【名画が見られる+笑える映画=この映画!】『Mr.ビーン劇場版』<ネタバレなし>の あらすじ・キャスト・感想

こんにちは

映画「ジョニー・イングリッシュ」の後、もう一度 Mr. ビーンの映画を観ることにした 映画案内人 もすりん です。


映画「Mr.ビーン劇場版」の後半で少しだけ 絵の説明をするため、 Mr. ビーンは、集まっている人の前で話をしたりします。

これまでのテレビドラマでのMr. ビーンは、ほとんど話をしたりしませんが、この映画では、上の場面のほかに少し話をする場面もあることも見どころの一つです。

基本的には、サイレント映画の流れをくむ 視覚的な<笑い>のため、英語版のままでも 見ているだけで笑えてしまいますですから、お子さんとも楽しめます^^

ということで、今日は、イギリスとアメリカの共同製作された1997年公開の 映画版 Mr.ビーンの 第1作目。
公開後 瞬く間に大ヒットした映画「Mr.ビーン劇場版」のご紹介です♪

 

※映画「Mr.ビーン劇場版」の こぼれ話 あれやこれや ⇒ コチラ

 

■映画「Mr.ビーン劇場版」のあらすじ

ロンドンのナショナル・ギャラリーの美術館での監視としてお仕事をしているMr.ビーン。(ナショナル・ギャラリー National Galleryは実在です。)

トラブルメーカーのため辞めさせたいと学芸員たちは常々思っていたが、会長のお気に入りのため、簡単にクビにすることはできない。

そんなある日、パリのオルセー美術館の名画『ホイッスラーの母の肖像』が、アメリカのニュートン将軍の5000万ドルの寄付により、ロサンゼルスにあるグリアソン美術館が購入することになる。

そして、グリアソン美術館から、その絵の除幕式には、イギリスのナショナル・ギャラリーの美術館員から<優秀な学者>派遣してほしいと依頼される。

その<優秀な学者>が携わる仕事の内容は、名画『ホイッスラーの母の肖像』の除幕式の式典を仕切ったり、2ケ月間の期間中に講演などしてほしいというものだった。

そこで、学芸員たちは、<史上最悪の館員>のMr.ビーンを厄介払いするために、Mr.ビーンを美術の専門家と偽ってグリアソン美術館へ送り込む。
ローゼンブルグ博士は、その推薦状にMr.ビーンのことを<我々など及ばない大天才>と書き添えていたのだった。

Mr.ビーンのロサンゼルスでの滞在先は、グリアソン美術館のであるデヴィッド・ラングレーの申し出により自宅に決まる。

美術の博士が来るというので、デヴィッドは家族に説得するも、2ケ月という長期滞在に妻も娘も息子もいい顔をせず、2日ほどで追い出してとデヴィッドに言い出すしまつ。

そして、当日を迎え、実際に家に来た Mr.ビーンは、どうしても変なおじさんにしか見えない。

が、当初デヴィッドは、Mr.ビーンが美術の博士で天才だから 仕方ないと思い込もうとするも、結局、色々な騒動に巻き込まれていく。

デヴィッドの妻のアリソンは、デヴィッドにMr.ビーンをすぐに追い出すように頼むが、追い出せなかったため、妻は娘と息子を連れて妻の実家へ戻ってします。

家の残されたデヴィッドとMr.ビーンは、遊園地へ行くも、Mr.ビーンがアトラクションのプログラムを触ってしまって怒られてしまったり。
また、デヴィッドの上司が食事に来たため、料理を依頼するも、どうみても入りきらないとわかる大きさの七面鳥を電子レンジに無理押し込み、結局 爆発させるなど家の中もめちゃくちゃに。

