『ビリオンズ(Billions)』<シリーズ1-1 宣戦布告>の詳しいあらすじ(ネタバレ注意)

Netflixのドラマシ『ビリオンズ(Billions)』は、2021年10月現在、5シリーズの12話まで配信済みで、次の6シリーズまで決まっているようで楽しみです💛
 
 
シリーズ6の配信をまっている間にシリーズ1からじっくり見ながら、あらすじをまとめていくことにしました。
 

【『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-1. 宣戦布告】のあらすじ


ヘッジファンドの帝王、アックスことボビー・アクセルロッドに目を付けた連邦検事チャック・ローズ。大物を仕留めるため、隙を見せるその時を待つ。(Netflix)
 
 
★参考★『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1の詳しいあらすじ一覧はコチラ
 

【『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-1. 宣戦布告】の詳しいあらすじ

このドラマの主人公の一人のアックス・キャピタル社のCEOのボビー・アクセルロッド。
この人が上司だったら、ちょっと怖いですが、投資で成功するに必要な資質というのも見えてきます。
 
受け取った情報から先を読み、的確に瞬時に判断を下す。
ブレずにバシッと決断して、大きなお金を動かす。(かっこよすぎ!!)
 
例えば、
ミックとキムがある会社の買収についてボビーに話していて、分析では買いといいますが、ボビーはファンドのクセ等も理解しているので、話を聞いていくうちに、それなら売りだと指示。
 
このときのキムは、まだ入社したばかりの新人アナリスト。ほわんとした笑顔のキム。
『ビリオンズ(Billions)』での彼の存在に癒されます。
キムは、私からすると投資ファンド会社に勤めている人のイメージとは少し違います。
というのも、キムは人を差し置いて自分だけというタイプではないキャラクターで、彼が登場すると心なごむのです^^
 
あと、ボビーとミックとスタンフォード大学卒業のキムが登場する場面で、ボビーはそれほど賢い大学を卒業していなと思われていないことがわかります。(ボビーは、ホフストラ大学卒)ただ、それなのに、やっぱり頭脳はボビーはすごい!!!ということになります。(さらに、学生の頃から通っていたピザ店がお気に入りということで、その庶民的なところは好感がもてます)
 
どこの大学を卒業したのかは関係ないという流れを作りつつも、この 『ビリオンズ(Billions)』では、賢い優秀な大学としてみなしているイエール大学。イエール大学については、今後も何度も名前が出てきます。
 
 
【★イエール大学★】・・・チャックローズの出身大学
 
イェール大学(英語: Yale University)は、米国コネチカット州ニューヘイブン市に本部を置く、1701年創設の私立大学である。 アメリカ東部の名門大学群アイビー・リーグに所属する8大学のうちの1校である。

世界最高峰の大学の一つとして数えられ、5人の大統領、19人の米国最高裁判所判事、49人以上のノーベル賞受賞者、5人のフィールズ賞受賞者、500人以上の米国議会議員、247人のローズ奨学生、119人のマーシャル奨学生を輩出している。ハーバード大学の公式ライバルである。(Wikipedia)
 
 
 

【★ホフストラ大学★】・・・ボビー・アクセルロッドの出身大学
ホフストラ大学(ホフストラだいがく、英語: Hofstra Universityはアメリカ合衆国ニューヨーク州ロングアイランド西部にある私立大学である 。1935年にニューヨーク大学の延長として始まり、1939年に独立してHofstra Collegeとなり、1963年に大学となった。名称は木材商ウィリアム・S・ホフストラ(William S. Hofstra)の名前から取っている。現在医学部、法律学部を含む10の学部がある。2008年、2012年、2016年に大統領選挙中の大統領候補討論会(2016 Presidential Debate)の舞台となった。(Wikipedia)

 
 

シリーズ1-1. は「宣戦布告」というタイトルが書かれていますが、シリーズ1-1の中で、チャックとしては、チャックの妻のが、アックスに精神分析医として勤めているため、起訴することに躊躇していること。また、今の段階では、はっきりとした証拠がつかめていないので、これから画策することを開始する段階であること。

