【恋愛の参考になるラブコメ】『そんな彼なら捨てちゃえば?』<ネタバレなし>の あらすじ ・キャスト・感想

2009年に全米第1位初登場と大ヒットしたラブコメ映画。キャストもかなり豪華。
登場人物が多いため、この映画を観るときに誰の視点になるかで、感じ方が変わることもあり、繰り返し観られる作品です。

■映画『そんな彼なら捨てちゃえば?』のネタバレなしのあらすじ

大ベストセラーとなったグレッグ・ベーレントの恋愛バイブルを原作に、ボルチモアに暮らす複数の男女の恋の駆け引きとその結末を描くロマンチックコメディ。(Netflix)

『そんな彼なら捨てちゃえば?』(He’s Just Not That into You)は、2009年のアメリカ映画。テレビシリーズ『Sex and the City』の脚本家グレッグ・ベーレントとリズ・タシーロ原作の『そんな彼ならすてちゃえば』及び『恋愛修行 最高のパートナーと結婚するための恋愛心得』を映画化。全米第1位初登場と大ヒットした。なお原題の直訳は「彼はあなたに興味がない」。(Wikipedia)

 

<映画情報>
製作国/公開:2009年 アメリカ
上映時間:129分
原題:He’s Just Not That into You
監督:ケン・クワピス
製作指揮官:ドリュー・バリモア/トビー・エメリッヒ/ミシェル・ワイス/マイケル・ビューグ
原作: グレッグ・ベーレント/リズ・タシーロ
『そんな彼なら捨てちゃえば』及び『恋愛修行 最高のパートナーと結婚するための恋愛心得』の映画化
日本劇場公開:2009年8月


製作費     $25,000,000
興行収入   $178,846,899

■映画『そんな彼なら捨てちゃえば?』の主な登場人物/キャスト

【ジジ・フィリップス】

彼募集中だけれどなかなか自分を好きになってくれる男性に巡り合えていないので、ジャニーンの家の改築の際に担当している不動産業者のコナーを紹介してもらってデートするが・・・

ジニファー・グッドウィン(Ginnifer Goodwin)1978年アメリカ生まれの女優。映画やドラマで活躍。

<参考>
2016年の『ズートピア』ではジュディの声優。
2011年『幸せのジンクス』のレイチェル役。この作品も『そんな彼なら捨てちゃえば?』同様なかなかいいです(^^)

 

【アレックス 】

バーの店長でコナーの友人。取り巻きの女性は多く、バーに来ていたジジの恋愛の相談相手になる。

ジャスティン・ロング(Justin Long)1978年アメリカ生まれの俳優。
どこかで見たことがある感じがする親しみやすさを感じる俳優です。

<参考>
2006年 『ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き』のクリストファー役。

2007年8月にドリュー・バリモアがプロデュースした映画『そんな彼なら捨てちゃえば?』がきっかけでバリモアと交際を始め、2008年4月には『イン・タッチ』誌で「イチャイチャ度ナンバーワンカップル」に選ばれるが、同年7月に破局する。(Wikipedia)

 

【ベス・バーレット】

ニールとは7年間同棲しているが結婚したがらない彼に不満を持っている

ジェニファー・アニストン(Jennifer Aniston)1969年アメリカ生まれの女優。身長164センチということなので、意外に小柄。

<参考>
2006年 『ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き』
2011年 『モンスター上司』
2014年 『モンスター上司2』
2016年 『クレイジー・パーティー』 
2018年『ダンプリン』

その他多数の映画ドラマに出演

 

【ニール】

ベスの恋人。彼女に夢中だけれど結婚を躊躇している

ベン・アフレック(Ben Affleck)1972年アメリカ生まれの俳優、脚本家、映画監督、映画プロデューサー。身長192cm。

<参考>
2014年 『ゴーン・ガール』のニック役。

多くの映画に出ていますが、あまりチェックしていなかった気がします。

 

