【日本の劇場では未公開】【ノアの方舟の現代版コメディ映画!?】『エヴァン・オールマイティ』<ネタバレなし>の あらすじ ・キャスト・感想

こんにちは 映画案内人 もすりんです。

今日紹介するのは、
神に方舟を作るよう命令された男性を描いたコメディ映画です^^

 

アメリカでは2007年6月22日に3604館で公開され、
週末興行成績で初登場1位になった。
日本では2007年秋にみゆき座系列ほかで公開予定であったが、
中止になった。Wikipedia


ということで日本の劇場では未公開というのは、
もったいない映画です。

ちなみに前作は、『ブルース・オールマイティ』。
近いうちにみたいな~と思っています。

■映画『エヴァン・オールマイティ』のネタバレなしのあらすじ

大洪水に備えて箱舟を作るべく、
神が白羽の矢を立てたのはナルシストのエバン。
中年の危機だと家族に誤解されても箱舟を作り続けるエバンは、
救世主となるのか?(ネットフリックス)


<映画情報>
製作国:2007年 アメリカ
上映時間:95分
原題:Evan Almighty
監督:トム・シャドヤック
脚本:スティーヴ・オーデカーク
日本劇場公開:未公開


トム・シャドヤック監督について
1958年アメリカ生まれ
監督・脚本家・プロデューサー・コメディアン。

私の好きな映画の1997年の映画『ライアー ライアー』
1998年の『パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー』の監督。

脚本家のスティーヴ・オーデカークは、
『パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー』 の脚本・製作も担当しています。

■映画『エヴァン・オールマイティ』の主な登場人物/キャスト

【エバン・バクスター 】

スティーヴ・カレル(Steve Carell)
1962年生まれの、アメリカ合衆国の俳優。
コメディアン・脚本家・映画プロデューサー。

この映画の主人公。
下院議員の当選し、ノース・バージニアの郊外に引っ越す。

2005年にアメリカで製作されたコメディ映画『40歳の童貞男』は、
放送映画批評家協会賞コメディ映画部門を受賞しています。
この映画の主人公で情けない男性という設定でした。

この映画では、下院議員に当選するというところから始まり、
いきなりかっこよく見えてしまいますが・・・。

映画『40歳の童貞男(原題:The 40 Year Old Virgin )』に
冴えない男性として描かれていたので、余計かな(笑)

【神】

モーガン・フリーマン(Morgan Freeman)
1937年 アメリカ生まれの俳優、映画監督、ナレーター。

モーガン・フリーマンの神がとてもいい味を出してくれます。
ユーモアが温かみのある神さまです^^

モーガン・フリーマンについて※
映画好きな人に聞くと、
モーガン・フリーマンが出演している『ショーシャンクの空に』を
あげる人が多いです^^
まだ観ていない人はぜひ!

【ジョーン・バクスター】

ローレン・グレアム(Lauren Graham)
1967年 ハワイ ホノルル州生まれ。


主人公エバンの妻。
夫が急におかしな行動をするようになり、戸惑いつつも・・・

ローレン・グレアムについて※

彼女の御父母が宣教師として日本に渡ったことから、
ローレン・グレアムの母親は日本語がペラペラ、
自身も赤ん坊の頃に日本に住んでいたことがある。
(Wikipedia)

【チャック・ロング議員】

ジョン・グッドマン(John Goodman)
1952年アメリカ生まれ

だんだんとチャック・ロング議員の悪事が明るみに・・

ジョン・グッドマンについて※
2013年の映画『ハングオーバー!!! 最後の反省会』のマーシャル役。

【ユージーン】

ジョナ・ヒル(Jonah Hill)
1983年生まれの俳優・脚本家・声優・コメディアン。

エヴァンの3人の秘書の中の若い男性。
聞きなれない名前ですが、
ユージーンは、ギリシア語由来の英語圏の人名だそうです。
愛称は、ジーン。
ジーンなら、聞いたことがありますね^^