タイトルは、宣戦布告となっていますが、まだこれから確たる情報収しようとする段階で、どうやって情報取集するのかで話が展開していきます。


『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-1では、検察側が、アックス社のボビーが海辺の高級な別荘、ノートン邸を買うらしいという情報を掴んだので、チャックとしてはボビーの弁護士に別荘を買わないように、部下のブライアン経由で伝えようとする。(くしくもブライアンが正義のために法学を学んだ大学教授は、ボビーのアックス社の顧問弁護士。)ボビーが白なら、市民の反感を買うような行動はとらないが、黒なら、自分が白ということをアピールするために、別荘を買うというチャックの読みなのだった。(ちなみに、チャックのお父さんも裕福のため、ボビーが買おうとしているノートン邸の近くに別荘をもっています。
↑チャックのお父さんもかなりのやり手とういこともあり、裕福な家庭に育っていることが読み取れます。

ボビーとしては、欲しいものはほしいし、目立ちたいというタイプ。そして、売られた喧嘩は買おうじゃないかというタイプということで、買うつもりのボビー。だからこそ、このドラマが面白く展開していきます。

ただ、ボビーは、FBIや連邦検事のおとり捜査に簡単にはひっからないボビー。
1-1では、例えば、サンバレーのセンチュリー社のダニー・マーゴリスとボビーの会話

ダニー・マーゴリスは「いいアイデアがある。興味はない?」みたいなことをボビーに言って、表面的には一緒に食事をしようとか、いつもで訪ねてきてみたいな(Door door is always open)と答えるも、マーゴリスが目を合わせたり、瞬きが多いことや、手がしぐさ、動悸が伝わってくることから、違和感を感じる。そこで壁にある隠し扉に入っているスマホを使ってホールに電話しマーゴリスという男性に調べさせる。

ホールと会うボビー。

そこで、マーゴリスはすでに逮捕されていて、FBIに協力したことが判明。

ホールはそこで、チャックが記者を相手に話しているときに、ボビーの名前を出した記者を味方につけること、その時に、鉄道会社のスワップ取引についての話題を提供することを伝える。

その取引にからむのは、スティーブン・バーチ。ボビー曰く、自分のことをはめようとしていらのに、友達ずらをしていると・・・。

この時ホールとボビーの会話で、「あのアイスランドの夜を思い出す」とか「この出来事で、ボビーを守ることを決めた」という会話があるのですが、私はシリーズ5までみて、それは何のことを指しているのかはわからないままです。(2回目を見ると、わかるかもしれませんが・・)
ホールはサメの話を持ち出しながら、仲間より早く逃げろという言葉を伝えます。

マーゴリスが逮捕されたけれど、連邦検事のチャックが標的にしているのはボビーということを察知。
連邦検事のチャックの妻のウエンディが自分の会社で働いていることもあり、ウエンディが信用できるのかを疑いつつも、ボビーとしてはウエンディのことを「信用したい」と答えている。

 

ボビーは早速、例の記者ののマイクに接触。

マイクに9.11の奨学金について聞かれるがこれは話さないと。きっぱり。
インサイダー取引に関する質問では、「うちは情報の処理がうまいだけ」なとど答える。

そして、ボビー自身が実はヨンカースというごろつきが多く住むようなところ出身だったことなど話し、心の距離を縮めながら、マイクにとっていい記事が書けるような話題を提供するのだった(それがスティーブン・バーチをはめていく)

後日、ボビーとスティーブン・バーチの対談する機会があり、その会場には連邦検事のチャック、部下のブライアンやサカーの姿も。でもボビーはひるまずに発言を続ける。

会場でのボビーとスティーブン・バーチの対談が終わったあと、すぐ、例の記者のマイクが立ち上がったところまではわかったのですが、どこへ行ったのかな~と思っていたのですが、実は、スティーブン・バーチがあるスーツを着た男性に「この財務諸表が公表されたらまずい」みたいなことを言っているところをスマホで横から録音していたのでした。