ここで、やっと デヴィッドも、Mr.ビーンが、美術の博士でもないし、美術の知識も全くないこと知るのだった。

そしてとんでもない事件が起こる。

なんと、名画『ホイッスラーの母の肖像』の顔の部分をMr.ビーンが汚してしまうという。

さて、これから どうなるのか・・・

■主な登場人物

【Mr.ビーン】

Mr.ビーンには、おなじみ ローワン・アトキンソン(Rowan Sebastian Atkinson )。

Mr.ビーンの体や顔の動かし方は実に不思議(笑)
映画の中で、火星人よりも不気味・・とまで言われています。

★ローワン・アトキンソンさんの2014年~の3番目の奥さまは、イギリスの2016からの番組『ザ・ウィンザーズ』のキャサリン妃役を演じているルイーズ・フォード(Louise Ford)

【デヴィッド・ラングレー】

Mr.ビーンの世話を自ら引き受けることにしたデヴィッド・ラングレー役には、アメリカの俳優ピーター・マクニコル(Peter MacNicol)。

Mr.ビーンはロサンゼルスでラングレー家に2ケ月の間滞在することになり、デヴィッドはMr.ビーンに呆れつつも、最後まで面倒を見ます。
突き放したいと気持ちで いっぱいなのに、なかなかそうはできない 人のいいラングレー家のパパ。

【アリソン・ラングレー】

デヴィッド・ラングレーの妻、アリソン・ラングレーには、パメラ・リード(Pamela Reed)

デヴィッドを置いて実家に帰ってもやっぱり夫が心配になって家に戻って来ます。心ではちゃんと夫を愛しているアリソン。

【ラングレー家のこどもたち】

ティーンエイジャーの長女のジェニファー・ラングレーには、トリシア・ヴェッセイ(Tricia Vessey)、そして、弟ケヴィン・ラングレーは、アンドリュー・ローレンス(Andrew Lawrence)。

【ニュートン将軍】

ニュートン将軍は、アメリカ人画家が描いた名画『ホイッスラーの母の肖像』を購入するためにグリアソン美術館に5000万ドルの寄付をします。

最後のほうにしか出てきませんが、ニュートン将軍には、バート・レイノルズ(Burt Reynolds)。

■映画を観ての感想

最初はロンドンにあるナショナル・ギャラリーの館内が撮影されています。
とても立派でお部屋ですし、古い絵もいくつか飾られていますから、登場人物よりも、背景に目がいってしまいます^^

Mr.ビーンは多くの名画の監視役なのに、すっかり居眠り。
美術館の一室の上の豪華なシャンデリア付近からも撮影されていて、荘厳な建物とMr.ビーンが眠りこけている姿、何とも言えない対比です。

大理石も使われている美術館内が映し出されるのは、残念ながら、最初の場面だけですが、ここは私の好きな場面です。

それ以降、Mr.ビーンは<美術の大天才な博士>という偽の肩書でアメリカ行きますが、飛行機の中でもハプニングが始まり、映画の1時間29分は、あっという間に過ぎてしまいました。

自らMr.ビーンの世話係を買って出たデヴィッド・ラングレーもトラブルに巻き込まれて だんだんと疲れ果てていきますが、それでも突き放さない人の好さ。
映画の最後には、デヴィッドも家族の人たちもMr.ビーンへの気持ちが変わっていくところは、心がほっこりします。

ラングレー家のみんなは、Mr.ビーンを家で見送り、デヴィッドは空港まで付き添い、別れます。

Mr.ビーンがデヴィッドをハグするシーンは、これまで変なおじさんとしか見えなかったMr.ビーンのことを、彼が、まるで小動物のようにキュートにさえ感じされられるのでした。

この映画は「お笑い」のはずなのに、この最後の別れ際のシーンだけは、胸がジーンとして ちょっと寂しさをも感じたり・・

 

それにしても、グリアソン美術館にある名画『ホイッスラーの母の肖像』が偽物とわかったら、デヴィッドどうなるの? と気になってしまいそうになりますが、そこは娯楽映画の中の世界なので、大丈夫! 
と自分に言い聞かせる 映画案内人 もすりん でした(笑)

映画おすすめ度:💛💛💛💛💛 

 

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【参考】
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💛💛💛・・・・・まあまあ普通