【ジャニーン・ガンダース】

ジジやベスと同じ会社に勤めていて、ジジにコナーを紹介する。現在は改築のことで頭がいっぱいの状態

ジェニファー・コネリー(Jennifer Connelly)1970年アメリカ生まれの女優でモデル出身。

2005年にアムネスティ・インターナショナルUSAの人権教育大使に任命される。 ピープル誌などの「世界で最も美しい50人」に選ばれたこともある。

<参考>
2014年『ノア 約束の舟』のノアの妻役。他多くの映画に出演

【ベン・ガンダース】

ジャニーの結婚相手。ジャニーンになにかと押され気味。

ブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper)1975年アメリカ生まれの俳優、映画監督、映画プロデューサー、歌手。

2005年『ウエディング・クラッシャーズ』のサック役
2008年『イエスマン “YES”は人生のパスワード』のピーター役
2009年『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』
2011年『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』
2013年『ハングオーバー!!! 最後の反省会』
(ハングオーバーシリーズでは、フィル役)

 

【アンナ・マークス】

ヨガの講師をしている。スーパーでベンと出会い、彼が既婚者と知りつつも、ベンといい仲になる。

スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)1984年アメリカ生まれですが、国籍はアメリカとデンマーク。

多くの映画に出演していて、わたしもいくつか観ていますが、私が記事にしているのは2017年『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』だけでした(笑)
2008年の『ブーリン家の姉妹』でも本当に美しかった。

スカーレット・ヨハンソンが自分の目の前に現れて、笑顔で誘ってきたら、男性ならだれでも恋に落ちてしまうのもわかります♡

 

【コナー・バリー】

家の改築不動産業者でアンナと付き合っていたこともありアンナに夢中

ケヴィン・コナリー(Kevin Connolly)1974年アメリカ出身の俳優。6歳からコマーシャルに出演。
ドラマや映画でも活躍。

2004年『きみに読む物語』のフィン役としても出演しています。

 

【メアリー・ハリス】

広告代理店に勤めているが、彼氏ななかなかできない

ドリュー・バリモア(Drew Barrymore)1975年アメリカ生まれの女優、映画監督、プロデューサー、実業家で、この映画の製作総指揮でもある。芸歴は長く、生後11ケ月からCMに出演。『E.T.』天才子役としても有名です。

私は2004年の『50回目のファースト・キス』でのルーシー役が一番好きかな。
2014年『子連れじゃダメかしら?』でもアダム・サンドラーと共演しています。

 

■映画『そんな彼なら捨てちゃえば?』の感想

恋愛がうまくいかない女性に対して同性の女性はうまいこといって励ますものですが、この映画では、男性目線ズバリ切り捨ててくれます。

なかなか彼が忘れられない人にとっては、受け入れがたい直球の言葉ですが、現実を受け止めて、その彼のことをすっかりさっぱり忘れて次へと進むように促してくれています。

 

登場人物が多いので、恋愛段階での

・彼ができない悩み
・彼がいても結婚までなかなか進まない悩み
・結婚しても、お互いにすれ違って夫婦生活がうまくいかない悩み などが考えられます。


そうなんです、結婚したら幸せになるという幻想があります(断言!)

恋愛するまでは結婚したら幸せになるという思い込みで結婚というゴールを目指すけれど、結婚したら、次は子供をとか家を・・・とか、次の悩みが発生したり。

この映画では、最初にある言い方をすると、勝ち組と負け組がいるとしたら、その立場が逆転し、結婚についての考え方を語ってくれているところが興味深い。

ラブコメとして作られていますが、自分の恋愛状況が違ったときに、またこの映画を観ると感じることがきっと違ってくると思いますし、恋愛・結婚について冷静に見つめている作品でもあるので、年を重ねてからでもまた思うことがありそうです(笑)

 

■映画『そんな彼なら捨てちゃえば?』のタイトル評

なお原題の直訳は「彼はあなたに興味がない」という意味ですで、かなりストレート(笑)
こんな男性目線でのタイトルなら、私は見に行かないかな。

でも邦題のような「そんな彼なら捨てちゃえば?」という、女性に決定権を持たせたタイトル、素晴らしすぎです(笑)タイトルのつけ方、最高!! 大絶賛します。

ただし、映画をみていて「そんな彼なら捨てちゃえば?」という感じはしないかな。