ジョナ・ヒルについて※
この映画では、ぽっちゃり系ですが、
ダイエットでカッコイイイケメンになっています。

2011年に大幅に体重を減らしたことに関するインタビューで、
それが日本食によるものであること、
また「太った未熟な青年」のイメージを払拭し、
コメディアンではなく、30歳を前にシリアスな演技もできる大人の俳優として
見て欲しいと答えている。(Wikipedia)

【方舟のレポーター】

エド・ヘルムズ(Ed Helms)
1974年アメリカ生まれのコメディアンであり俳優。

箱舟を作ることを馬鹿にしていた男性レポーター役。

あらら、こんなところにスチュが。。。という独り言。
なぜなら、ハングオーバーシリーズに出演して、
スチュ役で、俳優名がなかなかでなかったのです・・。

※参考※
第1作目『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2009年)
第2作目『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2011年)
第3作目『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(2013年)

■映画『エヴァン・オールマイティ』の感想

(※ちょっとネタバレ注意)

この映画でも、神様の想いや考え方がよくわかります。

ノアの方舟の話は聞いたことはあったものの、
この映画でよりイメージしやすくなりました^^

よく祈りとかアファメーションのときに、
『〇〇になりますように』と言っています。

たとえば、
『家族仲良くなりますように・・』とお願いごとをしていても、
なにかトラブルが起こってしまったとします。


この映画の中の神さま曰く、
その出来事は、『家族が仲良くなるため 』に起こり、
『家族が仲良くなるためのチャンス』ということだそうです。


嫌な出来事が起こったら、
ずっと祈っていたのに・・・
アファメーションしていたのに・・・
と思ってしまいがちです。


このときこそチャンスになる、

チャンスにするということは、
なるほど~と思いました。


神様扮するモーガン・フリーマンが、
他にも、
ちょこちょこヒントになることを話してくれますし、
環境破壊や政治の腐敗についても考えさせてくる映画でした。

それにしても、動物がいっぱい・・・
いったい撮影はどうやったのでしょうね!?

ちなみに、『エヴァン・オールマイティ』は
製作費 $175,000,000
興行収入$173,418,781 (Wikipediaより)。

どうやら、2007年の6月の段階では、
コメディとしては、最も製作費がかかった映画だったようです。


ちなみに、上で書いた、
『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2009年)では、

製作費   $35,000,000
興行収入る $467,483,912 (Wikipedia)ですから、
いかに製作費がかかったのかがわかります。


※主人公のエヴァンが運転しているときに、
<The 40-Year-Old Virgin Mary>を上映しているという
看板が出ている映画館の前を通りすぎます。

なんだか変なタイトルで気になっていたのですが、
これは2005年にエヴァ役のスティーヴ・カレルが出演した
映画『40歳の童貞男(原題:The 40 Year Old Virgin )』に
ひっかけているようです。

<The 40-Year-Old Virgin Mary>をどうして、
ゆっくり映すのかと疑問だったので、すっきり^^♪

■映画『エヴァン・オールマイティ』のタイトル評

『エヴァン・オールマイティ』の原題は、『Evan Almighty』。
邦題は、原題をそのままをカタカナにしたタイトルです。

【Almighty】とは全能という意味で、
almighty は基本的には「神」を称える表現で、
俗語としては、使う場合は、とてつもなく凄いという意味。
主人公のエヴァンを称賛するタイトルになっています。


【ノアの方舟】の話のポイントを押さえながら、
楽しく、親しみやすくした映画だと思います。

サブタイトルにクレームがこない程度に、
なにかしらノアの方舟を連想させるような言葉あると、
もっと観たくなるような気がします。

エバン・オールマイティ


映画『エヴァン・オールマイティ』を観ると、
やっぱり、【ノアの方舟】のことをもっと知りたくなるかと思います。
そういう方へは映画『ノア』がお勧めです。

 

それでは、また次回~♪