中年夫婦の危機、または危機に感じたことは誰しもあるとは思います。(・・きっと)
そんなときは、夫婦一緒にこの映画をご覧あれ~
公開時に、この映画は評論家から好意的なレビューを受け、Rotten Tomatoesでは78%が前向きな投稿をし、「新鮮」と認定された。また、興行成績も好調で公開第一週目に19,104,303ドル収入し、5000万ドルの予算を遙かに超える、14,000万ドルを全体で収入した。ライアン・ゴズリングはゴールデングローブ賞の 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)でノミネートされた。アメリカ合衆国ではDVDとBlu-ray Discが2011年11月1日に発売された(Wikipedia)
■映画『ラブ・アゲイン』のネタバレなしのあらすじ
突然離婚を切り出され、途方に暮れていたキャルに恋愛指南をすることにしたモテ男のジェイコブ。巧みな話術で女性たちをとりこにする彼自身も運命の相手と出会う。(Netflix)
<映画情報>
製作国/公開:アメリカ/2011年
上映時間:118分
原題:Crazy, Stupid, Love.
監督:グレン・フィカーラ/ジョン・レクア
脚本:ダン・フォーゲルマン
日本劇場公開:2011年
■映画『ラブ・アゲイン』の主な登場人物/キャスト
【キャル・ウィーバー】・・突然妻のエミリーから離婚を申し込まれてしまう主人公
*スティーヴ・カレル(Steve Carell)
1962年アメリカ生まれの俳優、コメディアン、脚本家、映画プロデューサー
この作品にも製作として携わっています。
2005年『40歳の童貞男』のアンディ・スティッザー役
2007年『エバン・オールマイティ』のエバン・バクスター役
2007年『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』本人役
2013年『怪盗グルーのミニオン危機一発』のフェロニアス・グルーの声の出演
2015年『マネー・ショート 華麗なる大逆転』マーク・バウム役
2015年『ミニオンズ』フェロニアス・グルー(幼少期)の声の出演
2009年11月、経済誌『フォーブス』が「アメリカのテレビ界で最も稼いでいる男性」のランキングを発表し、2008年6月から2009年6月までの収入が2,100万ドル(日本円で約18億9000万円)で5位にランクインした。2011年10月、経済誌『フォーブス』が「テレビ界で最も稼いでいる俳優」のランキングを発表し、2010年5月から2011年5月までで1,500万ドル(日本円で約11億4,000万円)を稼いで3位にランクインした。(Wikipedia)
【エミリー・ウィーバー】・・キャルの奥さんだが、同僚のデイビッドと浮気をしてしまう
*ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)
1960年アメリカ生まれの女優、数々の映画に出演
以下の映画のジュリアン・ムーアが印象的でした。
2002年『エデンより彼方に』のキャシー・ウィテカー役(はじめて見て、その美しさに惚れてしましました)
2002年『めぐりあう時間たち』のローラ・ブラウン役
2013年『マップ・トゥ・ザ・スターズ』の ハヴァナ・シーグランド役でカンヌ国際映画祭女優賞受賞
2014年『アリスのままで』のアリス・ハウランド役。(アカデミー主演女優賞受賞/英国アカデミー賞 主演女優賞受賞/ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)受賞/全米映画俳優組合賞主演女優賞受賞/
放送映画批評家協会賞主演女優賞受賞他多数受賞)
【ジェイコブ・パーマー】・・魅力的な遊び人
*ライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)
1980年カナダ生まれで俳優・ミュージシャン
この映画では、ゴールデングローブ賞の候補に。
映画やドラマへの出演多数。
2004年『きみに読む物語』のノア役で注目されだす
2015年『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のジャレッド・ヴェネット役
