『ビリオンズ(Billions)』<シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?>-③の詳しいあらすじ(ネタバレ注意)

<シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?>-②の詳しいあらすじ の続きです。

『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?
*【ウエンディの転職話について】

ウエンディが自分の部屋にいると、転職の件で話していたチェイスがやってくる。

(チェイスについては、<シリーズ1-7.パンチ>-②の詳しいあらすじ に登場しています)

 

ウエンディは、彼の姿を見て「大胆ね」と。でもチェイスは、「そうじゃない、ワグスに顧客を紹介しにきた。会社の評判が落ちても働きたい若者は大勢いる」と。

そのあとチェイスは「君はお見通しだな」と伝えそのあとにウエンディに転職を断った理由をきく。

ウエンディは「今はデモ隊がいるから、辞められない。会社には私が必要なの。先方が急いでいるのなら辞める」と、チェイスはわかったと伝えた後、新しいバーの話を持ち出し誘うが、ウエンデイは帰るように促すのでした。

 

(私がウエンデイのいいところは、アックス社を見捨てて辞めないところ。こういう状況において、その人がどういう行動をとるのかで、その人物像がよくわかるもの。ちょっと見直した場面でした)

『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?
*【ララとウエンディの会話】

この1-9で、怖いと思ったのが、ララとウエンディの会話。

ララがウエンディの部屋にやってきて、「ボビーのことで、お店が巻き添えに」というので、セッションしようとする。

ララ「あなたならどうする? 悪いことはしていないのに、標的になる。あなただけじゃなくて愛するひとも巻き添えに。これって正しいこと?」

ウエンディ「夫に口添えしてほしいのね。できない」

ララ「どうして」

ウエンディ「担当じゃない」

ララ「口だけでしょ」

ウエンディ「はっきり言っておく。私と夫の仕事は全く別物よ。線を引いている」

ララ「運がいいわね。私は線を引けない」

そこでウエンディは、必要ならと他のセラピストを紹介するのでした。

 

さすがのウエンデイも困ったような表情です。

この二人の女の対決、感情をあらわにして大声を出すことは決してありませんが、静に怖く感じた場面でした。

『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?
*【アックス・キャピタル社では・・】

ワグスもボビーにドニーはどこかを聞く。

ワグス「君に従ってきたが、彼を隠す理由がわからない」

ボビー「俺も知らない」

ワグス「パウチのときは、俺をだましただろう」

ボビー「今回は違う。Jホールにも探させている。」と

ワグスはどうするかをボビーに聞くが、ボビーもわからないと答えるのでした。

 

『ビリオンズ(Billions)』シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?
*【検事局での動き】

チャックが帰宅してウエンディと話をしていると、チャックに電話が入り、マサチューセッツ州にいることがわかり、警察官が料金所で待機。だが、乗っていたのは、ドニーでもなく、車の違い、どうやら車載器(ETCのこと)を乗せ換えていたことが判明。その後、ニュージャージー州にうることが分かったのでした。
チャックは「そういう連中だ。ずる賢くて悪知恵が働く。称賛すべきかな」と皮肉をいう。さらに続けて「うちの犬を食べたのは隣のライオンだ。本来なら犬を外へ出す前に考えるべきだった。あいつらはバランスで成り立ってオイル。リスクをとったりさけたりして利益をあげようとしている。損失の備えて先に先手を打つ。うちも同じ手で対抗するときが来たようだ。」といって次の行動へ。(※投資を学ばれているかたは、【リスクをとったりさけたりして利益をあげる】ことがヒントになるかと思います。ある程度リスクをとらないと利益はとれないし、リスクは避けないと損をするし。このバランスという言葉、参考になりそうです♪)

夜に元南地区の検事局にいて、今は東地区の検事局にいるロニーの自宅まで会いにいく(ロニーは<シリーズ1-3 ヤムタイム>から登場)

チャック「リベンジのチャンスだ」

ロニー「銃の違法取引をした若者に7年の刑を求めたが、判事は35年の刑に。とんでもない正義で納得がいかない。内部審査を申し出たらあなたは却下した。覚えていますか?」

チャック「いいや」

ロニー「彼は検察側だと」

チャック「考え直した。ケインズ曰く“事実が変われば”だ。判事のウィルコックを徹底して調べろ」

ロニー「相手は連邦検事です。邪魔なんですか?理由は?」

チャック「彼が潔白ならそれでいい」

ロニー「調べるには協力が必要だ」

チャック「安心しろ」

ロニー「東地区も巻き込みますよ」

チャック「正義のためならだれの手柄でもいい」

(そうはいいながら、ボビーのことはそんな感じではないのです。だからこそドラマがどんどん展開していきます。<シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?>-②の中でFBIのテリーがチャックの言葉と心がズレているというのは、このときも該当するのでした。)

 

【Netflix】『ビリオンズ(Billions)』<シリーズ1-9. ドニーはいったいどこだ?>-④の詳しいあらすじ(ネタバレ注意) に続きます。