【シリーズ第2作目】『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』<ネタバレなし>の あらすじ ・キャスト・感想

こんにちは 

シリーズものは、2作目になると面白くない・・という思い込みがあった 映画案内人 もすりんです。


いや~ 映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』も なかなか面白かったです。

1作目を観た方は、ぜひ2作目の作品も、おすすめです♪

 

(※参考※)
『ハングオーバー! 消えた花婿と史上最悪の二日酔い』 のこぼれ話
『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』のこぼれ話
『ハングオーバー!!! 最後の反省会』のこぼれ話

■映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』のネタバレなしのあらすじ

 

ステュの結婚式に出席するためタイで再会した男たちは、翌朝メチャクチャになったホテルの部屋で目を覚ます。もちろん記憶があるはずもなく…。

ブラッドリー・クーパー、ザック・ガリフィアナキス、エド・ヘルムズの3人組。彼らの二日酔いによる大失態は国内にとどまらない!(ネットフリックス)


<映画情報>
製作国:2011年 アメリカ
上映時間:101分
原題:The Hangover Part II
監督:トッド・フィリップス
脚本: スコット・アームストロング/トッド・フィリップス/クレイグ・メイジン

■映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』の主な登場人物/キャスト

【スチュアート(スチュ)・プライス】

この作品ではスチュがタイで結婚式をあげることになっています。
自分は医者だというが、歯科医さんです。

前回の作品においては、口うるさい女性と同棲していたが、ラストで別れることを決意し、この2作目では、タイの女性と出会っていて結婚式を控えているという設定です。

スチュは、独身最後のパーティーは開かないつもりだったのですが・・。

2作目のスチュは、前歯もきれいにそろっていますので、1作目を観た方はご安心を(笑)


スチュの役には、エド・ヘルムズ(Ed Helms)。
アメリカ ジョージア州出身で、俳優、コメディアン。

【フィル・ウィネック】

美人な奥さんと娘一人と、小さい赤ちゃんも生まれています。
(前作では、娘さん一人でした)

1作目では、フィルは学校の教師。
遊び好きで、結婚に関してはかなり悲観的 という設定でしたが、2作目では特に職業について何もふれていない。

スチュが独身パーティーは開かないことに不満。
パーティー好きには変わりはないけれど、この映画での友達の中では、一番冷静に行動している。


フィルの役をブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper)
アメリカ ペンシルバニア州出身の俳優。
俳優の他 映画監督、映画プロデューサー、歌手として活躍。

この映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』で注目を集めたようで、2011年には、アメリカの『ピープル』誌で「最もセクシーな男性」に選ばれています💛


※参考※
2005年『ウエディング・クラッシャーズ』サック役
2008年『イエスマン “YES”は人生のパスワード』のピーター役
2015年『アロハ』のブライアン役
2019年『ジョーカー』ではこの映画の製作に携わっています。


【アラン・ガードナー】

ダグの義理の弟のアラン。
お金持ちの息子で、まだ家にいるが、両親が甘やかしている。

前回の映画の中で、アランのせいで大変なことになったので、スチュの結婚式に誘われず、拗ねていた。

が、姉がダグに頼み込み、ダグがスチュにアランも誘うようにお願いをして、
結婚式に誘ってもらえるようになった。

今回は、スチュの婚約者、ローレンの弟のテディも一緒にタイへ向かうということで、アランはテディに対して敵意を抱く。

アランはトラブルメーカーだけれど、映画を観ているといい奴にも思えてくるようになります(笑)

アランには、ザック・ガリフィアナキス(Zach Galifianakis)
アメリカのノースカロライナ州出身の俳優・コメディアン。

【テディ】

スチュの婚約者のローレンの弟。

16歳だが、飛び級でハーバード大学。
医学を志す、賢く、チェロも演奏できる。

テディの役には、 メイソン・リー(Mason Lee)

因みに、ネットで メイソンリー と検索すると、フリーメイソン になってしまいます(笑)

メイソン・リーは、台湾出身の名監督アン・リーの息子でアメリカ生まれ。
2018年の映画で若手演技派俳優として注目を浴びているそうで、1990年生まれのメイソン・リーのこれからの活躍が楽しみです♪