会場を出たあと、ボビーとチャックがお互いをけん制しあう。
このときに、チャックが9.11を利用して大儲けしたということについてふれると、ボビーは怒る。
9.11の日のことについて、次回以降、話が続いていきます。

ボビーは、9.11の基金を作り、9.11で亡くなった元同僚の息子たちへ奨学金を渡しています。
このとき、元同僚の妻のジューンが、奨学金を学生に渡すときに、批判をしますが、ボビーはその気持ちを受け取めながら、なぜ自分だけが助かったのはわからないが、他の同僚が生きていたら、同じようなこともしていただろうということ。そして、ボビーの妻のララも消防士として働いていたが、9.11で亡くなり、いつも彼らのことを思い出すと。

このあと、ジューンが、ボビーの妻のララに、自分がボビーを批判したことを謝る。
実はジェーンは旦那さんが持っていたボートを売りにだした話すが、ララは私はアイスランドから来た6人兄弟ということを話、育った家庭が裕福でなかったこと、今の生活に慣れるまでに大変だったことを伝える。
ここでララは「批判があったら直接言えば対応してくれることを学んだし、人前で批判すると信用を無くすわよ」みたいなことをジューンにいう。
ジェーンは「私を脅しているの?」というと、ララは「そうよ!」と美しいクールな笑顔で答える。
(いや~、ララって怖い! ということがわかります。今後は、シリーズ1-3でこの続きがでてきます)

 

≪株式投資・FXトレーダー向け 参考シーン  ≫

【投資・FXトレーダー向け 自己肯定感の取り戻し方『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-1. 宣戦布告 のウエンデイとのセッションからの学び】

チャックの妻のウエンディはアックス社でセラピストをしています。日本では自称セラピストでも通りますが、アメリカでは、大学で学ぶ必要があり、ウエンディも医学部卒で医師の免許をもっています。

アックス社では、社員の個人的な相談にのっているのですが、今回のシリーズ1-1では、ミックが自分は鬱なのではないかと、ウエンディに相談します。
ウエンディとミックとのやりとりは、投資家・FXトレーダーの自己肯定感、士気を高める、自信を取り戻したときに覚えておくといいと思い、書き残しておきます。

時間としては開始後15:00~のシーンになります。

ウエンディは投資での成績が芳しくなく自信を失ったミックに

「間違った声を聴いている」
「力の在りかを内なる声が教えているのに、無視している」
「その声に耳を傾けなくちゃ」
「耳を澄ませが聞こえてくる。その声は、何と言っている?」

 

ウエンディは、「昨年の実績は?」と聞くと、ミックは「720万ドル」と答える

そして、二人で向かいながら立って、
「720万ドル」(こぶしで胸をどんどんたたきながら)(←720万でもすごい金額だけれど、ドルです!!)

ウエンディ「それは何の証?」
ミック「俺の才能の証」

ウエンデイ「間違った声が聞こえたらなんていう?」
ミック「うるせえ!」(←これこれ!!)

 

ウエンデイ「損切りして。もとに戻らないと気づけは自信を取り戻せる」「この闇を抜ければ、必ず成功できる」
「そう考えれば、勝利は自然とついてくる」「あなたは勝者だもの」

(間違っているところもあるかもしれませんが、こんな内容のやりとりです)

ウエンディは、社員のコーチングもしていますが、ミックに損切して・・まで指示しているところに驚いてしまいました。どこまでの権限が与えられているのでしょう。と思いつつも、自己肯定感が低くなったり、自信を失っているときにはお勧めだと思います。

シリーズ5まで見ても、ウエンデイのキャラクターは好きにはなれませんでしたが、セッションの仕方はとても参考になります。

 

だいぶ先の話になるものの、チャックが政治家を目指していきます。

が、この件は、すでに1-1の初めのほうでチャックの部下のサカーが、「いずれチャックは政治家になるんだから~」というシーンがあるため、チャックは自分の野望を部下に話していたようです。

1-1から見直すと、今後の展開のために色々な伏線がはられていて、これこそ、シーズン1の第1話だなと思うのでした。

 

では、また次回~

 

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