので、タイトルに<史上最悪!?>と入れてくれたのだと思います。

原題の『rough night』の『ラフ・ナイト』だけでは、私はどういう映画かさっぱりわからずだったと思います。「史上最悪!?の独身さよならパーティー」というのを読んで、なんかわかんないけれど、大変なことがいろいろ起こるんだ~とイメージが沸きました(笑)

邦題を考えられ方の配慮が感じられました。
ありがとうございま~す!!


それにしても、この頃は、「史上最悪」という言葉が入っている映画を結構みてる私。
そんな自分を笑ってしまいますが、もうしばらく 「史上最低」とか「史上最悪」という映画も時々みることにします

なぜか?

それは、「史上最低」とか「史上最悪」がついているタイトルはコメディが多いような気がするから。

もうしばらく 「史上最〇」を追っかけてみま~す。

では、また次回~