【ダグ・ビリングス】

1作目の映画で、アランのお姉さんと結婚し、アランの義理の兄になります。

そもそもは、ダグとフィルとスチュの3人が友達で、その3人に、アランが加わっています(そのいきさつ、『ハングオーバー! 消えた花婿と史上最悪の二日酔い』でわかります)

ダグ役は、アメリカ合衆国の俳優のジャスティン・バーサ(Justin Lee Bartha)で、イケメンなのに、登場シーンが少ないですが、
ジャスティン・バーサを たっぷり観たいという方には、映画『理想の彼氏』がお勧めです💛

【チャウ】

インパクトがあるチャウの役をケン・チョン。
アメリカ ミシガン州生まれの韓国系アメリカ人。

彼は、コメディアン・俳優・元医師。
このシリーズの3作目ともに出演しています。

現在はベトナム系アメリカ人女性と結婚しており、奥さんも医師。
双子の娘の父親のようです。

『怪盗グルーの月泥棒 3D』 『怪盗グルーのミニオン危機一発』にも声の出演をしていますし、他コメディ映画などにも出演。

確かに・・なんとも声も印象的です。

■映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』の感想

スチュは、独身最後パーティーは開かないで、ファミレスでのブランチ パーティーだけにするつもりというところがスチュらしい。

全体としての映画の構成は、1作目と同じ。
にもかかわらず、2作目もしっかり楽しめます。

前作とどちらが好き?と聞かれると、とても迷います。

1作目での出来事をしった上で見たほうが、2作目で 「あ~、このことね」と理解しやすくなるので、1作目からみてほしいなと思います。

私が気にいったのは、フィル、スチュ、アランが、見失ったテディが警察にいるということで迎えにいったら、テディのトレーナーを着た車いすのおじいさんがいて、人違い。

その人はテディじゃないから知らないと言いながら、そのおじいさんの車いすを押している姿。
3人と車いすのおじいさんという、なんとも対照的ですが、人情がある3人。
めちゃくちゃ やらかすところはあるけれど、好感が持ててしまった(苦笑)

また、アランが しつけられたサルに対しても手放したくないし、サルのことを想っているところもあるので、アランはやっぱり憎めません。

1作目では、アランに対して不快感ばかりでしたが、2作目になると、アランへの見方がかわっていきました。


主人公たちはハチャメチャですが、結婚しているフィルとダグは 二人でいるときは奥さんを大事に、スチュもパートナーのことを想い、アランは、独身でパートナーはいませんが、1作目で敵だった人がメル友となっていたり、今回のタイでのサルを自分の子供のようにかわいがるところ、そんなところが気に入りました。 

ということで、次第に映画の中の3人に対して好感がもてるようになっていますので、3作目も観るつもりです(笑)

■映画『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』のタイトル評

原題はThe Hangover Part II

1作目のタイトルのつけ方は、『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』。

今回は、『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』で、『!』パート2では、『!!』に増えているというところ、さりげなく2作目だよ とアピール。

確かに、これって何作目だった?というときに『!』の数でわかるので、いいアイデアですよね♪

邦題のタイトルには、史上最悪の二日酔い と 入れたかったのでしょうね。

でも、史上最悪 ということを繰り返してしまうと、この言葉インパクトがなくなってしまうような気がします。

タイでの話なので、国境を超える としていますが、あえて国境としたところに何か意図があるのかなと考えると、『タイ』とズバリ地名を書くよりも、『国境を超える』 のほうが、どこ?と興味を引くタイトルになっているのかなとは思います。


二日酔いの男たち が主人公ですが、 二日酔いの男たち とイメージするのは、ヘロヘロでぐでんぐでんのたちの悪い酔っぱらい。

でも、ほんとうは、ただの二日酔いではなく、アランのせいで・・(ネタバレになるのでここでは書くのは控えます)なので、邦題のタイトルはオブラートに包んだタイトルにはなっているのかなと思います。

記憶がとんだ理由をタイトルには書けませんからね・・。

The Hangover(2010年)
『ハングオーバー! 消えた花婿と史上最悪の二日酔い』

 

The Hangover Part II(2011年)
『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』


The Hangover Part III(2013年)
『ハングオーバー!!! 最後の反省会』