【2005年全米興行収入6位のラブコメ】『ウエディング・クラッシャーズ』<ネタバレなし>の あらすじ ・キャスト・感想

最初は軽~く感じると思いますが、出演者もなかなか豪華。
是非、最後まで観てほしいと思う作品です。

製作費 の$40,000,000に対して、興行収入は$285,176,741。
2005年の全米で興行収入ヒットした劇場映画では6位という人気ぶり。

この年の1位は?とか、この映画は何位?と、気になると思いますので、参考に・・・

1位『スター・ウォーズ エピソードIII シスの復讐』
2位『ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女』
3位『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
4位『宇宙戦争』
5位『キング・コング』
6位『ウエディング・クラッシャーズ』
7位『バットマン ビギンズ』
8位『チャーリーとチョコレート工場』
9位『マダガスカル』
10位『Mr.&Mrs.スミス』
11位『最後の恋のはじめ方』

なぜか6位なのに、日本の劇場では未公開なのでした。

 

映画『ウエディング・クラッシャーズ』のネタバレなしのあらすじ

女の子をゲットするのに最適の場所…それは結婚式。他人の結婚式で女の子たちを口説き落とす”結婚式荒らし”の2人はいつものようにある結婚式に忍び込むが…。(Netflix)

<映画情報>
製作国/公開:2005年 アメリカ
上映時間:119分
原題:Wedding Crashers
監督:デヴィッド・ドブキン
脚本:スティーブ・フェイバー ボブ・フィッシャー
日本劇場:未公開

テレビ東京の午後のロードショーでは、『ウエディング・クラッシャーズ 結婚式でハメハメ』というサブタイトル付きで放送

受賞歴
MTVムービー・アワード(2006年): 作品賞
MTVムービー・アワード(2006年): チーム賞(オーウェン・ウィルソン&ヴィンス・ヴォーン)
MTVムービー・アワード(2006年): 新人賞(アイラ・フィッシャー)
ティーン・チョイス・アワード(2006年): 女優賞 (レイチェル・マクアダムス)
(Wikipedia)

■映画『ウエディング・クラッシャーズ』の主な登場人物/キャスト

【ジョン】・・・ウエディング・クラッシャーの一人

オーウェン・ウィルソン(Owen Wilson)
1969年アメリカ生まれの俳優、声優、脚本家
弟ルーク・ウィルソン(Luke Wilson)も俳優。

※オーウェン・ウィルソンってどんな人?

映画の中では能天気なプレイボーイを演じることが多いが実際には生真面目で誠実な性質である。
『ウェディング・クラッシャーズ』の際にも「こうした馬鹿げたことはせいぜい20代までで卒業すべき」といった趣旨の発言をしている。(Wikipedia)

そんな話を聞くと、ますますファンになります💛

※2017年の『ファーザー・フィギュア』のカイル・レイノルズ役など多くの映画作品に出演

 

【ジェレミー】・・・ジョンの相棒でウエディング・クラッシャー

ヴィンス・ヴォーン (Vince Vaughn)
1970年アメリカ生まれの俳優、プロデューサー

ジェレミー役のヴィンス・ヴォーンと、ジョン役のオーウェン・ウィルソンが二人並ぶとオーウェン・ウィルソンが小さく見えますが、ヴィンス・ヴォーンの身長は196センチだからなのです。

※2006年『ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き』のゲリー役。


【ウィリアム・クリアリー】・・・アメリカの財務長官

クリストファー・ウォーケン (Christopher Walken)
1943年アメリカ生まれの俳優。
舞台のミュージカル俳優出身で映画デビュー以前も舞台作品において数々の賞を受賞している実力派俳優。

※参考※
2002年『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』主人公フランク・アバグネイルの父親役
2016年『メン・イン・キャット』のフェリックス役
2017年『ファーザー・フィギュア』の獣医師役



【クレア・クリアリー】・・・アメリカ財務長官ウィリアムの二女でジョンが恋するも婚約者がいる女性

レイチェル・マクアダムス (Rachel McAdams)
1978年カナダ出身

※参考※
2004年『きみに読む物語』のアリー・ハミルトン 
2010年『恋とニュースのつくり方』のベッキー役
2013年『アバウト・タイム?愛おしい時間について?』のメアリー役
2015年『アロハ』では主人公のブライアン役のブラッドリー・クーパーの元妻役
2015年『スポットライト 世紀のスクープ』サーシャ役
他多数

