【映画に出てきた名画ついても知りたくなる!?】「Mr.ビーン劇場版」のこぼれ話~あれやこれや~

こんにちは
映画案内人 もすりん です。

映画「Mr.ビーン劇場版」に出てくる名画『ホイッスラーの母の肖像』について、気になったので少しまとめてみました。

1本の映画を通して、新しい世界が広がるのも楽しいですね^^

 

※映画「Mr.ビーン劇場版」のあらすじ と 登場人物は コチラ

■映画「Mr.ビーン劇場版」に出てくる『ホイッスラーの母の肖像』について

ホイッスラーは、映画の中でも言っていたように、 アメリカ人画家です。

ジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラー(James Abbott McNeill Whistler, 1834年7月11日-1903年7月17日)は、19世紀後半のアメリカ人の画家、版画家。おもにロンドンで活動した。

印象派の画家たちと同世代であるが、その色調や画面構成などには浮世絵をはじめとする日本美術の影響が濃く、印象派とも伝統的アカデミズムとも一線を画した独自の絵画世界を展開した。

ホイッスラーは、1834年にアメリカ・マサチューセッツ州ローウェルに土木技師の子として生まれた。アメリカ人であるが、パリで美術を学び、画家としての生涯の大半をロンドンとパリで過ごしている。(Wikipedia より)

映画の中での名画『灰色と黒のアレンジメント-母の肖像』(Arrangement in Grey and Black: Portrait of the Painter’s Mother)の絵のサイズは、144.3×162.5cm 。

この名画、ホイッスラーの母親、アンナ・マクニール・ホイッスラーの肖像画は、1871年に描かれ、1872年にロンドンの王立芸術院で発表されて、現在は オルセー美術館(Musee d’Orsay)に所蔵されています。

当初、絵のタイトルには、『母の肖像』という言葉はなかっったものの、途中から絵のタイトルに『母の肖像』と追記され、映画「Mr.ビーン劇場版」の中で言われていたように、この絵が『ホイッスラーの母』と呼ばれるようになったそうです。

映画の中で、この絵の除幕式の際に、スタッフ全員、この絵の母親の顔の部分の絵が描かれたネクタイをはめていました。

私は3回目で映画を観たときに気づきました(笑)

こういうネクタイが本当に美術館に売っているのか・・
となんでも疑問に思ってしまう(苦笑)

オルセー美術館に行ったら、名画『灰色と黒のアレンジメント-母の肖像』を是非~♪

 

さて、映画「Mr.ビーン劇場版」の公開は1997年で、このブログを書いているのは2019年ですから、すでにもう22年経過しています。

そうなると気になるのは、やっぱり「あの人は今・・・」ですよね~

■「Mr.ビーン劇場版」の主な役者のその後

【Mr.ビーン】

Mr.ビーン役のローワン・アトキンソン(Rowan Sebastian Atkinson )は、1955年生まれ。なので、当時は42歳で、今は64歳です。
イギリスのコメディアンであり俳優であり、脚本家としても活躍しています。

【デヴィッド・ラングレー】

デヴィッド・ラングレー役のアメリカの俳優ピーター・マクニコル(Peter MacNicol)は1954年生まれで、現在もテレビドラマで活躍中。

なので、ローワン・アトキンソンの方が1年若いことになりますが、ピーター・マクニコルの方が若く見えました。

【アリソン・ラングレー】

デヴィッド・ラングレーの妻アリソン・ラングレーのパメラ・リード(Pamela Reed)は、1949年生まれ。

ローワン・アトキンソンより年上とは・・。
画像を探してみましたが、年を重ねてもチャーミングさは変わらず^^

【ラングレー家のこどもたち】

長女のジェニファー・ラングレー役のトリシア・ヴェッセイ(Tricia Vessey)は、1972年にアメリカで生まれ、今も女優・脚本家として活動しています。

そして、長男ケヴィン・ラングレーのアンドリュー・ローレンス(Andrew Lawrence)また、現在も俳優として活躍中。

アンドリュー・ローレンスは、1988年生まれなので、今年31歳ですが、画像を見ると目元の印象は変わりません^^

【ニュートン将軍】

映画の最後のほうにしか出て来なかったニュートン将軍のバート・レイノルズ(Burt Reynolds)は演技派の俳優で、アラフィフ世代の方はきっと名前を聞いたことがあると思います。

残念ながらバート・レイノルズは、2018年9月6日に82歳で亡くなりました。
ご冥福をお祈りいたします。

■おまけ・・イギリス男性について

「Mr.ビーン劇場版」の中でラングレー家のパパであるデヴィッドが、イギリス人のMr.ビーンを家に泊めることについて家族に説得する場面があります。

そのときに、娘のジェニファーが、「イギリスにはイイ男はいない」というような内容で日本語訳として書かれていました。

英語では【 All Englishmen are ugly. I just look at Prince Charles and weep.】と言っています。

チャールズ皇太子について、そういうことを言っていいの~~?? 
とびっくりもした場面でした。

 

映画はやっぱりその言語で、ささっと聞きとれるようになりたいです。

これからも映画をたくさん観て楽しみつつ(←ここ大事!)英語を学んでいきま~す♪

 

 

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