2016年『ラ・ラ・ランド』のセバスチャン・ワイルダー役
【ハンナ・ウィーバー 】・・最近ロースクールを卒業したばかりで彼からのプロポーズをまっている
*エマ・ストーン(Emma Stone)
1988年アメリカ生まれの女優
2014年の『マジック・イン・ムーンライト』のソフィ・ベイカーの役は印象的。
この作品ではコリン・ファースも出演し、監督・脚本はウディ・アレン。
2015年の『アロハ』では、ブラッドリー・クーパーの相手役
2015年の『教授のおかしな妄想殺人』のジル役。この作品も監督・脚本はウディ・アレン
2016年の『ラ・ラ・ランド』のミア・ドーラン役として、第89回アカデミー賞主演女優賞受賞/ヴェネツィア国際映画祭女優賞受賞/第74回ゴールデングローブ賞主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)受賞。
そして、ライアン・ゴズリングとも共演
【ロビー・ウィーバー】・・ウィーバー家の長男
*ジョナ・ボボ(Jonah Bobo)
1997年アメリカ生まれの俳優。
まだピチピチの20代。
大人になっての活躍を期待しています。
【モリー・ウィーバー】・・ロビーの妹
* ジョーイ・キング(Joey King)
1999年生まれのアメリカの女優・歌手
2018年『キスから始まるものがたり』の主役エル・エヴァンス役
2020年『キスから始まるものがたり2』でも同じ役
このNetflixのティーン向けロマンティックコメディ、とても気にっています♡
【ジェシカ・ライリー 】・・ウィーバー家のベビーシッター
*アナリー・ティプトン(Analeigh Tipton)
1988年アメリカ生まれ
個性的な存在なので、印象に残る女優さん。
【ケイト・タファティ】・・キャルがナンパした女性のうちの一人
*マリサ・トメイ(Marisa Tomei)
1964年アメリカ生まれ
以前より私はマリサ・トメイが好き。
怒ってもなんとなく表情がキュートで、いくつになってもかわいらしさが漂っています。
2000年『ハート・オブ・ウーマン』のローラ役
2014年『Re:LIFE~リライフ~』のホリー・カーペンター役
2015年『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』のThe Dog Owner
2015年『クーパー家の晩餐会』のエマ役
2015年『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のシンシア・バウム役
※2015年の『マネー・ショート 華麗なる大逆転』で、スティーヴ・カレル、ライアン・ゴズリング、マリサ・トメイが共演していることになります。
■映画『ラブ・アゲイン』の感想
中年の夫婦の危機をメインに描きつつも、10代、20代の子たちの恋愛も同時に展開させていく。
さまざまな年代が、自分に近い年代の恋愛に無意識のうちにフォーカスして見ているはずなので、
もし今が20代としたら、ハンナに一番親近感を感じると思うが、結婚して何年かたってみると、今度は、ハンナの母親のエミリーの気持ちがよくわかるようになるはずです。
主人公のキャルがいろんな女性と≪遊ぶ≫ということ以外の、なんとか努力して奥さんの気持ちを取り戻そうとするその気持ちは、きっと男性よりも女性受けすると思います。
今回記事にしてわかったのは、この時に出演していたキャルとエミリーの娘役のモリーを演じたジョーイ・キングが『キスから始まるものがたり』の主役のエル・エヴァンス役ということで、一人感動してしまいました。
子役として出演していても、映画の世界から去っていく人もいますが成長しても女優や俳優として活躍していると思うと嬉しいものですね。
『ラブ・アゲイン』コメディとはいえ、爽やかな気持ち、若い頃の気持ち、ほっこりとした温かい気持ちになれる作品です。
■映画『ラブ・アゲイン』のタイトル評
原題の『Crazy, Stupid, Love.』のタイトルはテンポがいいのに邦題に活かせなくて残念。
『ラブ・アゲイン』と聞くと、またその恋愛は復活するのねと想像できるので、安心して見られますが。
登場人物が織りなすストーリーは、まさに【Crazy】(おかしく)、【Stupid】(おまぬけ)です。そんな原題、気に入っています。