 


【グロリア・クリアリー】・・・・・・アメリカ財務長官ウィリアムの三女でジェレミーに夢中

アイラ・フィッシャー (Isla Fisher)
1976年国籍はオーストラリア

※参考※
2012年『バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!』ケイティ役
2018年『TAG タグ』のメアリー役

 


【キャサリーン・クリアリ-】・・・アメリカ財務長官ウィリアムの魅惑的な妻

ジェーン・シーモア (Jane Seymour)
1951年イギリス生まれ

※参考※
1973年『007 死ぬのは奴らだ』ではボンドガールのソリテア役
1980年『ある日どこかで』のエリーズ・マッケナ役。

今でも美しいですが、若かりし日の美しいジェーン・シーモア。
若いころのジェーン・シーモアは、あまりにも美しく、映画を観終わっても頭から離れないほと。

配偶者については、
1971年 – 1973年 リチャード・アッテンボロー(Michael Attenborough)映画での共演者
1977年 – 1978年 ジェフリー・プレーナー(Geoffrey Planer)
1981年 – 1992年 デイヴィッド・フリン(David Flynn)
1993年 – 2015年 ジェームズ・キーチ(James Keach)映画監督    

 

【サック・ロッジ】・・・クレアの婚約者

ブラッドリー・クーパー (Bradley Cooper)
1975年アメリカ生まれの俳優、映画監督、映画プロデューサー

※参考※
2008年『イエスマン “YES”は人生のパスワード』のピーター役
2009年『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』のフィル役
2011年『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』のフィル役
2013年『ハングオーバー!!! 最後の反省会』のフィル役
2015年『アロハ』のブライアン役
2019年『ジョーカー』ではこの映画の製作に名を連ねています

■映画『ウエディング・クラッシャーズ』の感想

なんと軽い映画なんでしょう‥と思いつつ見ていくと、出演する俳優・女優さが豪華ということが分かり、どんどん映画に引き込まれていきます。

いつもの〈お遊び〉のつもりが予期せず本物の愛が芽生えていき、前半の軽さはどこへ・・・

それにしても、レイチェル・マクアダムスは、とってもキュート💛

この映画では、オーウェン・ウィルソン演じる主人公のライバルがブラッドリー・クーパーという贅沢さ。
ブラッドリー・クーパーが嫌な奴で主役級の役どころではなかった時代の映画という意味でも貴重な作品です。

あなたは、オーウェン・ウィルソン派? それとも ブラッドリー・クーパー派

迷いますよね(*´艸`*)


日本で未公開の作品だけれど、イケメン、美女、名俳優、名女優が登場するけれども、お気楽に観られる映画です。

あと、ウィル・フェレルもチャズ役で出ていましたが、クレジットはなしだそうですが・・・。

■映画『ウエディング・クラッシャーズ』のタイトルから英語を学ぶコーナー

クラッシュと聞くと、車がクラッシュするなど激しくぶつかるということが思い浮かびそうですが、この映画のタイトルとは、しっくりこないため調べてみました。

日本語ではクラッシュとカタカナ表記はひとつですが、英単語にするとそれぞれ違ってきます。

①clash・・・衝突する
②crash・・・衝突したものが壊れる
③crush・・・押しつぶす

これらが基本的な動詞の意味で、今回の映画の原題は、②crash という動詞の名詞の複数形が使われています。

私はパーティーをぶち壊すという意味かと思ったのですが、途中からオーウェン・ウィルソンが荒れて結婚式をぶち壊してはいるものの、前半は特にそんな雰囲気もないので、なんでだろうと、もやっとしたのです。

すると、≪crash a party≫ が招待されていないのにパーティーに押し掛けることを意味する慣用表現で、押しかける人のことを≪party crasher≫ということがわかりました。

Wedding Crashersという慣用句はないようですが、原題の『Wedding Crashers』は、≪party crasher≫ という慣用句が基になって作られたタイトルだと思われます。

そうなると、原題、なかなかGood!です。

ただ、日本では、きちんと招待した人しかパーティーに参加でいないことが多いので、そこは文化の違いとしても、カタカナの『ウエディング・クラッシャーズ』にすると、原題への工夫が想いが伝わりづらくなってしまい、わかる人だけにはわかるタイトルになり、もったいないな~と感じています。