『ビリオンズ(Billions)』③<シリーズ1-6 取引> には、
【チャックとウエンディの関係は・・・】について主に書いています。
*『ビリオンズ(Billions)』③<シリーズ1-6 取引>
【チャックとウエンディの関係は・・・】
ウエンディは、ダラー・ビルの逮捕を知り、チャックのいる検事局へ行く。
ウエンディ「私は検事の妻よ。知っていたと疑われる」
チャック 「その場にいたら君はもっと怒っていた」
ウエンディ「疑われなかったわ」
チャック「検事局が行動を起こせば、誰も手出しはできない」
ウエンディ「・・・私の仕事よ」
チャック「君は才色兼備。乗り切れる」
ウエンディ「ふざけるな!!」
後日・・・
チャック 「きみに謝りたい。ひどい言い方をして」
ウエンディ「なぜボビーを激しく追うの?」
チャック 「それが仕事だ。彼は法を犯した。ズルをした」
ウエンディ「なぜあなたが? こんなにかかわる事件はある?」
チャック 「4~5件ある」
ウエンディ「これも必要?身をひいたら?」
チャック 「僕のチームと市民のために起訴する責任がある」
ウエンディ「他の人でもいいじゃない。ブライアンか東地区にまかせたら?」
チャック 「この事件を?SECも東地区も検事総長も、ボビー・アクセルロッドを狙い、待っていた。行動を起こしたのは、結局僕だけだ。」
ウエンディ「この件は私への挑戦状よ。わかる?」
チャック 「これは君よりも大きい。彼はヨーロッパの国のGDPより巨額を動かす。僕なら有罪にできる」
ウエンディ「あなたの思い違いよ。だってあんな彼を見たのははじめて。徹底抗戦の構えよ。彼は地面をも焼き尽くす」
チャック 「他に何をしている」
ウエンディ「いえるわけない。誓ったのよ」
チャック 「僕も担当を辞任できない」
ウエンディ「できるわ。しないだけ」
↑もう平行線です。。。
チャックとウエンディは、チャックの両親の家へ。
そこで、チャックも、チャックのお父さんもボビーのことを悪くいうのでした。
チャックとチャックのお父さんが二人で外を歩いているシーンで、
チャックが、お父さんへウエンディが入れ知恵したと勘ぐる場面があります。
1回目みたときは、気づかなかったのですが、なぜチャックが気づいたのかというと、
チャックのお父さんもウエンディが使っていた「徹底抗戦の構えを準備をしている」という言葉とでしょう。
シリーズのずっと先ですが、同じように
他の人の入れ知恵ということは、まったく同じ単語を使うことによって、よくわかる回がありました。
ウエンディが自分のお父さんに入れ知恵をしたと勘ぐったチャックは帰宅するとウエンディに対して怒るのでした。
●チャックとウエンディの司法取引に向けての会話
チャック「自分の仕事を守るふりをしてボビーを守っている」
ウエンディ「私が守りたいのはあなた。それに、私とボビーとお父さん」
↑
やっぱり、ウエンディはボビーのことも守りたいのです♡
ウエンディ「ボビーにとっては、わずかでも勝ちが必要なの。勝ちが見つけられなければ、違うゲームをする。彼だけの知っているルールでたたかって、相手の損失を大きくする。」
チャック「両方負けか。それで彼は満足か」
ウエンディ「彼はゼロから這い上がった。だから無意識に恐れている。ゼロに戻ることを期待している。ボビーは同じ恐怖を相手に与えることを楽しんでいる。特に恵まれた人に」
チャック「イーズ家か?」 (←1-2命名権 参照)
ウエンディ「私の知っているボビーは、私に見せている顔だけよ」
チャック「君が彼を一番わかっている」
ウエンディ「彼を本当にわかっている人はいるかしら」「彼は一歩先を行っている。そう見えないときは特に。落ちるときは道ずれに」
チャック「恐れずに、起訴する」
ウエンディ「彼の狙いは、あなたが野心のために勝負に固執することよ。あなたの神経を逆なでしてミスをさそう」
チャック「これが他の事件なら今の段階で司法取引を考える。できればキャリを左右する適当に選ばれた12人の陪審員に法でなく感情で決める連中に。彼は取引するか?」
ウエンディ「それが勝ちならば。出し抜いたと思えば確実」
チャック「彼を業界から締め出すことが条件だ」
ウエンディ「それだけは無理よ」
チャック「ファミリーオフィスなら」
ウエンディ「その話は弁護士に・・・」
チャック「弁護士にはうちに来てもらって、俺のやり方で進める」
ウエンディ「彼を説得するわ」
チャック「できるのか、僕らが相手にするボビーが。君の知らない彼なら?」
とういうことで、弁護士が動きだす。